ヤマハ発動機は、2026年10月2日からフランスで開催されるモトクロス国別対抗戦「MXoN 2026」にて、電動モトクロスバイクのコンセプトモデル「YE-01」の展示およびエキシビション走行を行う。近い将来開始予定の電動モトクロスカテゴリー「MXEP」への参戦を見据えた取り組みとしている。
MXoN 2026で展示およびエキシビション走行を実施
ヤマハ発動機は2026年9月28日、10月2日からフランスのエレネで開催されるモトクロス国別対抗戦「Monster Energy FIM Motocross of Nations 2026(MXoN 2026)」において、電動モトクロスバイクのコンセプトモデル「YE-01(ワイイー ゼロワン)」の展示およびエキシビション走行を実施すると発表した。これは、近い将来に開始が予定されている電動モトクロスカテゴリーのレース「MXEP」への参戦を見据えた取り組みとしている。
「YE-01」は、カーボンニュートラルの実現に「FUN」でアプローチする電動モトクロスバイクのコンセプトモデルとして、フランスの電動二輪メーカーであるElectric Motion SAS(EM社)と共同開発された。昨年の欧州最大級の二輪車展示会「EICMA(ミラノショー)」ですでに車両展示が行われており、今回のエキシビション走行では車両の魅力や電動でのモトクロス走行の可能性を紹介する予定だ。
YZ450Fのシャシー技術をベースにした新設計フレームとEM社と共同開発の専用パワーユニットを採用
開発コンセプトには「人とマシンの可能性を拡張する」が掲げられている。長年のレース活動で培われた「YZ450F」のシャシー技術をベースに開発した新設計フレームを採用し、高い操縦安定性と優れた車体コントロール性でライダーとの一体感を実現したとしている。
パワーユニットには、ヤマハとEM社がそれぞれ培ってきた電動車両開発の知見を融合した専用品を採用。さらに、電動モトクロス車としては特徴的なクラッチを搭載しており、ライダーの操作に応じて駆動力を自在にコントロールできることで、マシンとの一体感が感じられ操る楽しさを高めているという。
同社は「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」に基づき、2050年までに事業活動を含むサプライチェーン全体でのカーボンニュートラルの達成を目指している。EVをモトクロスの未来を広げる新たな選択肢のひとつと位置付けており、モトクロスが持つ魅力や感動を大切にしながら、電動化によって新たな可能性を広げ、より多様な楽しみ方や体験を提供することを目指すとしている。
今後も電動化を含め、サステナビリティに寄与するさまざまな技術の研究・開発を推進し、マルチパスウェイでカーボンニュートラルの実現を目指すという。なお、同モデルの日本国内での市販化や展開については明らかにされておらず、続報を待ちたい。
ヤマハ発動機 ニュースリリース:https://www2.yamaha-motor.co.jp/jp/news/newsrelease/index/AP002236360
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