スズキは新型クロスオーバーモデル「SV-7GX」を2026年10月13日に発売する。メーカー希望小売価格は3色のグラフィック仕様が117万7000円、ブリリアントホワイト単色仕様が113万3000円(いずれも消費税10%込み)。上位モデル「GSX-S1000GX」のコンセプトとデザインを受け継ぎ、645ccのVツインエンジンに電子制御システム「S.I.R.S.」を組み合わせながら、GSX-S1000GX(211万2000円)のほぼ半額に収めた。

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価格は113万3000円から。上位のGSX-S1000GXより約98万円安い

スズキ SV-7GX(ブリリアントホワイト/トリトンブルーメタリック)

今回の国内導入で最も注目すべきは価格だ。SV-7GXは117万7000円(ブリリアントホワイト/トリトンブルーメタリック、パールマットグレージュ、グラススパークルブラック)と113万3000円(ブリリアントホワイト)の2本立て。同じ「GX」の名を持つ兄貴分のGSX-S1000GXは211万2000円なので、白単色仕様なら97万9000円安く、価格は約54%にとどまる。

SV-7GXのVツインを積んでいた先代のSV650は83万6000円、Vストローム650は99万円、Vストローム650XTは103万4000円だった(いずれも2025年に生産終了が伝えられた時点の価格)。SV650比では29万7000円の上乗せとなるが、その差で電子制御スロットル、3モードのドライブモードセレクター、トラクションコントロール、双方向クイックシフター、3段階調整式スクリーン、リヤキャリアまでが標準で付く。Vストローム650XTとの差は9万9000円だ。

2つの価格の差は4万4000円で、諸元表を見比べる限り、エンジンや車体の仕様は同一で、違いは車体色だけである。画像で確認できる範囲では、白単色仕様はカウルのグラフィックが控えめで、ホイールはブラック。3色の仕様はカラーホイール(BQJ・YVBはブルー、Q2Aはレッド)を組み合わせている。

欧米で先行発売。国内価格は為替換算で割安な水準

欧州・北米では2026年夏から販売が始まっている

SV-7GXは2025年11月のEICMAで世界初公開され、2026年3月の大阪モーターサイクルショーで国内初披露された。海外では先行して販売が始まっており、英国では白単色仕様が6999ポンド、3色の仕様が7399ポンド。北米では8599ドルから、オランダでは9499ユーロからで、オプションカラーに300ユーロの追加料金がかかる。当サイトの既報時点の換算で、英国は約140万円、北米は約137万円だった。

税制や為替が異なるため単純比較はできないが、国内の113万3000円は為替換算上の欧米価格より割安な水準にある。白単色仕様と3色仕様という2本立てで、差額を小さく抑えた価格設定も英国やオランダと同じだ。国内の年間目標販売台数は840台としている。

GSX-S1000GX譲りのクロスオーバーに、熟成の645cc Vツイン

645cc水冷90度Vツインエンジン

SV-7GXは、ストリートモデルのスポーツ性とアドベンチャーモデルの快適性を融合させたクロスオーバーモデルだ。国内仕様も欧州仕様と同じくスチール製のトレリスフレームと、スリムでコンパクトなVツインエンジンを採用する。疲れにくく足つき性の良いシートを組み合わせ、シート高は795mm。長距離ツーリングの快適性と、街中での扱いやすさや安心感を両立した。

エンジンはP511型の645cc水冷4サイクルV型2気筒DOHC4バルブで、最高出力54kW(73PS)/8500rpm、最大トルク64N・m(6.5kgf・m)/6800rpmを発揮する。1999年の初代SV650以来、50万台以上が生産されてきた安定感のあるユニットだが、EURO5+適合に伴い各所がアップデートされている。費はWMTCモード値で24.6km/L、E10ガソリンにも対応する。

電子制御システム「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」は、エンジンの出力特性を3つのモードから選べるスズキドライブモードセレクター(SDMS)、スズキトラクションコントロールシステム、双方向クイックシフトシステムなどで構成し、走行をサポートする。

17Lタンクと小型プロジェクターライトで実用性を高めた

LEDヘッドランプ

4.2インチカラーTFT液晶マルチインフォメーションディスプレイ

明るさと広い配光を両立した小型プロジェクターライトを採用。燃料タンクはSV650の14Lから17Lに容量を拡大し、航続距離を伸ばした。メーターは4.2インチのカラーTFT液晶で、スマートフォンと連携するとターンバイターン方式のナビゲーションを表示できる。

容量17Lの燃料タンク

グラブバー一体型のリヤキャリアを標準装備

SV-7GX(2026)

発売日:2026年10月13日(火)
メーカー希望小売価格:117万7000円(BQJ・Q2A・YVB)/113万3000円(YUH)

ブリリアントホワイト/トリトンブルーメタリック(BQJ)

SV-7GX(2026)ブリリアントホワイト/トリトンブルーメタリック(BQJ)

SV-7GX(2026)ブリリアントホワイト/トリトンブルーメタリック(BQJ)

パールマットグレージュ(Q2A)

SV-7GX(2026)パールマットグレージュ(Q2A)

SV-7GX(2026)パールマットグレージュ(Q2A)

グラススパークルブラック(YVB)

SV-7GX(2026)グラススパークルブラック(YVB)

SV-7GX(2026)グラススパークルブラック(YVB)

ブリリアントホワイト(YUH)

SV-7GX(2026)ブリリアントホワイト(YUH)

SV-7GX(2026)ブリリアントホワイト(YUH)

SV-7GX(2026)主要諸元

・全長×全幅×全高:2,160mm×910mm×1,295mm
・軸間距離:1,445mm
・最低地上高:135mm
・シート高:795mm
・装備重量:211kg
・エンジン:P511・水冷・4サイクル・V型2気筒 / DOHC・4バルブ(645cm3)
・最高出力:54kW〈73PS〉 / 8,500rpm
・最大トルク:64N・m〈6.5kgf・m〉 / 6,800rpm
・燃料タンク容量:17L
・変速機形式:常時噛合式6段リターン
・ブレーキ形式(F/R):油圧式ダブルディスク(ABS) / 油圧式シングルディスク(ABS)
・タイヤサイズ(F/R):120/70ZR17M/C(58W) / 160/60ZR17M/C(69W)
・販売価格:117万7,000円(BQJ・Q2A・YVB)/113万3,000円(YUH)

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    トレリスじゃなくてトラスね

  2. 匿名 より:

    なんてコスパの良さ!!日本向けだけ「特売価格」だね。

  3. 匿名 より:

    三角形じゃないのでトレリスであってるですよねぇ...
    恥ずかしいですね

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