KAWASAKI 「Z900RS」を筆頭に、「メグロ K3」「GB350」「CL250」「レブル」「XSR」「KATANA」など、その勢いがとどまるところを知らないバイクジャンル「ネオクラシック(ネオレトロ)」。
往年のネイキッドスタイルから、セパレートハンドルのカフェレーサースタイルまで、その"渋くも美しい"シルエットで現在も多くのバイクユーザーを魅了し続けています。
そのブームに乗り、バイクアパレルにも変化が訪れています。あえて古めかしいデザインを採用したものから、現代の最新デザインを取り入れたスマートなものまで、ネオクラシックバイクにマッチするアイテムが続々とラインナップされてきているのです。

今回はそんな、ネオクラシックやカフェレーサースタイルに似合う、オススメのバイクジャケットをご紹介していきたいと思います。

ネオクラシックにマッチするジャケットってなんだ?


そもそもネオクラシックにマッチするジャケットとは…結論から言うと、正解はありません。
『ネオクラシック=古めかしい・昔っぽいデザイン』なので、基本的にクラシックスタイルのバイクに合うジャケットなら、個人的に何を着ても良いと思います。
ですが、どうせ着るなら「安全性」や「機能面」など、バイク専用に作られたライディングジャケットを選んだほうが吉です。
ライディングジャケットにおいて、ネオクラシック系にマッチするタイプはざっくり以下の分類に分けられます。

レザージャケット


バイク乗りらしい格好といえばレザージャケットは外せない存在。
その特徴は、やはり"渋さ"。袖を通した時の少し重量感のある着心地、そして溢れ出る大人の雰囲気は、テキスタイルジャケットでは表現できません。
「レザーとバイク」。その昔から変わらないスタイルは、同じく現代に復活したネオクラシックバイクとの相性は抜群です。
近年ではソフトステアやゴートスキンなどを使用した軽く着やすいモデルがラインナップされている点や、フード付きでカジュアルさをプラスしたものなど、昔よりレザーとの距離が近くなってきています。

ひとつ難点を挙げるならば「防寒性」です。真冬になるとやはりテキスタイルジャケットに比べて、防寒性は劣ります。
しかし近年は電熱ウェアなど、あったかグッズを駆使して冬を乗り越えることもできるようになりました。
それでも寒いのはご愛嬌、「オシャレ」とは"我慢"です。

ミリタリージャケット


「バイク×ミリタリー」はもはや定番の組み合わせ。今年大ヒットした映画『トップガン マーヴェリック』で、その組み合わせはより一層世の中に浸透してきているような気がします。
ネオクラシックバイクとの相性も例に漏れず、ネイキッドスタイルやカフェスタイルなど基本的にどのような車種でも合います。また、スクランブラー系などオフロード要素をプラスしたバイクとの相性もバッチリです。

ミリタリージャケットをベースとした作りというだけあって、保温性も抜群。 MA-1などのフライトジャケットが代表格として挙げられますが、マイナスの気温域を想定して作られたMA-1を忠実に再現したものが多く非常に暖かいです。
一気に冷え込みが厳しくなるこれから時期におすすめできます。

テキスタイルジャケット


レザーのように重厚感がなく、ミリタリージャケットのようにコテコテ過ぎず、ナチュラルな印象のジャケットが好みなら、テキスタイルジャケットで間違いないでしょう。
基本的にフード付きなどカジュアルな印象を与えてくれるものが多い一方、エレガントでスマートな雰囲気を醸し出すものもあり、選択の自由度が高いのが特徴です。
また、アーバンスタイルを意識したモデルも多く、中にはバイク用・普段使いの両方で着回せるモデルも存在します。
防寒性については文句なし。防風フィルムを使っていたり、中綿をふんだんに使ったモデルが多いので、冬の季節にはうってつけのジャケットが充実しています。

以上の3つの分類の特徴が分かったところで、おすすめしたいジャケットを分類ごとに紹介していきたいと思います。

おすすめレザージャケット5選

カドヤ|FENNEL ジャケット 【K’S LEATHER】


レザー製品の老舗カドヤ。ことレザージャケットにおいては他の追従を許しません。
そのようなメーカーが幅広い趣向と年齢層のユーザーに向けて打ち出したのが「FENNELジャケット」。
肩・肘のタックロールが目を惹き、特にカフェレーサースタイルを意識したバイクに合うレザージャケットとなっています。
素材もしなやかで馴染みやすいゴートレザーを使用し、重厚な外見とは裏腹に着心地の良さが光る一着となっています。

カドヤ|REP [K’S LEATHER]


同じくカドヤがリリースしている継続モデル。
肘に施されたタックロールパッドと肘上のシャーリング。そして大きな特徴は、肩から後ろ脇に設置された大型シャーリング。腕周りの自由度が非常に高いため、ネイキッドのような上体が起きた姿勢はもちろん、カフェレーサースタイルのような前傾姿勢まで難なくこなせます。デザインとして良いアクセントとなっているのもポイントです。
カラー展開は、ブラックとグレーの2色。特にグレーに関してはデザインも相まってサイバーパンクファッションのような印象を受けます。
現代風の要素を多く取り入れたREP、まさしくネオクラシックというジャンルにマッチするジャケットとなっています。

