
文/Webikeバイヤー:あきら
前回はMT-09に搭載したリチウムバッテリー
そちらの様子はこちらから
リチウムバッテリーを私の愛車「DUCATI 899Panigale」にリチウムバッテリーを取り付けていきたいと思います。
スーパースポーツ(SS)乗りの方は軽量化に興味があるのではないでしょうか?
目次
前回はシート下にバッテリーがありましたが……。
今回バッテリーを搭載する箇所はこちら!
みっちり詰まっていますね……。
パニガーレにはシート下にバッテリーを格納するスペースがないのです。
限られたスペースで、問題なくバッテリーは取り付けすることはできるのかという点にも注目です。
充電しないですぐ使えますか?
前回のMT-09へのリチウムバッテリー取り付けの記事作成が終わってから、テスターを購入しました。
今回はこのテスターを使用して、箱から出してすぐの状態の電圧を測定してみます。
13.36Vでした。
このくらいの電圧があれば十分エンジンを始動することができるでしょう。
ちなみに取り外した鉛バッテリーに関しては。
12.87Vと標準値の13Vを下回ってしまっていました……。
さて、実際に取り付けていきます!
まずは外装を外していきます。
外装を外すとバッテリーが見えてきました。
バッテリーの抑えを外して。
マイナス端子から外してプラスの端子を外す。
バッテリーを取り外すことができました!
さて、今回もそのまま小型のBSリチウムバッテリーを搭載してみます。
やっぱり隙間が空いてしまいますね。
スポンジの調整方法
バッテリーと一緒に、スペース調節用のスポンジが入っています。
このスポンジを使用して、スペースを埋めていきます。
まずはどこに何枚使用すれば丁度良くなるかあてがってみます。
合いそうな緩衝材を当てて、バッテリーケースのサイズにカットします。
バッテリーケースの高さに合わせます。
マーカーでカットする高さをマークするか、切込みを入れて目印にします。
奥側の調節が完了したので、両サイドを調整します。
調節用スポンジが取り付けできたので、バッテリーを取り付けていきます。
プラス端子を取り付けてから、マイナス端子を取り付けます。
バッテリーの抑えを取り付けて完成となります!
取り付けまでにかかった時間は30分ほどで完了しました。
カウルの脱着等を入れたら40分ほどの作業時間となりそうです。
外装を取り付ける前にエンジンが始動するか確認しましたが、問題なくエンジンがかかったので外装を戻して作業完了です!
重量比較
鉛バッテリー重量
2.458kg
今回使用したリチウムバッテリー
0.866kg
前回は2.114kgの軽量となりましたが、今回は1.592kgの軽量化になりました!
実際にセルを回してみた
鉛バッテリーとリチウムバッテリーでのエンジン始動の様子です。
バッテリー交換前
バッテリー交換後
問題なく始動している様子が見て取れます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回も鉛バッテリーからリチウムバッテリーに交換する流れを記事にしてみました。
鉛からリチウムバッテリーに交換してみたい方、バッテリー交換に挑戦してみたい方の参考になれば幸いです。
今回使用した工具
・ドライバー
・カウル脱着に必要な工具
・スポンジ加工に使用するカッターナイフ
・スケール
※バッテリー取り付けに不安のある方はお近くのショップに依頼することをおススメいたします。当記事は作業に関する一切の責任を負いません。
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