文/Webikeスタッフ:リュウ

バイクに乗っていると常に頭をよぎるのが転倒の恐怖。
特に雨の日などはいつも以上に気を使いながらの走行になるので結構疲れてしまいますよね。
そんなライダーの悩みを減らしてくれるマシンがこれ!トリシティ125です!
フロント二輪という新たなジャンルで驚きとワクワクを与えてくれたバイクにウェビックスタッフが迫ります。

トリシティ125のココがイイね!

  1. フロント二輪で雨の日も抜群の安定感!
  2. いつもと変わらない操縦感が安心
  3. 所有感を満たす独特のフォルム
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フロント周りにやや重めの印象を持つ

サイドからマシンを見てみると、意外と大きな違和感はありません。パッと見は普通のスクーターにしか見えません。
フロント周りに少しだけボリューム感を感じますが、特に不自然な感じではないでしょう。

しかし、前後から見てみると印象が結構変わります。
フロントからはやはりタイヤが2つ付いているなりのボリューム感がありますし、リアも同様に普通のスクーターに比べるとゴツく感じます。
実際はそこまで変わらないのですが、どうしても大柄なイメージが付いてしまいますね。

また、押し引きしてみるとやはりフロントの重さが気になります。
タイヤが2つあるので当然といえば当然ですが、サッとバイクを取り出してサッと乗り込む軽快感はそれほど大きくありませんでした。

LMW機構はやっぱり不思議!?

改めて見るとやはり不思議な構造をしているLMW(リーニングマルチホイール)ですが、車体を傾けた時の光景が普通のバイクとは違って面白いです。
それぞれのフロントフォークが違った動きをしているのがわかります。
サイドスタンドを立てただけでもわかるので、実際に走行してバンクさせた時はもっとはっきり違いを見て取れるはずです。
自分が運転してるとどんな動きをしているのか見えないのが残念ですが、きっと色々凄いはず!

LMWにおいて重要な役割を果たすフロントフォーク

フロントフォークは左右のタイヤそれぞれに2本ずつの計4本装着されています。
うーん・・・整備が大変そうです。
なるべくお店に持っていってお願いしたほうが良いでしょう!
コーナリング中の安定感や段差のスムーズで無理の無い昇り降りなど、日常の様々なシーンにおいて性能を体感する瞬間があります。
特に用も無いのに無駄に段差に乗り上げてみたりと、しっかりたっぷり楽しんでしまった筆者でした。


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日常におけるトリシティ

フロント周りの重さが気になると先程述べましたが、だからといって不便さを感じるわけではありません。
もちろん収納スペースもしっかり確保されているので買い物にも役立ちますし、通勤にもバッチリです。
それらの収納についてチェックしてみましょう。

【コンビニフック】
まずは定番のコンビニフックです。普段は目立たない程度に収納されていますが、ピョコッと飛び出せばバッグ等を下げるのに便利です。
ビジネスバッグなど、形を変えてシート下に収納できないバッグはコンビニフックが便利です。
足元スペースも広いので乗車の邪魔にはなりませんし、そこそこ大きな袋も掛けられるので買い物から通勤まで様々なシーンで役立ちます。

【シート下】
続いてシート下収納をチェックです。
約20L分の収納が可能になっており、なかなか深さがあって良い感じです。
ジェットヘルメットがピッタリ!20L容量のリュックももちろんピッタリ入りましたし、ツーリングの時は雨具やちょっとした工具セットを入れておくことができるのでかなり便利です。
ただし、シート下は走行中に熱がこもるので溶けやすいものや熱の影響で壊れてしまうような物は避けたほうが良いです。
筆者も片道20kmの通勤で使いましたが、走り終えた頃にはリュックがホカホカでした。冬の温まり具合が気になります。

LED採用でシャープなイメージを強める

ポジションライトにはLEDでが採用されており、「普通のスクーターではない」というイメージをより強くしています。
実用的ではありながらバイクを選ぶ時には欠かせない「見た目の格好良さ」も兼ね備えており、他車との差別化がされています。
最近はLEDを使われているスクーターも多いですが、まだまだ少数派。そんな中で省電力なLEDが使われているのは、長く乗り続ける上でも消耗品にかける金額を少しでも減らしたいライダーにとっては嬉しいですね。

また、テールライトもLEDが採用されており後方へのアピールも万全。
ウインカーもテールの幅に合わせて埋め込まれているので、ウインカー特有の出っ張りが無くてスッキリした見た目になっています。

メーターはシンプルながらも見やすい設計になっています。「時計、燃料系、速度計、外気温、トリップ、オド」を確認できます。
速度表示が大きいので視認性が非常に良いです。


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トリシティに跨ってみよう!

