文/Webikeスタッフ:コータロー
Webikeオフロード担当のコータローです。
先日、Unitからロードバイク用タイヤチェンジャーが登場しました!
チェンジャー機能だけではなく、ビード落としもついていて、別売りのポータブルチェンジャーを組み合わせれば立ちながら作業ができる、至れり尽くせり?な商品です。
スペック
- サイズ:奥行 910×幅 580×高さ 430(mm)
- 素材:スチール
- 表面処理:ブラック粉体塗装
- 重量:約8.2kg
- 対応タイヤ幅:90-200(mm)
- 対応アクスル径:15mm以上
- 対応タイヤサイズ:16-19(インチ)
- センターシャフトΦ14mm/Φ19mm付属
- シャフトコーン付属
アクスル径15mm以上、16-19インチまでのキャストホイール、スポークホイールに対応ってことなので、大体の車両にマッチしますね!
脚とハンドルは取り外し可能なので、使わないときはコンパクトにできます。
センター部分の部品を組み替えることで、UNIT E1250 ポータブルタイヤチェンジャーと併用することでき、立ったままの作業も可能になります!
腰痛持ちにはありがてぇ……
ビードブレーカーは14ポジションの調整が可能で、様々なインチ、太さのタイヤに対応可能。
安いビードブレイカーを買うと2ポジションくらいしかなくて、良い感じの場所に当てられず、ビードが全然落ちない!!なんていう経験をお持ちの方、結構いらっしゃるのでは?
タイヤを組付ける際に、タイヤレバーを固定する受けもあります。
タイヤをホイールに組むときに始点がひたすら上がってくる、あのイタチごっこが無くなります!
センターシャフトΦ14mm/19mmの二本が付属。片持ちセンターロックでなければ大体の車両にマッチしますね!
タイヤ交換時に困る
・ビードが落ちない!
・ホイールが逃げる!
・タイヤを組むときに端が上がってくる!
・腰が痛い!
4大イライラが解消できる神アイテムなのでは!!!???
実際に使ってみた!
チェンジャー以外に用意するのはこちら!
今回はビードクリームとリムプロテクターのほかにDRCのタイヤレバーとPROタイヤレバーの2種類を使用しました。
商品はバラっバラで梱包されているので、組み立てが必要です。説明書を読みながら行って10分くらいでしょうか。
第一形態が出来上がり。もちろんこの状態でも使えるのですが、合体をします!
付属しているセンターの部品を交換するだけで準備は完了です
合体!!!
ホイールをシャフトに刺して、シャフトコーンで固定します。
ビードブレーカーは14ポジションの調整が可能です。
ポジション調整をしたら、片面あたり4箇所くらい押してビードを落としきりましょう。
両面のビードを落とし、リムプロテクターを装着したら、めくっていきます。レバーは3本以上用意しておきましょう。
片側が外れました!ビードブレイカーがジャストの位置に調整でき、簡単にビードが落ちるのと、ホイールがしっかり固定できるのでレバーに力を入れやすく、とにかく作業が楽です。
逆サイドはある程度チェンジャー上で剥がしたら、下ろした状態でとどめを刺した方が楽ちんです。
ここまでで撮影をしながら10分ほどでしょうか。
あとはタイヤをはめるだけなので楽勝です!
ビードクリームをしっかりと塗ります。乾けばスリップしなくなるので安心してガッツリとぬりぬりしましょう。
奥側はレバーを使わずに手で押し込みましょう。しっかりとビードクリームを塗っていれば、これくらいまでハマるか全部ハマるはずです。
手前側のビードをハメていきます。レバーを刺してホルダーにセットし、ビードが浮いてくるのをブロックします。
どんどん組んでいきましょう。だいたいこの辺りになると、レバーが入らなかったり、ビードがミチミチいってヤバい感覚が伝わってきてギブアップしてしまった経験ありませんか?
そんな時は反対側のビードがリムの外側に上がっているのが原因です。反対側をリムの内側にしっかりと押し込みましょう。
入れるときもめくるときも大事なのは反対側のビードを内側に押し込むことです。タイヤ交換中はとにかくこのことだけを心掛けましょう。
完成!あとは空気を入れるだけですね。
おまけ
立ちながら作業をできるようにするにはE1250 ポータブルタイヤチェンジャーが必要です。
元々はオフロード車両のタイヤ交換用に開発された商品なので、ただの台ではございません。
オフロード車両も持っていて、レースなどで頻繁にタイヤ交換する!なんて方はセット購入が本当にオススメ!
タイヤ交換の時に立って行えるのは、体の負担が段違いです!また、タイヤをしっかり固定して作業できるのでチューブ噛みのリスクも減らせると思いますよ!
まとめ
立って作業できるのは腰痛持ちには本当にありがたい!実は今回、商品を組み立てるときにしゃがんでいるだけでもツラい状態でしたが、腰にトドメを刺すことなくタイヤの組み換えができました。
腰痛持ちじゃなくても、作業がしやすくなるのでセット買いがマストな商品だと思います。
コンパクトになるので、自宅でのタイヤ交換はもちろん、サーキットに持ち込んで走行枠の間に交換なんて使い方もいいかもしれませんね!
Unitはメンテナンス作業向けの商品を幅広く展開しているので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!アレもコレも欲しくなること間違いなし!
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