ホンダ ライディングギア|【Honda×デグナー】 ゴートスキンダブルジャケット


HONDAが展開するアパレルブランド「ホンダライティングギア」と、京都発のレザーメーカー「デグナー」がコラボレーションしたヨーロピアンな雰囲気のあるダブルレザージャケット。
「革=重い」のイメージをゴートスキンで払拭し、エントリーユーザーでも扱いやすい仕様となっていて、ほかのレザージャケットにはない軽く包まれるような着心地が体験できます。また、2列のフロントファスナーによりサイズ調整が可能で、インナージャケット等も併せてご利用いただけます。
デザインについては左肩のHONDAウイングマーク以外に、ドットボタン/ウエスト調節ベルトのバックルに「DEGNER」の文字入りでコラボレーションが演出されています。

カドヤ|EURO CAPP ジャケット 【K’S LEATHER】


今ではもはや主流となった「フード付き革ジャン」の先がけ的な存在がこちらのジャケット。柔らかなオイルドゴート(山羊革)を使用した独特の風合いと質感が人気となっています。
カラー展開も今季から3色に広がりました。ブラックコーデでアーバンスタイルの着こなしもでき、ワインレッドやネイビーでファッショナブルな印象にもなるなど、幅広いユーザーから支持を受けています。

おすすめのミリタリージャケット5選

ヒューストン|MA-1 M/C ジャケット


ミリタリージャケットという言葉でまず思い浮かべるのは「MA-1」だと思います。
そんなMA-1をブランドのルーツとしているヒューストン。その中で人気が高いのがこのモデル。
胸部に設けられているタブや、裾まわりのリブ仕上げ、左腕に設けられたシガーポケットなど、「オリジナルのMA-1」を忠実に再現しつつ、特筆すべきはその暖かさ。気温10℃から-10℃を想定して作られたMA-1の姿形を忠実に再現されているため、抜群の保温性を誇ります。
一気に冷え込みが厳しくなるこの季節にピッタリです。

イエローコーン|YB-3302 ウィンタージャケット


イエローコーンといえば、「HIGHWAY MAGICIAN」「SLEDGE HAMMER」など、チタンプレートをあしらった無骨なジャケットという印象がありますが、実はミリタリージャケットもあるんです。
近年ではMA-1スタイルを取り入れ、そこにイエローコーンの世界観をプラス。ライディングポジションに適した裁断としつつ、両胸・腕に刺繍、背中にはレザーの切り文字で「YeLLOW CORN」が刻まれているなど、まさに「イエローコーン版:MA-1」といえるモデルとなっています。

POWERAGE:パワーエイジ|N-3Bライダース


ライディングウェアとしての機能はおさえつつ、街中でも違和感のないカジュアルなジャケットが特徴のパワーエイジ。
アメリカ空軍で採用されていたフライトジャケットである「N-3B」をモチーフとしたミリタリーテイストのジャケットで、別格の暖かさをもち、0℃を下回る環境でも寒さを感じさせません。
防風性の高いフロントフラップを3重にも配置しているなど、デザインのありとあらゆるところに保温のための工夫が散りばめられています。カジュアルなデザインのため、防寒着として普段使いもできる万能な一着です。

カドヤ|MAVERICK


商品名の通り、大ヒット映画『トップガン』の世界観をモチーフとしたウインタージャケット。
左腕に配置されたシガーポケットや裾まわりがリブ仕上げである点はフライトジャケットの特徴ですが、
両脇のポケットやフロントジッパーの開閉部に、外気の侵入を防ぐフラップが設けられているなど、ライディングジャケット特有の防風対策が施されています。
さらに軽量でなじみの良いゴート革を用いる事で、防寒の重衣料でありながら羽織りやすい仕上がりになっているのも、メーカーのこだわりが光る一着となっています。

バンソン|MA-1ジャケット


古き良きアメリカンカジュアルの代表格ともいえる「VANSON(バンソン)」。ブランド名を聞いてレザージャケットを連想する方も多いかと思いますが、近年の流行モデルはやはり「MA-1」。
アメカジの本場であるバンソンが手掛けるMA-1の完成度はかなり高く、ほかのどのメーカーよりも忠実に再現された一着といえるでしょう。
首回りと裾廻りはリブ仕上げとした上で、左腕のシガーポケットにはカラーリングとしてもアクセントとなるタグを配置しています。極めつけは胸部に配置されたオキシジェンタブです。機能としてはなかなかバイクで使用するシーンを思い浮かべるのは難しいですが、これをデザインとして敢えて残しているあたりが「オリジナルのMA-1」を忠実に再現しようとするメーカーの意思を感じます。裏地はもちろんオレンジカラー。クオリティーの高さがうかがえる一着となっています。

次はおすすめのテキスタイルジャケットを紹介!

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