文/Webikeバイヤー:ほり

人口2.7億人を超えるインドネシア。皆さんはインドネシアに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
実は、インドネシアはアジア圏にバイクを輸出する生産拠点として日本のメーカーがしのぎを削る市場です。
そのせいか、インドネシアのバイク市場のほとんどを日本メーカーが占有している状況です。
では、カスタムパーツメーカーとしてのインドネシアはどうでしょうか?
そう聞かれると、中々イメージしづらいかもしれません。
実は、インドネシアには数こそ少ないものの優れたブランドが存在しており、特にマフラーの分野では世界的に有名なブランドもあります。
今回は、前回のタイに引き続きアジアのカスタムパーツ特集としてインドネシアのオススメブランドをご紹介します。

R9 Exhaust:アールナインエキゾースト

1996年創業のR9エキゾースト。インドネシアだけでなく、アジアを代表するマフラーメーカーといっても過言ではありません。
その理由は、Moto3へのマフラー供給実績があることや製品のクオリティの高さ。
Gresini Racing Team Moto3 へマフラーを供給しており、世界最高のレースシーンで使用されていることが性能の高さを証明しています。
また、ステンレス製であればフルエキマフラーが4万でおつりが来るというところも見逃せません。
コスパ最高かつレース直系。MotoGPのファンの方や、コスパの良いフルエキが欲しいという方にオススメのブランドです。

RETRO フルエキゾースト XSR155

インドネシア・ヤマハが生産しているXSR155。日本でも輸入され静かに人気を集めている車両です。
やはり生産されている国の方がパーツも豊富!ということでR9エキゾーストからレトロというシリーズのフルエキゾーストマフラーがラインナップされています。
こちらの商品、エンドに付いてる網のデザインがMotoGP風でカッコイイですし、何より音も低く太くなります。
魅力的なエキゾーストサウンドは以下の動画からご視聴いただけます。
価格も3万を切りながら、耐食性に優れたステンレスを使用しておりマフラーのデザインもクラシックなXSR155にマッチします。
XSR155のノーマルマフラーに不満をお持ちのオーナーにオススメです。

迫力のサウンドを聞きたい方はコチラ!

H2-SS フルエキゾースト YZF-R25

日本でも人気のYZF-R25ですが、実はYZF-R25も生産はインドネシア。徐々にではありますが、インドネシアでも250クラスが高級車として人気が出てきています。
インドネシアで400cc以上の大型バイクを乗ろうとすると、国内では生産していないため海外から輸入しなくてはなりません。>br>しかし、関税のおかげで車両価格がべらぼうに上がってしまうという事情もあり、250クラスまでがインドネシアで乗るなら現実的な範囲。
そうした背景もあり、250クラスのカスタムパーツも豊富です。R9エキゾーストからYZF-R25用に出ているH2-SSですが、フルエキのステンレスマフラー+カーボンエンド&カーボンヒートガードというスペックで4万以内です。
マフラーの溶接もきれいにされていて、メーカーのこだわりが感じられる一品。バッフル付きなので音量の調節も可能。
抜けが良くてコスパ最高のフルエキをお探しのオーナーにオススメです。

WR3:ダブルアールスリー

2018年創業と非常に若いブランドであるWR3。削り出しパーツが多くラインナップされていて、インドネシアブランドでは珍しく600cc~以上のバイクにも適合するパーツが多数あります。
扱っている商品のジャンルも多岐に渡っており、フェンダーレスキット・ローダウンリンク・ラジエーターガード・エンジンスライダー・ハンドルバー・バックステップ・ブレンボ用キャリパーサポートなどがあります。
たった数年でここまでの商品を揃える新進気鋭のメーカー、WR3。その豊富なラインナップの中で、ウェビックで売れているオススメ商品をご紹介します。

フロントフォークボトムケース ZX-25R

夢にまで見た、ZX-25Rのダブルディスク化が可能に!?
こちらの商品を取り付ければ、ブレンボのキャリパーが装着可能になります。
ダブルディスクってやっぱりハイスペックの象徴的なところもありますし、何よりカッコイイですよね!
ダブルディスク化に性能以上の価値を見出す方にオススメです。

