
目次
【ヤマハ MT-09】
ディテール&試乗インプレッション
衝撃のデビューから早3年。更なる進化をして2017年モデルの登場です。
前モデルから大幅に変更されたルックスや新たに装着されたトラクションコントロールなど、とにかく魅力いっぱいの仕上がりになっています。
そんな1台に迫ってみました。
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- ウェビックバイク選びおすすめのMT-09中古車一覧
コンパクトながら存在感のある車体
車体は非常にコンパクトです。「本当に845ccもあるのかな?」と思ってしまうほど。
前モデルから大幅に変わったヘッドライトには1番に目が行ってしまいますね。
個人的にはタンクからテールまでのフォルムに美しさを感じます。
片持ちリアフェンダーによってすっきりしたテール周りに
前モデルから大きく変わった点として、リアフェンダーが片持ちになっています。
これによりテールライト周りが非常にシャープな設計になっており、デザイン面でも進化を感じられます。
また、テールライトはLEDが採用されていますので夜間走行時も視認性はもちろん、シャープな雰囲気が一層際立ちます。
心地よい3気筒サウンドを奏でるショートサイレンサー
MT-09のコンパクトなフォルムを崩さないショートサイレンサーがとても格好いいです。音量も静かすぎず迫力あるサウンドを響かせます。
走行時も3気筒特有のサウンドが心地よく、低回転も高回転も「良い音」を聴くことができます。
雑なアクセルワークは厳禁!?驚きのパワーを発揮するエンジン
エンジンは「水冷4ストロークDOHC4バルブ 直列3気筒」となっており、出力特性は3パターンから選ぶことができます。
Bモード(優しい)<STD(普通)<Aモード(速い!)となっており、Aモードはかなりレスポンス良く吹け上がっていくので、雑なアクセルワークは危険です。
街乗りやツーリングで流す程度であれば、STDかBモードがちょうど良く楽しめそうです。
また、前モデルからの変更点として、トラクションコントロールが装備されています。
これがあるだけでも思いがけない急発進や急加速への安心感が違いますね!
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純正ヘルメットロックが便利!
MT-09には純正でヘルメットロックが着いており、非常に便利です。
単体で存在しているので何かのついでに開ける、という流れにはなりませんが社外品を買う必要はないですし、車体の雰囲気を損なわないので嬉しい装備です。
安心装備で走りも存分に楽しめる足回り
ラジアルマウントキャリパーにABS標準装備でブレーキング時の安全性は高いです。
サーキット走行などで高速走行をする際はもちろん、ツーリング先での急ブレーキにもしっかり効いてくれるはずですので、安心してライディングを楽しめます!
乗車しやすいタンク形状とシート形状
シートは滑りにくく座りやすいのですが、それに加えてタンクのホールド力に驚きました。
自然に座っただけでしっかりフィットするのでニーグリップのしやすさが抜群です。
ちなみにタンデムシートは座面が小さく座りにくいです。掴む部分もベルトしか無いので、落ちてしまいそうな気持ちになります。
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MT-09のシートの開け方
実はシートを開ける際に結構迷いました。どこだどこだと探して数分・・・。
ありました!
シート裏のフェンダーに蓋を発見!これを開けると鍵穴が出てきます。
開けると一応小物スペースが現れますが、ETCを装着したら他には何も入らなさそうです。
車載工具はシート裏に収納されています。
小ぶりながら見やすいメーター
「スピードメーター、タコメーター、オド/トリップ、ギアポジション、モード、トラクションコントロール、燃料計」をひと目で確認できるので、情報量は豊富です。
しかし、走行中にはっきり見えるのは速度とギアポジション程度でしょう。それ以外は停車中に確認した方が安全です。
過激な一面もあるがやっぱり乗りたくなる!
今回試乗して、その鋭い加速には驚きました。
私も普段は同排気量のバイクに乗っていますが、とても同じとは思えません。
アクセルを開ければ怒涛の加速にドキドキしながらも楽しさを感じることができますし、加速していく際の3気筒独特のサウンドもクセになります。
ただ、街中での走行は少し気を使いますね・・・。性能も使い切れないので、乗っていても本当の楽しさを感じることは難しいです。
ツーリングやサーキットで本領を発揮するマシンです。
前モデルから進化したMT-09は間違いなく多くのライダーを魅了するマシンですし、私自身も多くの方にこのマシンに乗って魅力に触れて欲しいと思います。
軽量な車体とレスポンスの良さにはきっと驚くはず!
刺激的なライディングを是非MT-09と共に体感してみてください。
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撮影協力:ヤマハ発動機株式会社
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