『最新ストリートバイク 試乗比較！』2016モデル 250ccクラスを買うならこれだ！第一弾

ST250E
前傾とは無縁のアップハンドルで、遠くまで目線を送りやすい。
左右の視界も良好で問題は感じられない。

グラストラッカービッグボーイ
小柄なライダーでも無理なく乗れるコンパクトポジション。前傾度はゼロでかなり快適。

バンバン200
長さも幅も厚みもあるシートにルーズに跨ると、幅広いハンドルがお出迎え。自然と笑顔がこぼれる(笑)

トリッカー
今回掲載しているストリート系4種の中では、最も元気さを感じる。充分なトルクがあり、且つ高回転もグングン伸びる楽しさを兼ね備えている。

ST250E
パワーに余裕は無いが、軽い車体にマッチした必要十分なトルクを提供し、爽快な乗り味。

グラストラッカービッグボーイ
見た目の印象はダートトラッカーのようだが、ST250と同じ出力（19ps）で優しい。138と軽量のためか、乗り味は軽快！

バンバン200
SOHC2バルブ199ccからは"有り余るトルク感"こそ感じられないが、シティランをスマートにこなす範囲で楽しみたい。

トリッカー
オフロードモデルが装着する21インチよりも小径の19インチ（リアには16インチ）を採用しているため、フルサイズのオフ車よりも曲がりやすい。なにより"軽さ"が際立ち、ワインディングも楽しめそうだ。

ST250E
前後18インチには細めのタイヤを装備しており、とにかくナチュラルなハンドリングが印象的。
好条件の路面ならば、スポーティーな走りにも期待できる懐の深さ。

グラストラッカービッグボーイ
車体は軽量だが不安定な挙動もなく、コーナリングも安定している。そのためか恐怖感や疲労感が少ない。

バンバン200
風船のようなファットなタイヤだが、想像以上にハンドリングは自然。雨天でも安定した挙動で穏やかにコーナーを抜けていくことができた。

トリッカー
まるで自転車のように軽い。スリムな車体＋高めのハンドル＝『立ちゴケしない度』250クラスナンバーワン！

ST250E
跨るとボリュームを感じるが、150kgを切る軽量ボディのため取り回しに不安は無い。
柔らかくて座り心地抜群のシートは、ツーリングで疲れにくそうだ。

グラストラッカービッグボーイ
空冷シングルの軽量エンジンにコンパクトなタンク、ハンドルも押しやすい位置だ。足付きも問題なく、小柄な女性にもオススメ！

トリッカー
アナログスピードメーターが控えめに収まっている。ヤマハらしいシンプルかつ洗練されたメーター＆スイッチはライディングの脇役として主張しすぎないので好印象。

ST250E
ライディング時に視界に入るメーターリング、ヘッドライトケース、ウインカーボディともに美しいクロームメッキ仕上げ。質感は高い。

グラストラッカービッグボーイ
左にオフセットされたホワイト文字盤のスピードメーターのみという究極にシンプルな計器類。
余計なものを付けないというのも良いものだ。

バンバン200
グラストラッカーと共通のホワイトパネルの小径メーターが左オフセットしてカスタムイメージを演出。
ワーニングランプはメーター横に整然と収まっており、"必要最低限"という割り切りが素敵だ。