
寒さ厳しい冬のバイク通勤やツーリング、皆さんはどんな寒さ対策していますか?
かくいう私も通勤ライダーですが、今まではウィンターグローブと重ね着で耐えてきましたが、、、それもそろそろ限界。
今年は最新の電熱アイテムで、より快適な通勤ライフを送るべくRSタイチのe-HEATを実際に試してみました。
目次
- 1 RSタイチのバイク用電熱ウェアe-HEATを実際に使ってみた!
- 2 実際に使用して分かった電熱ウェアのメリット、デメリット
- 3 気になる電熱ウェアの電源について【モバイルバッテリー?車載バッテリー?】
- 4 どれを選べばいいの?電熱ウェアのおすすめブランドをご紹介!
- 5 電熱ウェアの暖かさを一度体験したらもう手放せないかも。
RSタイチのバイク用電熱ウェアe-HEATを実際に使ってみた!
今回用意したのは、RSタイチの大人気電熱ウェアe-HEATシリーズの『インナージャケット』『インナーベスト』『アームドグローブ』
『外気温19度』の小雨が降るなか、電熱ウェアの実力をチェックしました!
e-HEAT インナーベスト(RSU613)のインプレ
- 手触りの良いフリース素材
- 赤いメッシュ部分が発熱します。
【サイズ】
S・M・L・XL・XXL・*3XL(*ブラックのみ)
【素材】
表地/ポリエステル
裏地/ポリエステル・ナイロン
まずはベストタイプを試着。
見た目はアウトドアウェアのような雰囲気で、普段着ていても違和感ないのがグッドですね。
肝心の暖かさですが、「ハイパワー」モードだと背中が汗ばむくらい暖かくなります。
真冬でなければ「ノーマル」モードでも充分です。
また、屋内で作業するときは「省エネ」モードにしておけば、じんわりとした暖かさが8時間も持続します。*
*満充電バッテリー2個使用時、1個使用の場合は4時間。
- バッテリーは左右のポケットに収納します。
▼ジャケットとベストの違いは?
ベストは表と裏がフリース素材になっているためか、ジャケットタイプよりも熱が外に逃げやすく感じました。
ベストタイプを選ぶなら、上に着るアウターは防風性能が高いものにしたいですね。
袖がなく軽くて薄いので、どんな服装でも気楽にはおれるのが良いところです。
▼ベストタイプはこんな人におすすめ!
ベストタイプは重ね着しやすいので、バイクに乗る以外のシチュエーションでも活躍しそうです。
釣りやキャンプなどのアウトドアはもちろん、通勤や寒いオフィスでも、一着あればポカポカ快適生活ですよ!
e-HEAT インナーベストの価格や詳細はこちらから
e-HEAT インナージャケット(RSU614)のインプレ
- アウターとしても着れる仕上り。
- 発熱部分はベストとほぼ同じ。袖は発熱しません。
【サイズ】
メンズ : S・M・2BM・L・2BL・XL・XXL・3XL・4XL
ウィメンズ : WM・WL
【サイズ】
表地/ポリエステル
裏地/ポリエステル
次はジャケットタイプを試着。
インナージャケットとなっていますが、アウターとして着ても充分OKです。
表地はベストに比べて防風性の高い素材のためになっています。
裏地はボディ部分がフリースで、袖はメッシュになっています。
▼着用してバイクに乗ってみた!
- バイクに乗ると背中の発熱部が密着しより暖かくなります。
- 小雨が降っていましたが、撥水性があるので濡れませんでした。
着用してバイクに乗ってみると、ヒーター部分に背中が密着してとても暖かいです。
秋であればこのジャケット単体でも十分ですし、真冬でも上にアウターを着れば寒さ知らずで過ごせそうです!
なお、ヒーター部分と身体の間に隙間があると暖かさが半減するので、サイズ選びはピッタリ目がおすすめです。
▼ジャケットとベストの違いは?
インナージャケットとなっていますが、アウターでも使える仕上がりになっています。
そのため、インナーとしてはやや厚みがあるので、ベストよりも上に着るものは選びそうな印象。
また、袖部分は発熱しませんが、袖があることにより暖まった空気が外に逃げにくく、暖かさが持続しそうです。
▼ジャケットタイプはこんな人におすすめ!
発熱箇所はベストタイプと同じですが、表地が防風素材のためとにかく暖かい!
真冬のツーリングなどで絶対に試してほしい一着です!
e-HEAT インナージャケットの価格や詳細はこちら
▼e-HEATインナージャケットの魅力を1分動画でご紹介!
e-HEAT アームド グローブ(RST632)のインプレ
【サイズ】
S・M・L・XL・XXL
【素材】
表地/ ナイロン・牛革・合成皮革・ネオプレン・ポリエステル
裏地/ポリエステル
続いてはグローブです。
グローブは3タイプありますが、今回はカーボンプロテクターを装備したアームドグローブを選択しました。
気になる装着感は一般的なウィンターグローブとさほど変わりませんが、バッテリーが入る分重みがあります。
通勤やツーリングで使用する分には違和感ないレベルになっているのはさすがですね。
- バッテリーは手首の内側のポケットに収納します。
▼着用してバイクに乗ってみた!
