近年のスポーツモデルに多いリア周りがスッキリしたシルエット。小型化したフェンダー、モノサスの一般化により、もうシートとホイールしかないじゃん! なんて言いたくなるほどシンプルにまとめられたデザインも多くなりました。性能的にもマスの集中化や軽量化といった意味があり、先端モデルには象徴的なスタイルといえます。

ところが、たいていのバイクはこのど真ん中に「ヘルメットロック」がついているんですねー。しげしげ眺めるとこれが非常に目立つ。使い勝手やヘルメットをぶら下げるスペースを考えると、ここがベストだというメーカーの判断はわかります。重々わかります。しかし、実際、目立つものは目立つ。小さいパーツではあるのですが、流れるようなテールへのシルエットの中にポツンとフックとキーシリンダーが飛び出しているのは……気になる人にとってはたまらない!

ヤマハのヘリテイジモデル、XSR700のヘルメットロックもやはりシートレールのど真ん中に位置。WebikeコミュニティにXSR700を登録している「のぶ」さんも、目立たない場所へ移設したい! と考えたわけです。そこでのぶさんが選んだパーツが今回の「MOTO HACK」。なんと同じヤマハ・YZF-R7のヘルメットロックステーが、加工もなくポン付けで流用可能とのこと! XSR700ライダーにとっては、他とは一味違うスタイルの演出のためにピッタリのプチカスタムではないでしょうか?

YZF-R7用ヘルメットロックステー流用

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タンデムステップ 取り外しと同時にヘルメットロックを外していたのですが、やはり無いと不便。かと言ってXSR700純正のヘルメットロックは、タンデムステップ 外した状態だと主張が強く、どうにかならないものか考えていた所でした。

MT-07乗りの方からYZF-R7のステーが逆さまで使えるとの情報をもらいまして、今回取り付けました。
XSR700はリア側フレームがセパレート式になっており、繋ぎ目がある部分が干渉するのでは?と、不安でしたが加工不要でポン付け可能でした。

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ショートマフラーにして正解でした。
ヘルメットがマフラーにギリギリ当たらない位置です。

 

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鍵を差しにくいのが少し不便。

編集部から

本来は車体の左側にあるヘルメットロックを、YZF-R7のステーを流用することで右側のサイドカバーに近い、目立たない位置へ移設することができました! 写真を見てもまったく違和感のないスタイル、同じヤマハ製とはいえ無加工で使えるのはちょっと驚きです! しかもパーツ価格もとても安い!

ただし、ロックが右側に移動したことでマフラーとの干渉が気になるポイントになってしまいました。のぶさんはショートマフラー化済のため問題になっていないようですが、ノーマルルックのままで移設をした場合、ヘルメットがマフラーに当たってしまう可能性があります。自分もやってみよう! と思った方、マフラーの位置にはよく注意をしてくださいね。

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参考として純正ヘルメットロックの位置を確認。マフラーとの干渉は避けられる位置だが、流れるようなリア周りのデザインの中では気になる存在だ。

今回の「MotoHack」では「のぶ」さんの「YZF-R7用ヘルメットロックステー流用」を紹介しました。レポートをありがとうございます!
これからもこのコーナーでは、Webikeユーザーの皆さんの、ちょっと便利なアイデアやグッズをどんどん紹介していきます。次回もお楽しみに!

※MOTO HACK掲載記事は、ユーザー投稿を構成・転載したものとなります。語られる効果・手法に関してはユーザー裁量によるものであり、そこで起きた不具合等に関してウェビックは一切の責任を負いかねます。

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