2025年の鈴鹿8耐で初公開されて以来ついに26年7月に正式発売されたNew GSX-R1000R
最新の排出ガスと騒音規制をクリアし、エンジン内部をグレードアップ
さて果たして、この細部にわたる進化内容はストリートでわかるものなのか、検証!

■文:中村浩史 ■撮影:富樫秀明
■協力:スズキ https://www1.suzuki.co.jp/motor/
■ウエア協力:アライヘルメット https://www.arai.co.jp/jpn/top.html、クシタニ https://www.kushitani.co.jp

主役不在期、ようやく終了!

GSX-R1000Rといえば、HAYABUSAと並んで、スズキの主役だったはず。それが約3年間も不在だったのは、ひとえに最新の排出ガス&騒音規制のためでした。

現在、施行されている規制は「令和2年排出ガス規制」。HC(炭化水素)とCO(一酸化炭素)を75~85%、さらにNOx(窒素酸化物)を50%削減せよ、という厳しいもので、排出ガス規制が始まった1998年と比べると、HCは1/20、COは1/13、NOxは1/5という規制値になっています。1998年なんて、まだGSX-R1000Rは誕生していなかったけれど、ツインチューブフレームのGSX-R750Tがインジェクション化された年ですね。ハッ!それでインジェクション化されたのかもしれない!
 
そして約3年のブランクを経て帰ってきました、New GSX-R1000R。まず最新の排出ガス規制と騒音規制をクリアするべく、吸気系ではスロットルボディ吸入径を2mmアップし、シリンダーヘッドの吸気ポート形状を変更。圧縮比を高め、カムシャフトはプロフィールを変更、アルミ鍛造ピストン形状も変更、クランクシャフトは精密組み立てを施し、エキパイ径をアップしてキャタライザーのサイズを変更した新型マフラーも採用しました。エンジン内部は、ほぼすべて新作ですね。排出ガスをクリーンにするには、完全燃焼を目指す高い燃焼効率と、薄くガソリンを吹いてもパワーが出る特性を作らなければならないので、その難題をクリアしたからこそのリニューアルなのです。

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情報提供元 [ WEB Mr.Bike ]

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