
原付二種免許(125ccまで)で乗れるお手軽バイクで街に出よう!
小型自動二輪、通称原付二種(原二)とは125ccのバイクまで乗ることのできる免許のこと。
50cc以下の原付免許に比べて、30km/hの速度制限がない(60km/hまで)、二段階右折が不要(厳密には禁止)、二人乗りOKと良いことずくめ。
もちろん、排気量が大きい分、パワーにも余裕がある。
通勤・通学がより快適になり、下道でのんびりしたツーリングも楽しめるので初めての1台やセカンドバイクとしてもうってつけだ。
2013年はホンダから新たにグロム、ズーマーXが登場し、原付二種の選択肢がより豊富になった。
今回はグロム、ズーマーXを含め、遊びゴコロ溢れる4台を紹介する。
「遊びゴコロ」と言えば、2013年にデビューしたクロスカブも外せない。
※詳細はモトレポートVol.8 スーパーなカブが欲しい!でチェック!
まだ原付免許しかないという人は免許の取得も忘れずに!
※小型自動二輪免許の取得方法についてはこちらから
目次
HONDA グロム(MSX125) 新車・中古車をさがす
ポップなデザインで東京モーターサイクルショー2013に登場し、すぐに人気に火がついたグロム。
12インチのホイールに極太タイヤを履き、フロントサスペンションには倒立フォークを採用、ブレーキも前後ともディスクブレーキを装備し、バイクとしての完成度が高い。
エンジン、エキゾーストから外装までカスタムパーツも充実しており、カスタムベース車として最も注目されているバイクのひとつだ。
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HONDA ズーマーX 新車・中古車をさがす
初代ズーマーは50ccの原付スクーターだったが、フレームが剥き出しのシートが目を引く「ネイキッドスクーター」をコンセプトとしたバイクだ。
2013年に排気量110ccのズーマーXがラインナップに加わった。
グロム同様タイホンダが生産するグローバルモデルだ。
初代ズーマーはいい意味でのチープ感がデザインの特徴だったが、ズーマーXは原二クラスにふさわしい高級感をもたせている。
鉄パイプフレームを活かしたデザインではなくなってしまったが、シート下の「フリースペース」は健在。
YAMAHA BWS125(ビーウィズ) 新車・中古車をさがす
「BW'S」と書いてビーウィズと読む。ファットタイヤを履き、オフロードの要素を加えたデザインのヤマハらしいスクーターだ。
先代モデルのBW'S100が2008年にBW'S125としてモデルチェンジした。
BW'S100は横目二眼が特徴だったが、BW'S100では異径の縦目二眼に変更され、ワイルドで武骨なデザインからより洗練されたイメージとなった。
シグナスXをベースに台湾で生産されるグローバルモデルだが、国内の正式なラインナップとしては販売されておらず、輸入車の形で入手することができる。
輸入車ながらエンジン関係から外装までアフターマーケットパーツは豊富で、自分だけの1台に仕上げる楽しみもある。
SUZUKI ストリートマジック 110 新車・中古車をさがす
今回紹介する4台の中でも唯一の2ストロークバイク。
110ccのほかに50ccも存在した。
2ストエンジンは同排気量の4ストエンジンよりもパワーがあり、パンチのある加速が一番の特徴。
2スト車は排ガス規制のために今後新車が出ることはないが、独特のエンジン特性に魅せられているファンが多い。
グロムが排気量125ccで9.8馬力なのに対し、ストリートマジック110はそれよりも小さいエンジンながら10馬力を出し、加速性能は2ストロークバイクの方が有利だ。
ストリートマジック110は、エンケイ製アルミキャストホイール、フロントサスペンションに倒立フォークを採用し、原二クラスながら本気の足回り。ミッションはオートマチックとなっている。
今回紹介した4台の中では最も軽く、車重はわずかに88kgと軽さも武器だが、タンデム用のシートとステップがないため一人乗り専用となる。
ダートトラック風のユニークなデザインと希少性のために根強いファンが多いが、中古バイクの流通量は年々少なくなっている。
2ストエンジンをもう一度味わいたいという人は、早めに確保したほうがいいかもしれない。
◆【Z125PRO】小さな車体に大きな楽しさがつまった本格ミニスポーツ