日本のヘルメットメーカー・Kabuto(カブト)が、11月8日に開幕するミラノショーで初のオフロードヘルメット「GEOSYS(ジオシス)」を公開する。シールドや独自のウェイクスタビライザーでオンロード走行にも対応する人気のデュアルパーパスタイプだ。

GEOSYSは人気のアドベンチャーツアラーに対応したコンセプト

2006年にOGKからブランド名を変更して以来、ついにカブトがオフロードに対応したヘルメットをリリースする。ミラノショーに出品される「GEOSYS(ジオシス)」は、オンロードの長距離走行とオフロード走行をバランスよくカバーするデュアルパーパスヘルメット。近年人気になっているアドベンチャーツアラーに対応したコンセプトの製品だ。

GEOSYSは、アライのツアークロスやSHOEIのホーネットADVと同様、バイザーとシールドを標準装備。また、簡単に操作できるシーソーヘッドベンチレーションや4段階に調整可能なバイザー、シールドを装着したままゴーグルが使用可能な設計とするなど使い勝手も配慮されている。

GEOSYSの日本への導入は現状不明だが、人気のジャンルなだけに発売に期待!

GEOSYS [Kabuto] カラーはパールホワイト。サイズはXS/S/M/L/XL/XXLの6種類が用意されている。

GEOSYS [Kabuto] カラーはフラットブラック。

GEOSYS [Kabuto] カラーはブラックメタリック。

GEOSYS [Kabuto] カラーはフラットクールガンメタル。

開口部が広く操作が簡単なシーソーヘッドベンチレーションとあご部分にベンチレーションを装備。

バイザーは4段階の視野調整が可能。

ゴーグルはシールドを装着したまま上げた状態で使用可能だ。また、シールドはバイザーを付けたまま楽に脱着できる。

安全性と快適性を追求、インカムのバッテリースペースも用意

GEOSYSの帽体には、カブト独自のシェル一体型ウェイクスタビライザーや、帽体と内装をずらすことで多方向からの衝撃を緩和するMIPS(ミップス=多方向衝撃保護)も採用し、快適性と安全を高いレベルで追求。最新の欧州のヘルメット安全規格「ECEReg.22-06」にも準拠している。

また、今や多数のライダーが利用するインカムのバッテリースペースを後頭部下部に用意。B+COMやカルド、ミッドランドなどが合同で標準化を進める「ユニバーサルコミュニケーションソリューション」に対応したスペースになっている。

カブト独自のシェル一体型ウェイクスタビライザーを採用し、高速域でも首に負担を賭けず左右確認ができる。

MIPS(ミップス)を採用。

インカム用のバッテリーを収納可能なスペースを用意している。サイズはユニバーサルコミュニケーションソリューションの基準に対応。

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コメント一覧
  1. すーさん より:

    これでインナーバイザー装備なら買い!

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