- グリップを握ると電熱線が密着して暖かさが増します。
- 手の甲にスイッチがあるので暖かさ切り替えも楽ちん。
電熱グローブは初体験でしたが、結論から言うと最高~!
冬のライディングで辛いのは、何と言っても“指先の冷え”ですよね。
このe-HEATグローブは手の甲から指先までしっかり暖まって、ちょー快適でした。
手の甲に温度切り替えスイッチがあるので、温度調節も簡単だし、スマホタッチ対応なのも嬉しいポイント。
また、透湿防水のドライマスターを使用しているので雨でも使用できます!
▼こんな人におすすめ!
冬でもバイクに乗る人全員におすすめしたいですね!
グリップヒーターのグリップはどうしても太くなってしまうので、それがイヤな人にもおすすめです。
▼e-HEATグローブの魅力を1分動画でご紹介!
実際に使用して分かった電熱ウェアのメリット、デメリット
今まで少し大げさな気がして、使ったことのなかった電熱ウェア。
実際に使用してみると目からうろこでした!
というわけで、具体的に良い点と気になった点をまとめてみました。
電熱ウェアのここがグッド!
良い点は「とにかく暖かい」これに尽きると思います。
電熱ウェアではない高機能素材のアウターもありますが、暖かでは到底かないません。
冬でもバイクを楽し見たい方は買って損はないと思います。
電熱ウェアのここはいまいちかも
やはりバッテリーの充電が面倒くいのと、専用のバッテリーがやや高価に感じます。
車載バッテリーに繋げばOKですが、上がらないように消費電力には注意が必要ですね。
気になる電熱ウェアの電源について【モバイルバッテリー?車載バッテリー?】
電熱ウェアに必要なのが電源。
メーカーによって使用できる電源は異なりますが、簡単にポイントをまとめました。
バッテリー使用なら自由に動ける!
バッテリーを使用すれば場所を選ばず使用できます。
専用バッテリーを使用する製品と、市販のモバイルバッテリーを使用する製品があるので、選ぶ際は注意しましょう。
専用バッテリー:ウェアに合わせて小型化されていたり高性能なものが多い。
市販のモバイルバッテリー:比較的安価で手に入り、コストパフォーマンスが良い。
バイクから電源を取れば長時間の使用でもずっと暖かい
車載バッテリーから電源を取れば、バッテリーの残量を気にせず使用できます。
長距離のツーリングで使用する場合などはこちらがおすすめです。
RSタイチのe-HEATシリーズでは、別売りの「12V車両接続ケーブルセット」をバイクのバッテリー+-端子に共締めするだけでOK!簡単に接続できます。
※バッテリー上がりは大丈夫?対策は?
車載バッテリーに接続する場合は、バッテリー上がりに注意が必要です。
冬の間はバッテリーの電圧をこまめにチェックして、突然エンジンがかからないなんて事にならないようにしましょう。
どれを選べばいいの?電熱ウェアのおすすめブランドをご紹介!
実は多くのメーカーからリリースされている電熱ウェア。
今回はその中でも人気の高いブランドをピックアップして、各社の特長をご紹介します。
RSタイチ:e-HEAT
おすすめポイント!
今回実際に着用したRSタイチの「e-HEAT」シリーズは、専用のモバイルバッテリーと車載バッテリーを状況に合わせ使い分けが可能です。
車載バッテリー接続時は発熱量が30%UPする“ターボモード”が使用可能のため、寒さが厳しい日でもすぐにポカポカです!
さらに、安心の2年保証なのもポイントですね!
▼RSタイチのe-HEATシリーズの魅力を愛用者が動画で紹介!
コミネ:エレクトリックヒートシステム
コミネ電熱ウェアのおすすめポイント!
コミネが展開する電熱ウェア「エレクトリックヒートシステム」シリーズは、車載バッテリーから電源を供給し、一つの電源で複数のアイテムを同時に使えるのがポイント!
税抜き1万円を切るインナーグローブもラインナップしており、はじめての電熱アイテムには良いかもしれません。
コミネの電熱ウェア一覧はこちらから
注目アイテム!コミネ エレクトリックインナージャケット12V EK-106
ストレッチ生地を全面に使用しており、動きやすくなっているのが特徴です。
発熱ユニットは車載バッテリーからの直接給電により作動し、胸・背中・腕を暖めます。
さらにスイッチ部の長さを調整し使いやすさも向上しています。
給電用コネクター類は各部ジッパー付きポケットに収納可能。
寒さに合わせ三段階の温度設定が可能!
温度調整はLOW・MID・TURBOの三段階で調節が可能。
スイッチONから暖まるまでの時間はわずか10秒と、朝の忙しい時間でもすぐにポカポカです!
最大消費電流『3.8A/ 45.5W/DC12V』
ケーブルもヒューズも付属ですぐに使える!
