もはやツーリングのマストアイテムと言えるインカム。

B+COM、SENA、MIDLAND、DATONAが台頭してます。

今年アルパインスターズなどを取扱う岡田商事(株)が、

新たにカルドを投入しました。

早速その最新機種、PACKTALK SLIMを使用したので、

取付からインプレまでを公開します。

▼目次

1.世界初のインカムメーカー カルドとは?


Cardo[カルド]はアメリカに本社を置くインカムで、

04年に発売したスカラライダー以降シェアを伸ばし、

現在では世界80ヵ国以上で発売される

バイク用インカムのトップブランドです。

SHOEIやHJCといったヘルメットメーカーとも提携し、

また各国の警察や治安部隊にも使用されています。

■Cardo[カルド]のインカム 一覧はこちら

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2.Cardo[カルド]のラインナップ

現在のカルドのラインナップは、

従来からのBluetooth4.1を使用するFREECOMシリーズと、

音声操作やダイナミックメッシュシステムを搭載した、

PACKTALKシリーズ2つになります。

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3.実際にPACKTALK SLIMを取り付けた

インカムを実際に使用するまでの手順は同じです。

①:機体をヘルメットに取り付ける。

②:インカムのアプリをスマホにダウンロードする。

③:Bluetoothでスマホとインカムとを接続する。

まず①:ヘルメットへの取付ですが、

今回はリード工業のジオーネに取付ました。

■LEAD ZIONE(ジオーネ)一覧はこちら

■Cardo[カルド]PACKTALK SLIMはこちら



インカムが手元に届いて初めて分かったのですが、

このパックトークスリムは従来品と比較して、

軽量で薄いこと(6.5mm)が特徴なのですが、

実は本体とコントローラーが別体になっているだけ、

というものでした。

ですので2つを重ねると、

結局もとのPACKTALK BOLDとあまり変わらない気が。

気を取り直して、各部品をつなぎます。

マイクとスピーカーはそれぞれコネクターで接続します。

スピーカーは大きさが2種類付属していて、

ヘルメットに合ったものが選べます。

ちょっと悩むのは本体へのフックの取付方で、

付属の取説は分かりづらいので、

上の写真真ん中を参考にして下さい。

本体とフックの向きを確認し、

プレートを保体の溝に沿わせて、

右から左へスライドさせて固定します。

マジックテープは十分あるので、

ヘルメットへの取付はさほど難しくありません。

インカムとスマホの設定は、

詳細な日本語マニュアルが付属しているので、

②と③はそれほど難しいことはありません。

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4.実際にツーリングで使用して感じたこと


偶然社内ツーリングがあったので、早速使用してみました。

ルートは道志道経由で山中湖畔から富士5合目を経由し、

再び道志道に戻るものでした。

舗装路メインですが、途中林道も挟みました。

天候はあいにく終日雨(しかも結構強め)でしたので、

じっくりカルドを検証するには良いコンディションでした。

良かったところ

  • ・音質に定評のあるB+COMと比較して遜色ない
  • ・「ヘイカルド」で起動する音声入力はとても便利
  • ・完全防水ではないものの、雨でも問題なく使用出来た
  • ・一日使用したがバッテリーは問題なし
  • 気になったところ

  • ・押して入力するタイプのコントローラーが使用しづらい。

    (音声入力とスマホ操作に慣れると不要になる)

  • ・肝心要のダイナミックメッシュシステムですが、

    他にカルドユーザーがいないと普通にBluetoothで接続するだけになる。

  • ・配線やコネクターの存在感が大きいので、

    ヘルメット装着時の取り回しはしっかり考えた方が良い。

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    5.PACKTALK SLIM まとめ

    発売間もないこともあり、カルドユーザーはまだ少数です。

    ただ今後本腰を入れてカルドを展開すれば、

    カルドを使用するユーザーも増えて、

    より一層カルドの魅力が際立つと思います。

    世界のツーリングライダーに支持される理由はあるので、

    買換えを検討している人はぜひ候補に挙げて下さい。

    ■Cardo[カルド]のインカム 一覧はこちら

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