文/Webikeバイヤー:あきら

コース名 タイヤ おすすめ で検索しがち

タイヤ選びで迷えるオフロードライダーに朗報です!
あのIRCがついに満を持して、JNCCことJapan National Cross-Countryにおすすめのタイヤ×コースの情報を公開してくれました!
Webikeでも早速その情報を余すことなく皆様にお伝えします。
もちろんレース以外でも普段のオフロードコース走行にお役立ち間違いなしです!
これでもうレース前にタイヤ選びで迷わない!

リアタイヤおすすめコース・シチュエーション

JX8 GEKKOTA

タイヤインプレッション&適正コース

FUNクラス:岩手
ガレや木の根のウッズなど苦手で、スピードを上げて走ることが難しいというライダーや再発進などを楽にしたいライダーにオススメする。

COMPクラス:鈴蘭
09Gの岩、ガレ、木の根におけるグリップ力を最大限残し、タイヤ剛性を高めることでスピード域が上がる場面でもヨレを解消。ハードエンデューロ要素が含まれるクロスカントリーで活躍する。

FUNクラス想定

ハード ハイグリップ
砂地
石・土
岩・ガレ・沢
木の根・ウッズ
COMPクラス想定

ハード ハイグリップ
砂地
石・土
岩・ガレ・沢
木の根・ウッズ

VE-33s GEKKOTA

タイヤインプレッション&適正コース

FUNクラス:大阪/広島/高井富士/鈴蘭/岩手/神立/箕輪/阿蘇
COMPクラス:大阪/広島
オールラウンダーの代表作タイヤ。クロスカントリー特有のコース上で異なる路面に幅広く対応する。
中間スピード域での石や木の根のタッチが穏やかでコントロールしやすい。
石が埋まるハードパック路面での摩耗が早い為、クロスカントリーでは丁寧なアクセルワークがレース後半にブロックを残すために求められる。対応するコースやライダー技量のレンジは広い。

FUNクラス想定

ハード ハイグリップ
砂地
石・土
岩・ガレ・沢
木の根・ウッズ
COMPクラス想定

ハード ハイグリップ
砂地
石・土
岩・ガレ・沢
木の根・ウッズ

M5B EVO

タイヤインプレッション&適正コース

FUNクラス:八犬伝
路面が柔らかい場所では強い味方になるが、ゴム質が硬いため岩盤のような硬く滑りやすい路面は少々苦手。
速度を落とさず走る技量が求められるため、車重、ライダー体重が軽く速度を上げて走れないライダーには難しさを感じるかもしれない。

COMPクラス:八犬伝
圧倒的なブロック高で砂や軟質路面での推進力を得る。低圧設定にすることで低速ウッズでの走行もカバーするが、岩盤のような硬く滑りやすい路面は速度を落とさず走る技量が求められる。
JNCC八犬伝では圧倒的な登坂力を発揮する。
140サイズは接地面積も多く安心感ある反面で車体の軽快さを欠いてしまうため、その際には120サイズを選ぶことも可能。

FUNクラス想定

ハード ハイグリップ
砂地
石・土
岩・ガレ・沢
木の根・ウッズ
COMPクラス想定

ハード ハイグリップ
砂地
石・土
岩・ガレ・沢
木の根・ウッズ

VX40

タイヤインプレッション&適正コース

FUNクラス:大阪/広島/高井富士/鈴蘭/岩手/神立/箕輪/阿蘇
COMPクラス:大阪/広島
VE-33sを凌駕するオールラウンダーであり、クロスカントリーのNEWスタンダードと言えるタイヤ。
路面タッチを柔らかく感じさせるタイヤ剛性と硬すぎないブロックゴム質により、長時間のライディングでもライダーがデリケートになりすぎることなく走行が可能。
ブロック摩耗、ブロック飛びも比較的少ない絶妙な硬さのブロックゴム質。
技量の高いライダーならばJNCCは全会場これでも良いと思えるバランスの良さ。
グリップ力が求められるコースでは120を。ハイグリップハイスピードコースでは110を選択すると良い。

