
1980年に初代が発売されてから長きに渡って数多くのユーザーに親しまれてきた原付スクーターがタクトです。
発売当初から普段の生活の足として人気があるのには必ず訳がある!と思ったら調べずにはいられないスタッフがタクトに迫ります。
ちなみに筆者は原付スクーターで公道初走行です。その辺りの緊張感も含めてお伝えします(笑)
タクトのココがイイね!
- 気軽に乗れる普通感がちょうどいい!
- アイドリングストップ搭載で経済的!
- 多収納で買い物に役立つ!
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目次
愛くるしい表情で親しみの湧くフォルム
シンプルながらも丸みを帯びたフォルムで妙に可愛く見えてきます。
決して急いで乗るのではなく、まったり穏やかな心で走行することを訴えかけてくるように見えるのは私だけでしょうか。
小径タイヤで小回りの効くハンドリング
タイヤは前後共通サイズになっています。タイヤ交換の時に同じ商品買えば良いのでちょっと嬉しいですね。
サイズは80/100-10 46Jと小ぶりですが、その結果小回りが効いて気軽な使用に繋がっています。
また、エアバルブがL型になっているので、ガソリンスタンドなどでのエアー充填がとっても楽です♪
ストレートだとなかなか差し込めない・・・と悩むこともありません。
通勤や買物に使うと空気は自然と減っていってしまいますので、気軽に簡単に補充できるのはありがたいです。
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足元の給油口でスムーズな給油が可能
給油口はフットボードの中に設置されています。
シートを開けないと給油できない車両が多い中で、嬉しい作りになっています。
ガソリンスタンドに到着して、降りてすぐに給油ができるので全ての動作がスムーズで本当に気軽です。
インナーパネルに給油口があるスクーターのように、流石に降りずの給油は難しいと思いますが、シートを開ける必要がないだけでも十分時間の短縮にはなりますね。
ワンタッチ操作キーシャッター
キー操作だけでキーシャッターとシートオープンを操作することができます。
画像の通り、SEATにキーを合わせた状態で右にあるスイッチを押すとシートを開けることができます。
当然ながらONやOFFの部分に合わせてあるとシートは開きませんし、SEATに合わせたままキーを抜くことはできません。
また、OFFから鍵を押し込んだ状態で左に回すとシャッターを閉じることができます。
これだけで防犯対策は完璧!というわけではありませんが、鍵穴へのいたずら防止はなるべくやっておきたいですよね。
パーキングブレーキレバーで駐車時のうっかりを防ぐ!
左レバーにパーキングブレーキレバーが付いています。
ブレーキを握り込んだ状態でレバーを掛けると、ブレーキを掛けた状態で固定することができます。
ちょっと傾斜のあるような場所などにバイクを停める際は利用をオススメします。
左手だけでレバーかけようとするとちょっと指が苦しいので、左手で握りつつ右手でレバーをかけると上手くいきます。
小さな車体に大きな収納力!
タクトは「さすが日常に寄り添うマシン!」と思えるような収納スペースを持ち合わせています。
「フロントポケット・コンビニフック・シート下・キャリア」を利用すればかなりの量を積載できます。
それぞれ見ていきましょう。
【フロントポケット】
あると嬉しいフロントポケットはもちろん装備されています。
広さはそこそこですが、深さがありますので500mlペットボトル程度であればスッポリ奥まで収納できます。
貴重品を入れるのは少々危ないので、ウェスなど簡単にいつでも取り出せる小物系を入れると良いかもしれません。
【コンビニフック】
スクーター定番のコンビニフックはもちろん付属しています!
その名の通りコンビニで買うくらいの荷物を提げるにはちょうど良い場所とサイズになっています。しかも普段はたたまれているので足元の邪魔にならないのも高ポイントです♪
一度使うとあまりの便利さに手放せなくなります!
【シート下】
日常の買い物で使用頻度が最も高いであろうシート下には約20Lの収納が可能です。
ジェットヘルメット(Lサイズ)程度であれば何ら問題なく入れることができるので、買い物している間はしっかりシート下に入れておくのが安全ですね。
小さめのジェットヘルメットであれば雨具なども一緒に入れることができるので重宝しますね。
中を照らすライトが無いので、夜間の荷物の出し入れだけは少し大変そうです。
【リアキャリア】
実は便利なリアキャリア、みなさん使ってますか?
BOXを取り付けても良し、荷物を直接紐でくくりつけても良しと意外と万能なんです!
ツーリングの時によく使うようなネットを積んでおくと便利かもしれないですね。
ちょうどキャリアのフック形状になっている部分が使えますので、荷物を乗せてネットで固定すれば中型の荷物も積載可能です!
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時計も装備の見やすいメーター
メーターには燃料系やオイルトリップが表示されているのですが、個人的に嬉しかったのはやはり時計です。
ちょっと買い物に行く時にわざわざ時計を持っていかなくても時間を確認できますし、時計を着けても走行時に上着を着て見えなくなった時でもメーターを見るだけですぐに時間を確認できます。
これも日常に寄り添った1台だからこその思いやりなのだと(勝手に)思いました。
アイドリングストップ搭載でエコな走り
実際に走行してみると、意外と発進から加速までが速くて驚きました。アクセルを開けていくとあっという間に制限速度に達します。
30kmでの走行には恐怖しか無かったのですが、まったり走るのが意外と楽しく感じられました。
それもタクトの「背伸びしなくていい」マシンの見た目や乗り心地が影響しているのかもしれません。
交通量の多い大通りを走り続けると、交通の流れに乗れないために多少の恐怖がありましたが、一本脇道に入ってしまえばまったりのんびりな走行を堪能できます。
また、アイドリングストップ搭載なので信号待ちなどでは自動でエンジンが停止します。環境にも周囲にも優しいバイクだということに改めて感心させられます。
「普段の足に気軽に乗れて派手すぎないスクーターが欲しい!」
そんなアナタの要望に応えてくれるのがタクトです。
撮影協力:株式会社ホンダモーターサイクルジャパン
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