幅広いシチュエーションですぐれたポテンシャルを発揮

毎年のように高性能ラジアルタイヤが発表される中、2019年にデビューしたBATTLAX HYPERSPORT S22は順調な売り上げを誇っているという。数あるラジアルタイヤの中でなぜそれほどの人気を長い間保っているのか。最新スポーツモデル・ヤマハYZF-R7に装着し、そのフィーリングをあらためて確認してみた。

走り出してすぐに感じたのは軽快な挙動だ。曲がろうと意識し荷重移動すると同時にスッとノーズが動き、狙ったラインをキッチリとトレース。軽すぎず行き過ぎず、ライダーの意志通りの動きはすぐに信頼感になった。

バンク中に路面を掴む感じがハッキリ伝わってくるのも安心感につながる。コーナーの出口でアクセルを開けていくと、トラクションが確実に路面に伝わりスムーズにコーナーを脱出。その一連の流れはスポーツフィーリングに満ちていてYZF‐R7がより思い通りに動くことに悦びを感じた。

さらに嬉しいのは温度依存性が低くウエット路面でのグリップも確保されていること。季節やツーリング先での状況変化に柔軟に対応することも多くのユーザーに受け入れられている理由のひとつなのだろうと感じた。



スポーツ気分を盛り上げる軽快なハンドリング

スポーツバイクの醍醐味は狙ったラインをビシッとトレースし、コーナーリングスピードを維持しつつダイナミックに立ち上がっていくこと。BATTLAX HYPERSPORT S22は、そんなフィーリングを体感しやすい特性を持つ。


ブレーキングからバンクまで続く絶大なる安心感

フロントタイヤはセンター部に低温時にも高グリップのゴムを採用。樹脂の配合を最適化することで幅広い温度域で高いグリップ性能を発揮する。そのためブレーキング時に感じられるギュッと路面をつかんだ感覚がバンク中もずっと続いてくれる。


不安なくアクセルを開けられるトラクション特性

アクセルを開けたとき、エンジンパワーが路面に伝わるフィーリングが明確に感じられる。しかもそれが微粒径シリカを配合することなどによってウェット路面でも体感できるのだ。不安要素を減らしてくれるタイヤだといえよう。


幅広い温度域でのドライグリップ性能が向上

ブレーキング時などに荷重がかかるフロントセンター部と、コーナーの立ち上がりで路面に強く押しつけられるリヤのミドル部にはグリップ力にすぐれたゴムを採用。走りをサポートする。


バトラックスのブランドにふさわしいスポーツ性能を、さまざまな路面状況下で発揮するラジアルタイヤだ。


グリップ感を伴う軽快なハンドリングは、ライダーにバイクを積極的に操る楽しさを実感させてくれるため「もっと走りたい」という気持ちを抱かせてくれる。


タイヤからのインフォメーションが明確じゃないと安心してバイクを操作できない。S22はライダーとの信頼関係を築けるタイヤだという印象を受けた。



BATTLAX HYPERSPORT S22

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コメント一覧
  1. 年寄りの冷や水ライダー より:

    厳しいコメントですが通り一遍の記事で何も伝わってこないレビューですね。2019年に発売まもなくピレリのロッソコルサ2から履き替えたことがありましたがバイクとの相性が良くなかった感じがしてリピートはしませんでした。素直なタイヤとは感じましたが記事にあるような感触は私にはなかった。
    まぁ優等生的なタイヤであるとは思いますが

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