Z1100が、いよいよ国内にラインナップされた。Zシリーズに貫かれるSUGOMIデザインをさらに進化させながら、2023年に姿を消したZ1000からエンジンの排気量を拡大。電子制御デバイスもたっぷり搭載した。約20年前に登場し、スタイルにおいてもパフォーマンスにおいても、欧州で起こったストリートファイターブームを牽引したZ1000。2014年の第4世代Z1000ではSUGOMIデザインという哲学を打ち出し、さらなる高みへと登った。2026年モデルとして登場した新型Z1100は、カワサキのスーパーネイキッドカテゴリーをどのように進化させたのか。その詳細をお伝えする。
■試乗・文:河野正士 ■写真:富樫秀明■協力:カワサキモータースジャパンhttps://www.kawasaki-motors.com/ja-jp/
■ウエア協力:クシタニ https://www.kushitani.co.jp/
熟成ではない、進化だ。Z1100 SE試乗インプレッション
Z1100における変化の核心は、エンジン周りにあると言えるだろう。搭載するエンジンは排気量1098ccの水冷4ストローク並列4気筒。最大トルク113Nm、最高出力136PSを発揮する。注目すべきはストロークだ。Z1000の最終型からボアを据え置きながらストロークを3mm延長して排気量を55cc拡大。市街地で多用される回転域での力強さを作り上げながら、中高回転域では鋭い伸びも確保するのが狙いだ。
エンジンの変更点はそれだけではない。排気量の拡大に合わせてフライホイールの重量を増加。低中回転域での扱いやすさを向上させ、ロングストロークに対応した新形状のピストンを採用し耐久性をアップ。またスロットルボディの変更に合わせて吸気ポートを狭小化し、低中回転域での吸気流速を速めることで、低中回転域トルクを向上させている。またカムプロフィールを変更しバルブリフト量を低減。それに合わせてバルブスプリングも変更して低中回転域でのトルクと燃費を向上させるなど、微に入り細に入る。
情報提供元 [ WEB Mr.Bike ]
この記事にいいねする













