
バイクを構成するパーツの中でも、もっとも重要とされるパーツに挙げることができるブレーキ。それはただ単に高い制動力を誇るだけでなく、タッチや耐久性、さらには美しいデザイン性も求められる。そのブレーキの最高峰ブランドであるブレンボ社の最新ラインナップを紹介する。
目次
レースで培った技術を今こそ手中に収めるとき
2輪、4輪問わず世界中の多くのファンに支持されているプレミアムブレーキブランド『ブレンボ』。MotoGPやF1など最高峰レースの参戦車両から、ストリートモデルのOEMパーツまで幅広く手掛けており、高い安全性能をユーザーへと提供し続けてきた。
ブレンボの魅力を紐解くと、まずは非常に高いレベルにある性能面が挙げることができる。超高速域から一気にスピードを落とす優れた制動力はもとより、コントロールのしやすさやタッチ、そして長時間酷使しても性能を維持できる耐久面など、ブレーキに求められるすべてが落とし込まれて生み出される。
ブレンボが誇るのは高い性能面だけではない。全体的なスタイリングはもちろん細かな構成パーツに至るまで、一つひとつ丁寧に製造されるブレンボの製品は、工業製品としての美しさを超越する程であり、芸術作品とも捉えることができる。これもまた人々の心が惹きつけられる魅力となっているのだ。
定番的人気モデルであるブレーキキャリパー「P4‐40RB」と、「GP4‐RB」は、従来のハードアルマイト仕上げに加えて、ブラックアルマイトカラーが用意された。オシャレは足元からというのはバイクのカスタムに対しても言えること。ブレーキローターなどと合わせて、ブレンボで足まわりを固めたい。
GP4-RB
●税込価格:18万7000円

P4-40RB
●税込価格:6万6000円(片側)

P4-40RB はスポーツ系絶版モデルのオーナーを中心に高い人気を誇るブレーキキャリパーだ。ピストン径は30/34㎜の異形4potとし、様々な車両に対応している。確実な制動能力と高いコントロール性で、さらに上質なライディングをもたらしてくれる逸品となっている。
RCSコルサコルタに削り出しバージョン追加!?
MotoGPマシンのブレーキ開発において培ってきたテクノロジーを惜しみなく採用したフラッグシップマスターシリンダー、RCSコルサコルタ。好みに応じてブレーキレスポンスを変更できる機構やレバーの支点を変更できるアジャスターを装備するなど、高い機能面を備えている。来年以降、そのRCSコルサコルタに削り出しモデルが追加される情報が入った。詳細な仕様などはまだ未確定だということだが早期の登場が期待されている。

写真左が従来モデルの鍛造ボディ、写真右がプロトモデルの削り出しボディ。
RCS corsacorta
●価格未定(プロトモデル:削り出しボディ)
●税込価格:6万3800円(従来モデル:鍛造ボディ)

2023年登場予定とされているマスターシリンダーボディをアルミ削り出しとしたRCSコルサコルタ・ビレット。美しい切削面を持つ仕上げは、ドレスアップにも最適。写真はプロトモデルで製品は細部の変更がある可能性がある。

ノーマル、スポーツ、レースの3パターンから、任意にブレーキレスポンスを選ぶことができるセレクター(特許取得)機構を装備している。ブレンボのブレーキは着実に進化を遂げて今に至っているのだ。

マイナスドライバーで、マスターシリンダーとプッシュロッドの接点を20㎜(即応性タイプ)、18㎜(コントロール性タイプ)から選択することができるRCS(レシオクリックシステム)を採用している。
ローターは性能だけでなくイメージも変える

ブレーキキャリパーやそこに備わるパッドなどが備える性能を最大限に引き出すには、ブレーキローターのセレクトにもこだわりたい。ブレンボでは様々なローターをラインナップしているが、その中でも注目したいのが、「T-drive」と「supersport」だ。前者はT型ギロチンサーフェイスという特殊なマウント方式を取り、後者はフローティングディスクローターの高い性能を引き出すモデルとなっている。
T-drive
●税込価格:10万8900円~

MotoGPやWSBKで得た経験をもとに開発された新世代フローティングディスクローター。8個のT 型ギロチンサーフェイス(特許出願中)を使いマウントし、ディスク重量を大幅に軽減することに成功している。
supersport
●税込価格:6万8200円~

幅広いステージで最大限の性能レベルを発揮するべく開発されたフローティングディスクローター。優れた放熱性と制動力、そしてコントロール性を兼ね備えるだけでなく、回転モーメントを減少することでハンドリングも向上。
ブレンボ製ブレーキパーツで足まわりを固めたスペシャルZ900RS

2017年に発表されてから5年経った現在も高い人気を誇るカワサキZ900RS。クラシカルなスタイリングながらもモダンな雰囲気を感じさせるデザイン、ツーリングからサーキットまで様々なシチュエーションで楽しめるポテンシャル、そして無限とも言える程広く深いカスタムの世界観などで多くのライダーを魅了している。そのZ900RSにブレンボ製ブレーキパーツを装着した一台を紹介しよう。

ブレーキマスターシリンダーはRCSコルサコルタをセレクト。ストリートやツーリング、さらにはサーキットなど、走行ステージに応じて細かなセッティングを行い楽しめる。見た目、手の感触、共に最高だ。

フロントブレーキキャリパーにはGP4-RBを採用。ディスクローターはsuper sportでノーマル径がφ300なのに対しφ320のオーバーサイズをセレクト。キャリパーの装着にはカラーを追加して対応している。

この記事にいいねする
-
Brembo
GP4-RB CNCラジアルマウントブレーキキャリパーキット P4 30/34 左右セット
¥200,376(税込)
-
Brembo
19RCS ラジアルブレーキマスターシリンダー
¥50,397(税込)
-
Brembo
16RCS ラジアルクラッチマスターシリンダー
¥50,397(税込)
-
Brembo
19RCS Corsa Corta ブレーキマスターシリンダー
¥59,708(税込)
-
Brembo
16RCS Corsa Corta クラッチマスターシリンダー
¥54,648(税込)
-
Brembo
[T-Drive] ティードライブ フローティングディスク 左右セット
¥105,248(税込)
-
Brembo
[Super Sport] フローティングディスク 左右セット
¥76,912(税込)