FUNクラス想定

ハード ハイグリップ
砂地
石・土
岩・ガレ・沢
木の根・ウッズ
COMPクラス想定

ハード ハイグリップ
砂地
石・土
岩・ガレ・沢
木の根・ウッズ

VX30

タイヤインプレッション&適正コース

FUNクラス:八犬伝/阿蘇
COMPクラス:八犬伝/阿蘇
タイヤ剛性とブロックゴム質の硬さがモトクロスのように地面をしっかり掻いて進む特性を持つ。
サンドや軟質路面での推進力と軽快性のバランスが取れたタイヤ。
木の根、岩でのグリップ力が低いこともあり、このような場面ではライダー技量が求められる。
JNCC八犬伝では推進力と軽快感のバランスが取れる特性から使用候補となる。

FUNクラス想定
ハード ハイグリップ
砂地
石・土
岩・ガレ・沢
木の根・ウッズ
COMPクラス想定

ハード ハイグリップ
砂地
石・土
岩・ガレ・沢
木の根・ウッズ

フロントタイヤおすすめコース・シチュエーション

IX-07s

タイヤインプレッション&適正コース

軽快感があり、速度レンジが低い場面でバイクコントロールがしやすい。
耐パンク性が劣ることもあり、ハイスピードなゲレンデコースなどは気をつけたい。

iX-09W GEKKOTA

タイヤインプレッション&適正コース

おすすめ:大阪/広島/高井富士/鈴蘭/岩手/神立/箕輪/八犬伝/阿蘇
オールラウンダータイヤであり、特に太さとエアボリュームのある90/100サイズはサスペンションの初期の動きが良くなったように路面タッチを柔くする。
地面に刺すというより接地面積の広さでベタっと地面を掴むイメージ。
グリップ力が高いため、重さを感じることもある。

M5B EVO

タイヤインプレッション&適正コース

圧倒的に軽く、ブロックゴム質が柔らかい。 低速域かつソフト路面でのブロックの刺さりが良いが、ハイグリップ路面ではよれてしまい、クロスカントリーの速度レンジではなかなか登場場面がなさそう。
雨天時のハードエンデューロ化したレースでは味方になる可能性もある。

VX30

タイヤインプレッション&適正コース

おすすめ:八犬伝
タイヤ全体剛性、ブロック剛性共に高く、ブロックの高さも高いことで、軟質路面でしっかり刺さり安心感を得ることができる。
反面で浮き砂利のある林道のような場面では滑りやすさ、弾かれを感じる。
八犬伝にオススメのタイヤ

VX40

タイヤインプレッション&適正コース

おすすめ:大阪/広島/高井富士/鈴蘭/岩手/神立/箕輪/八犬伝/阿蘇
他にない少し柔らかい(硬すぎない)ブロックゴム質が特徴であり、これにより全域で安心感を感じることのできるタイヤ。
後輪同様にNEWスタンダードと言え、多くのコースで多くのライダーにオススメ。

GX20

タイヤインプレッション&適正コース

おすすめ:岩手/阿蘇
タイヤ剛性が高く、ブロックゴム質がとても硬い。しかしブロック一つ一つが小さく土に刺さりやすく、硬い路面でもブロックが程よくヨレてグリップを確保する。
少々癖を感じるかもしれないが、上手に扱えば大きなアドバンテージを得ることができる。
使い慣れればマイスタンダードとして多くの場面で使用が可能となる。
VX40とは異なるアプローチながら同様の広いレンジで使用を可能にするタイヤ。

JNCCセクション対応タイヤ一覧表


インプレッション・おすすめ作成:井上ゴム工業株式会社(IRC)

この記事にいいねする

今回紹介した製品はこちら

コメントを残す

今回紹介したブランドはこちら