電源取り出し用ハーネスと4種のヒューズが初めから付属しており、すぐに使用できるのも嬉しいですね。
付属ヒューズ『5A/7.5A/10A/15A』
一つの電源でグローブなど複数のアイテムを使用可能!
エレクトリックインナージャケットEK-106に付属するケーブルで、同じ『エレクトリックヒート』のアイテムを接続可能。
電熱グローブなどをあわせて使用できます。
コミネ エレクトリックインナージャケット12V EK-106の価格や詳細はこちらから!
Heatech :ヒーテック
おすすめポイント!
ヒーテックシリーズの「ヒートインナージャケット」は、「首/両胸/両腕/背中」と電熱線が張り巡らされており、上半身をくまなく暖めます。
グローブから足先までラインナップが充実しているので、全身電熱ウェアでポカポカにすることも可能!
また、より機能が充実した「ヒーテックPremium」もラインナップしています!
ヒーテックの電熱ウェア一覧はこちらから
注目アイテム!Heatech ヒーテック:ヒートインナーパンツ 2018
細身のデニムの中に穿いてもゴワつかない薄さと動きやすさを備えたモデル。
ヒザ部分を立体裁断とし、ライディング中のヒザの曲がりに対応します。
裾にはストラップを備え、デニムなどに履く際にズリ上がりを防ぎます。※穿き終わったら外してください。
ヒーテック ヒートインナーパンツの価格や詳細はこちらから!
Heatech ヒーテック:ヒートカーボン スポーツグローブ 2018
スポーツバイクのユーザーに最適なカーボンナックルガードを装備したモデル。
レザーと化繊素材を組み合わせ、着脱しやすく指の動きを損ないません。
手の平には滑りどめと補強を施しました。
もちろんスマホタッチにも対応です。
ヒーテック ヒートカーボン スポーツグローブの価格や詳細はこちらから!
Heatech ヒーテック:インナーグローブ 2018
<お気に入りのグローブのインナーに>
薄手のフリース生地にヒートパネルが入っているため、使い慣れたグローブのインナーとして使用可能なモデル。
カフスを長めにし、スイッチ操作もしやすくしています。
インナーのため、収縮性のある薄い素材を使用しています。
ヒーテック インナーグローブの価格や詳細はこちらから!
Heatech ヒーテック:ヒート トゥー ウォーマー 2018
<いつもの靴でOK!ロングツーリングでもつま先を冷えから解放>
もっとも冷えやすい部分でありながら、寒さ対策が難しいつま先。
その部分のみにヒートパネルを配置し、操作も安心です。
使いやすさのため昨年より足首のストラップを+5cmに変更しました。
※単体では使用できない商品となります。
必ず「ヒートインナーパンツ」とご一緒にご使用ください。
ヒーテック ヒートトゥー ウォーマー の価格や詳細はこちらから!
ヘンリービギンズ:テラヒート
おすすめポイント!
ヘンリービギンズの「テラヒート」シリーズは、アルミ蒸着生地を使用することにより、外に逃げようとする熱を反射し、熱効率と保温性を高めています。
市販のモバイルバッテリーをUSB接続で使えるので、お手軽なのもポイントです。
ヘンリビギンズの電熱ウェア一覧はこちらから
注目アイテム!テラヒート 電熱ヒーター付ウェア HBH-004
じゅわ〜っと体の芯から暖める!
暖まりに瞬発力はありませんが、ヒーターから発する遠赤外線を超遠赤外線(テラヘルツ)に変換することで“心地良い暖かさ”を実現しました。
アルミ蒸着シートで熱を反射!
ヒーターから外側へ逃げてしまう熱を反射することで熱効率と保温性を高めています。
三段階で温度調整可能!省エネ設計で暖かさ長持ち!
省エネ設計のセミコンヒーターを採用。持続力があり、暖かさが長持ちします。
ゴワツキにくく着心地が良く、折り曲げにも強いので断線しにくいところもメリットです。
USB接続でモバイルバッテリーを使用できる!
下記の条件を満たしていれば、汎用のモバイルバッテリーも使用可能です!
(1)1.5V1A以上の出力を持ち、保護回路が組み込まれた有名メーカー品。(※粗悪品にご注意ください)
(2)左側ポケット適応サイズ/最大で縦13.3cm×横7.5cm×厚さ1.2cm以下のもの
右側ポケット適応サイズ/最大で縦14cm×横6cm×厚さ1.2cm以下のもの
※純正バッテリー以外のバッテリーに起因する不具合につきましては保証の対象外となります。
テラヒート 電熱ヒーター付ウェア HBH-004 の価格や詳細はこちらから!
ツアーマスター:シナジー2.0
おすすめポイント!
アメリカのバイク専用アパレルメーカー「ツアーマスター」
ライダーを知り尽くした同社が、使いやすさ、着心地、運動性能の細部にまでこだわった電熱ウェアです。
ツアーマスターの電熱ウェア一覧はこちらから
電熱ウェアの暖かさを一度体験したらもう手放せないかも。
電熱ウェアを一度体験したらもう手放せないかも・・・と思わせるくらい、その暖かさは快適でした。
この記事にいいねする