カーボン製マウントで多様な車種に対応したスクリーン

今回紹介するマジカルレーシングのカーボントリムクリーンとカーボンバイザースクリーンは、1990年代にマジカルレーシングが世界GPシリーズ500㏄クラスのボディパーツを担当したことが開発の契機となった。当時、最高峰クラスのGP500㏄マシンはボディパーツの空力に関するオーダーは非常に厳しいものだった。それをクリアするために生まれたのがそれまでになかったハイブリッドスクリーンだ。

レースシーンで使われている空力にすぐれたアッパーカウルはスクリーン周りの形状がノーマルと微妙に異なる。そこで形状に近づけるためにカーボン製マウントに圧空成形のスクリーンの組み合わせで生み出されたのがカーボントリムスクリーンだ。カーボンマウントで理想に近い空力形状を、圧空成形スクリーンはクリアな視界を実現。空力とウインドプロテクションにすぐれた高機能スクリーンなのだ。

その技術をネイキッドやツアラーモデルに落とし込んだのがカーボンバイザースクリーンだ。もちろん性能や機能も同じ。カテゴリに関わらず、近年、高性能化するバイクには高機能スクリーンは必須アイテムと言えるだろう。


スクリーンラインナップ

圧空成形で生み出されたスクリーンは歪みも無く、クリアな視界を実現。左からクリア、スーパーコート、スモークの3種類をラインナップ。


カーボントリムスクリーン

平織りカーボン製(クリア/スモーク/スーパーコート)
綾織りカーボン製(クリア/スモーク/スーパーコート)


基本的には、スーパースポーツモデルに対応したのが、カーボントリムスクリーンだ。アッパーカウル形状をカーボン製マウントで理想の形状に近づけ、クリアで歪みの無い良好な視界の圧空成形スクリーンを組み合わせることで高い性能の機能的なスクリーンとなっている。


CBR1000RR-R装着例



Hayabusa装着例



YZF-R7装着例


カーボンラインナップ

カーボン製マウントは細かな織り目が美しい平織りカーボン、光沢が美しい綾織りの2種類をラインナップ。


カーボンバイザースクリーン

カーボンバイザースクリーンはネイキッドモデルやツアラーモデルに対応したものだ。イメージとしては新たにアッパーカウルを形成し、そこに圧空成形スクリーンを組み合わせたもの。機能性はカーボントリムスクリーンと同じようなクリアな視界やすぐれたウインドプロテクション効果を発揮する。


KATANA装着例



Ninja1000装着例



Z900RS装着例


ベーシックなスクリーンもラインナップ

軽量化と歪みの少ないクリアな視界を実現。




マジカルレーシング 072-977-2312 http://www.magicalracing.co.jp

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