MOBICITY SCT-001

シティコミューター用途に最適な優れた特性を持つ

季節、天候を問わず市街地を走るシティコミューター。それに最適なタイヤを問われたときに名前を挙げようと思ったのがIRCのMOBICITYSCT‐001だ。高品質なコンパウンドの採用により、前作SS‐560と同等の耐摩耗性能をキープしつつドライ&ウェットグリップ、操縦性、安定性、乗り心地などを大幅にアップグレード。トータルバランスに優れた特性を持つタイヤに仕上げている。

スタートして感じたのは、何の気負いもなく走れるぞということ。意外と荒れた所がある都心の道路や、多くのクルマが複雑に流れる交通といった不確定要素が多い場所を駆け抜けるときも、タイヤは黙々と仕事をこなして余計な雑音を入れてこないのだ。そのためライダーは周囲に意識を集中しながら目的地に向かうことができる。

走ろうと思ったラインを素直にトレースし、コーナーの手前で減速。スムーズにバンクして向きを変えるとタタタッと立ち上がっていく。ライダーの感覚から外れることがないナチュラルな挙動は、気候や路面状況にも左右されにくいもの。一年を通して通勤通学や買い物など、普段使いするバイクに装着するのに最適なキャラクターを持っているタイヤだといえよう。

都市部での走行をコンセプトに開発

街中には意外と路面が荒れたところもある。それに気温や天候、多くのクルマの動きなどが加わるので、市街地向けのタイヤに求められる要素は多岐に渡る。そのためトータルバランスに優れたタイヤが求められるのだ。

毎日乗る人にオススメしたい

気温や天候、路面状況に関わらず自然な乗り味を提供してくれるSCT-001。通勤や通学など、年間通して毎日のように乗る人にオススメしたいマルチユースなタイヤだ。


タイヤサイズに豊富なバリエーションがあるのもポイント。国内外のスクーターは小排気量モデルからビッグスクーターまで幅広くカバーしていて、グロムやモンキー、Z125PROといったレジャーバイクにも対応している。

トータル性能を高めつつ耐摩耗性も向上


コーナーの立ち上がりでアクセルを開け、リヤタイヤに積極的にトラクションをかけるとグリップ感が増し安定して加速。不安なく走り続けることができる。自然な特性を持ちながら耐久性が高いというのもありがたい。

安心感ある自然なハンドリング

ブレーキングで荷重をかけていくと素直にたわんでいき、グリップ力を維持したままバンク。寝かせていくときに適度な手応えを感じたが、グリップが抜けるような不安はない。切り返しの動きも鋭すぎないので、余裕を持ってコントロールできる。

従来品より溝を増やし雨天時のグリップを強化

タイヤの設計をゼロから見直して新しいデザインのパターンを採用。従来モデルに比べて操縦性、乗り心地、安定性が大幅に向上している。またセンター付近を中心に高い排水性を持たせているので、雨の日も安心できる


季節や天候を問わないオールラウンドタイヤという割に溝が少ないスポーティなパターンを持つ。野暮ったくならないところがイイ。

TIRE SIZE

F
110/70-12 47L
110/100-12 67J
110/70-13 M/C 48P
110/90-13 M/C 55P
120/70-13 M/C 53P
80/90-14 M/C 40P
90/80-14 M/C 43P
90/90-14 M/C 46P
100/80-14 M/C 48P
120/70-14 M/C 55P
120/80-14 M/C 58S
120/70-15 M/C 56P

 

R
120/90-10 66J
130/70-12 62L
140/70-12 65L
130/70-13 M/C 63P
140/70-13 M/C 61P
150/70-13 M/C 64S
90/90-14 M/C 46P
100/90-14 M/C 51P
120/70-14 M/C 55P
140/70-14 M/C 62P

 

F/R
100/90-12 59J
110/90-12 64L
120/70-12 51L
120/80-12 55J

情報提供元 [ IRC ]

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