
文/Webikeバイヤー:凧(たこ)
高いデザイン性と機能性に特化したバイクウェアで有名なRSタイチ。ライディングシューズにおいてもその人気は健在です。
今回は全天候での使用可能なライディングシューズ、RSタイチの『RSS013 ドライマスター アローシューズ』をご紹介します!
目次
存在感のあるソール


このシューズの特徴としては、なんといっても後ろに大きく張り出したオリジナルデザインのソール。
近年流行りのエッジの効いたフォルムで近未来的なデザインのシューズ、スポーティーにもカジュアルにも合わせやすいですね。
かなりインパクトのあるシルエットですが、このデザインにも理由があるのです。
転倒時に地面にヒットしやすいとされる「かかと部分」を大きく拡大させることで、衝撃を吸収・緩和する狙いがあります。もちろん内部プロテクターも装備されているので、万が一の転倒にしっかり備えたシューズといえますね。またバイクに乗った際、ステップに沿わせやすくなるように斜めにヒールがカットされている点など、細部までこだわった部分が多くあります。
雨でも使える防水ライディングシューズ

近年、GORE-TEXをはじめとする防水・透湿素材を採用したバイクウェアやライディングシューズも多く見られるようになりました。
RSタイチにも独自で開発した防水・透湿素材『ドライマスター』があるのをご存知でしょうか?耐水圧10,000mと高い耐水圧による防水性を発揮しながらも、透湿度10,000g/㎡/24hを誇り、汗などの水蒸気を効率的に外部へ放出。
防水性と透湿性を兼ね備えたドライマスターは、同ブランドの"レインウェア"や"防水機能付きのライディングウェア"にも採用されているため、その性能の高さはお墨付き。
さらに、足裏は雨でも滑りずらくなるように滑り止めパターンを採用。大きく拡大されたソールデザインも相まって、より接地感が感じられるような作りとなっていました。
雨の走行もしっかり考えられたライディングシューズなのです!
脱ぎ履きしやすいBOAシステムを採用

RSタイチのライディングシューズと言えばおなじみとなった『BOAシステム』。真ん中にあるダイヤルを時計まわりに回すとワイヤーが締められ、自由にフィッティングが可能となっています。
またグローブを付けた状態でも靴のフィッティングが可能なので、かなり便利です。細かいフィット感の微調整は、靴ひもの方に軍配が上がるかもしれませんが、着脱の素早さ・時短などの効果は圧倒的にBOAシステムです。また、履く際の間口が大きく開口する事でスムーズに脱ぎ履きができるような工夫がされています。

"履いてバイクに乗る"という動作も含め、"脱ぎ履きする"動作にも配慮している部分が、流石RSタイチです。
履いてみた感想
履き心地

サイズ感としては普段履いている靴と同じサイズで問題ないです。自分は普段27cmを履いており、今回も27cmを選択。サイズ感的にはちょうど良かったです。
表面の素材はRSタイチ独自の防水透湿素材であるドライマスター。質感はゴムとも革ともいえないような感じで、伸縮性は無いですが指で押すと柔らかいなという印象がありました。
初めて履いた時は、やはり大きく後ろに張り出したソールの存在が強く、歩く際に慣れが必要でした。また若干シューズ全体が固く、馴染むのに3~4日位はかかります。
特徴的なソール形状のおかげで少しゴツゴツした見た目となっていますが、そのような見た目に反してシフト操作は違和感なく軽快にシフトチェンジが可能です。
簡単に脱ぎ履き出来る

BOAシステムについてはかなり便利です。自分は装備を装着する中でグローブを最後にするタイプなので、グローブをしながらBOAシステムを触ることはなかったのですが、確かに靴ひもより圧倒的に簡単で楽に履けるので慣れれば5秒で履けてしまいます。
防水性・グリップ力が素晴らしい

別の日に雨でバイクに乗る機会があったため、さっそく試してみました。
小降りの雨の中、約30分ほどバイクで走りましたがシューズの浸水は無く、タイチ独自の素材である「ドライマスター」の防水性を身をもって感じることできました。
またソールのグリップも素晴らしく、地面に足をついた時の接地感、ステップに載せているときのグリップ力もしっかり感じられ、雨でも滑る気がしません。やはり足裏の滑り止めパターン効果なのだろうと思います。

選べるカラー展開

今回紹介した『RSS013 ドライマスター アローシューズ』、カラーは全5色と豊富なラインナップです。
同じモデルでもカラーによって与える印象はずいぶん異なります。ご自身が「コレだ!」と思うカラーがあれば是非ご検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ

RSタイチの防水ライディングシューズ『RSS013 ドライマスター アローシューズ』を紹介しました。
普通の靴と違いライディングシューズはインナープロテクターが入っていたり、肌を露出しないようにハイカットタイプであったり、バイクに乗るうえで万が一に備えた機能がたくさん備わっています。安全にバイクを乗るためにライディングシューズは必須。晴れの日はもちろん、梅雨時期や突然の雨も使えるライディングシューズでバイクライフをもっと便利で快適にしてみませんか?
この記事にいいねする
機能性は高く評価するんだけど、耐久性のなさと、あらゆるファッションやデザインを否定する、このガチャガチャのデザインだけなんとかして欲しい、、、
タイチ感たっぷりのオタク好きしそうなデザインですね。BOAライディングシューズとの比較が述べられていると優秀な記事と思いますが、この文では半端である事は否めないです。
adidasなどで数年前に流行ったソールデザインなので特に目新しさは無いですね。
白ソールが良かったけどタイチロゴが白文字でデカデカとありツラい。
文字ロゴはほんとやめてほしい。
BOAシステムは大好きです。
BOAは脱ぐときは楽だけど履く時がめんどくさいから、選択肢に入らない。
これを買うぐらいなら紐タイプを買う。
バックルであれば良いんだけどなぁ。
タイチロゴ要らん