昨年2025年10月末に開催されたジャパンモビリティショーでワールドローンチされた「Z900RS Black Ball Edition(ブラックボール・エディション)」と「Z900RS CAFE(カフェ)」が、2026年モデルとしてラインナップ。2月から国内販売されている。この2026年モデルのZ900RSシリーズは、見た目こそ大きく変わっていないが、エンジン内部パーツのブラッシュアップや新しい電子制御技術の搭載など、扱いやすさとパワフルさの向上を目指して中身は大幅に変更されている。そのアップデートがどのような変化をもたらせているのか。ここでは両車で1時間弱という短い試乗時間であったが、そこでの印象をまとめてみたいと思う。

■試乗・文:河野正士 ■写真:富樫秀明
■協力:カワサキモータースジャパン https://www.kawasaki-motors.com/ja-jp/
■ウエア協力:クシタニ https://www.kushitani.co.jp/

狙いすぎた“Z”からカワサキのスタンダードへ。Z900RS BlackBall試乗

まずはZ900RS Black Ball Edition(以降ブラックボール)から。佇む姿は、どこも変わっていないように見える。いや正確には、変わっていないように見えるのは車体を構成する主要パーツのことであって、ビジュアル・デザインはバチバチに変わっている。ソリッドブラックの燃料タンクに、初代Z900RSと同様のファイヤーボールパターンをメタリックブラックでデザイン。くわえてメーターベゼルにヘッドライトリム、ハンドルバーにレバー類、フロントフェンダーステーにラジエーターシュラウド、燃料タンクキャップのほかにチェーンや前後ホイールまでブラックだ。

しかし、単なる“オール・ブラック”ではない。見る角度によってファイヤーボールパターンが浮かび上がる燃料タンク、それぞれの質感が異なるパーツをブラックに仕上げたことによって、真っ黒でありながら各部にコントラストがあって、重厚感を感じることはもちろんながら、美しさ、優雅さをも感じる仕上がりになっている。ジャパンモビリティーショーで、このスペシャルなカラーリングにヤラれてしまったファンも多いのではないかと考える。

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情報提供元 [ WEB Mr.Bike ]

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