ローダウンリンク XSR155/YZF-R15/MT-15

インドネシアブランドのパーツでウェビック内で最も売れているパーツがこちらのローダウンリンクです。XSR155/YZF-R15/MT-15の3車種に適合します。
ここまで売れている理由は、前述の3車種のシート高が810mmに設定されていて小排気量車としては比較的高めだからです。
せっかく気軽に乗れる排気量なのに、信号待ちの度に足つきで不安を感じていたら乗りたくなくなってしまいます。
ニッチな車両かもしれませんが、こうして海外ブランドがサポートしてくれているのは嬉しい限りですね。

マッドガード XSR155/YZF-R15/MT-15

またXSR155/YZF-R15/MT-15の3車種用パーツのご紹介です。
カーボン調のデザインが目を惹く、泥はね防止のマッドガードです。
マッドガードなんかいらないよね?そう思っていた時期が私にもありました。
フェンダーレスキットを取り付けてマスツーリングに行った方なら経験があるはず?
水たまりを通過したら水しぶきが舞い後続のライダーからクレームが来てしまいます。
でも、マッドガードを取り付ければフェンダーレスでも大丈夫!
雨上がりでも安心してツーリングへ出かけられますし、何よりリア周りのデザインがスッキリします。ヘリテイジスポーツであるXSR155にはスタイル的にも非常に似合うのではないでしょうか。

Givi Indonesia:ジビインドネシア

皆さんご存じのトップケース最大手のジビ。
本社はイタリアの企業ですが、世界中に拠点がありインドネシアはアジア圏での重要な拠点のひとつです。
ジビインドネシアで取り扱っている商品は多くがインドネシアでポピュラーな車種の専用ベースプレート。
日本未発売モデルで国産メーカーではキャリアが出てない!なんて方は、ジビインドネシアでならお探しのものが見つかるかもしれません。

リアキャリア スペシャルアドバンス SRV XSR155


ジビインドネシアにおいてもXSR155用のパーツが人気を集めています。
こちらの商品ですが、ベースプレートもセットになったステンレス製GIVIBOX専用キャリアとなっており、別売りのGIVIトップケースと組み合わせて使用するのが前提となります。
耐荷重の方も5kgと申し分のない性能で、トップケースと合わせて購入してもおおよそ3万前後。
積載量にお悩みの方は取り付けてみてはどうでしょうか。

リアキャリア スペシャル SR Z125

あれっ?ジビってトップケース用のキャリアだけ扱ってたんじゃないの?と思わせる、フツーに汎用性のあるZ125用リアキャリア。
特筆すべきはその価格。ジビブランドという確かな品質が保証されながら、1万円程度で買えちゃいます。
コストパフォーマンスで言ったら日本の他のブランドから出ているZ125用キャリアの追随を許しません。
こちらのキャリアも耐荷重5kg、ステンレス製で性能は十分ですね。
国産にこだわらず、積載量を確保したいZ125オーナーの方にオススメです。

Pro Liner:プロライナー

アジアロードレース選手権やインドネシア国内選手権、インドネシア各地でのドラッグレースで実績があるプロライナー。
150ccのアンダーボーン向けのフルエキゾーストマフラーを中心にラインナップされています。
個人的なイメージですが、東南アジアのバイク乗りはドラッグレースが大好きな印象があります。
そうしたバイク事情のもと、発展してきた同社の製品をご紹介します。

XR-1 フルエキゾーストマフラー WR155R

もはやインドネシア産パーツはXSR155用しか売れていない説が浮上しそうな勢いですが、実はWR155Rも人気があります。
プロライナーから出ているこちらのフルエキゾーストマフラーは、重量2.5kgと軽量かつ迫力のある低音のエキゾーストノートが売りになっています。
気になる音は以下の動画よりご視聴いただけます。はっきり言って爆音ですが、レーシーなサウンドでかっこいいですね。
純正のマフラーに物足りなさを感じているWR155Rオーナーにオススメの一本です。

迫力のサウンドを聞きたい方はコチラ!

XSR155をはじめとして~250ccまでのコスパ抜群パーツがたくさん!

ここまでご覧いただきありがとうございました。
タイやインドネシア生産のバイクに乗っているという方には非常にメリットのあるパーツが多いインドネシアのカスタムパーツブランド。
特長としてはマフラーメーカーが多い印象で、車両によってはオトクにフルエキゾーストマフラーが手に入ります。日本国内ではXSR155・WR155R関連のパーツが非常に売れています。
他にもウェビックには今回紹介しきれなかったアジアブランドがありますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

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