実際にウェビックスタッフがトリシティに跨ってみました。スペック上はシート高780mmとそこまで高くもありません。
今回も身長167cmのスタッフで足付きチェックです。
いざ乗車してみると、ほぼ問題ない程度には両足を地面に着けることができています。
不安な方は片足をステップに乗せてしまい、もう片方の足を完全に地面に着けてしまえば問題ありません。

また、トリシティは自立しませんので、両足をステップに乗せて停車することはできません。
興味本位で試してみましたが、やっぱり駄目でした。残念。

トリシティでタンデムライディングを楽しもう!

トリシティはもちろんタンデム時も安定した走行でパッセンジャーに安心感を与えてくれます。
タンデムシートが高くなっていますが、ほんの僅かですので大幅に目線が高くなることはありません。
また座面も広いので安定感抜群です。タンデムグリップもガッチリ掴める強度になっているので、安心して乗車することができます。
嬉しかったのはタンデムステップがガッチリしていること!踏ん張りが効くので乗車時のホールド力が違います。
こういう面でも安定感がひと味違うのはトリシティの大きな魅力ですね。

トリシティ155と比較!

トリシティには125ccと155ccの2パターンあります。排気量以外に装備で違いはあるのか比較してみます。

【フロントポケット】
トリシティ155には右側にフロントポケットが存在します。

▲トリシティ125:インナーパネル
▲トリシティ155:インナーパネル

これがあるか無いかで結構便利度合いが変わってきます。ポケットの中にはシガーソケットもありますのでスマートフォンなどの充電も可能です。
積載可能量はそれほど多くありませんが、ちょっとした小物を入れるのに最適です。
※トリシティ155に着いているヘルメットロックは社外品です。

▲トリシティ155
▲トリシティ155

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【パーキングブレーキ】
トリシティ155にはパーキングブレーキが備わっています。
「意外と使わないでしょ?」と思う方が多いのではないでしょうか?筆者もそう思ってました。
意外と使うんです。コレ。
エンジンかけたままちょっと停まって何かをする際に使うと便利ですよ。

【シート下スペース】
シート下スペースに関しては容量が違います。
トリシティ125:約20L
トリシティ155:約24L
と、155の方が約4L大きくなっていますので、こちらはフルフェイスヘルメットの収納も楽々♪
さらに、LEDの照明があり、手元を明るく照らしてくれるので夜間の荷物の出し入れも問題なし!

【ヘッドライト】
125はポジションライトのみがLEDでしたが、155はヘッドライトもLEDが装着されています。
やはり明るさが全然違いますね!ポジションライトのLEDと合わさってかなり良い感じの表情になります。

▲トリシティ125:ヘッドライト
▲トリシティ155:ヘッドライト

【どっちが良いのか!?】
こうしてみると意外と違う部分が多いですね。
125は街乗りなどをメインにした簡易必要最低限の装備で、155はツーリングにも使えるように豪華装備をプラスした感じです。
カタログ値の燃費は155の方が良いですが、これはブルーコアエンジンを採用している事が要因でしょう。
125にするか、155にするかは自分がメインで使用するシーンをしっかりと考えて、適したほうが選ぶことをオススメします。
筆者の印象では、155だとちょっと車体が大きくて普段の「ちょっとそこまで」が125に比べると大変かな?と思いました。
実際に跨って決めてみると良いでしょう!

トリシティ125で走ってみよう!

実際にトリシティ125を通勤に使ってみました!往復40kmの走行でしたが、ちょっと買い物をしてみたり色々と試してみました。
まずは、取り回し。
身長的には足つきに問題はないですが、フロントが重い・・・。跨った状態で押して歩くと結構ドッシリ感じます。
そしていざ走り出してみましたが、フロントの重さを走行中も感じました。「アクセルを開けてスパッと加速する!」というバイクでは無いですね。ゆったりと穏やかに発進するバイクです。
しばらく走ってみると、やはりフロント二輪の安定感に驚きます。運良く(?)雨の日の走行になったのですが、直進中もコーナリングも常に地面に接地しているのを感じました。
普段であればヒヤッとする濡れた路面やマンホールでも、いつもに比べると圧倒的に安定して走行できて本当に頼もしかったです。
横風に当たっても真っ直ぐ走りますし、「あれ?これ絶対転ばないんじゃないか?」なんて思ってしまうほど。凄いぞトリシティ!凄いぞLMW!
また、寄り道をする時にあえて段差に登ってみましたが、フロント片側だけ段差に乗せても普通に走ることができたので驚きながらも初めての体験でした。
7~8cm程度の段差であれば問題なく乗り上げて普通に走れます。
また、ブレーキは前後連動なので左のブレーキレバーを握ればフロントとリアの両方にブレーキがかかります。制動力も高いので、急なブレーキにもしっかり対応してくれます。
本当に日常での利用において大活躍する性能が盛りだくさんのトリシティ125でした。

見た目の物珍しさが先行しがちなトリシティのイメージですが、走行するとより魅力的に感じられます。
LMWで新しい世界を体感してみては如何でしょう!
撮影協力:ヤマハ発動機株式会社

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