
同じ〝リチウム〟でも安全なリチウムフェライトが特徴
ウェビックの売れ筋ランキングで、鉛以外の車載バッテリーでトップに君臨するのがSHORAIのLFXバッテリー。
転倒による破損や回路ショートといった異常時でも、発熱することはあれども発火や出火することがないリチウムフェライトバッテリー技術を採用するのが、その大きな特長だ。
パワーではリチウムポリマーバッテリーのほうが上だが、こちらはショートや高温時に爆発する危険性がある。
対してリチウムフェライトは、異常時に発火や爆発につながるガスがまったく発生せず、しかも長寿命だ。
一方で鉛バッテリーとの差は圧倒的で、自己放電率は約1/7以下、重量は1/5程度。
通常使用環境なら数ヵ月放置しても問題なく始動でき、始動時に負荷がかかってもクランキング能力の低下がほとんどないため、エンジン始動性向上も期待できる。
そして、鉛バッテリーのように有害な金属や希硫酸を含まないのも大きな利点。環境にも優しいのだ!
従来の鉛バッテリーを想像して箱を持ち上げると、あまりの軽さに驚く。
LFX14A2-BS12の本体重量は実測687gだ。
引火や爆発の恐れがあるガスがまったく発生しないので、安全性に優れる。
パッケージ内部に必要部材がギッシリ。
一般的な鉛バッテリーや発火が問題となったリチウムポリマーバッテリーとは異なるリチウムフェライトバッテリー。
鉛バッテリーと比べて小さい場合もあるので、車体装着時に隙間を埋める数種類のフォームパッドも同梱されている。
ネジは予備も同梱。車体装着時にナットが脱落してしまうことも多いが、付属品はウレタン素材で対策済みなので便利。
互換性のある鉛バッテリー(10サイズ)と比較。鉛のほうは約3.2㎏で、SHORAIにするだけで約2.5㎏も軽量化できる。
SHORAI リチウムフェライトバッテリー価格
シリーズ | 価格 |
LFX07 シリーズ | 1万2078円 |
LFX09 シリーズ | 1万3178円 |
LFX12 シリーズ | 1万5378円 |
LFX14 シリーズ | 1万8678円 |
LFX18 シリーズ | 1万2980~2万1978円 |
LFX19 シリーズ | 2万3980円 |
LFX21 シリーズ | 2万7478円 |
LFX24 シリーズ | 2万9678円 |
LFX27 シリーズ | 3万2978円 |
LFX36 シリーズ | 3万9578円 |
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