
ヤマハ発動機販売は、モトクロス競技用「YZシリーズ」の2027年モデル7機種を9月25日より順次発売する。特に「YZ250F」は8年ぶりの新作エンジンを搭載し、戦闘力を大幅に向上させた。
「YZ250F」は新エンジンとフレームで「No.1パフォーマンス」を目指す
2027年モデルの「YZ250F」は、「All we make for your FASTER」をコンセプトに、全域で出力・トルクを高めた8年ぶりの新作エンジンを搭載。最新の「YZ450F」をベースとするコントロール性重視のフレームとの組み合わせにより、レースで勝てるパフォーマンスを実現した。
新作エンジンは、吸気系のフィーチャー刷新により高回転化を達成し、レブリミットを700rpm向上。吸気ポートの形状最適化や圧縮比アップ(13.8→14.1)とのバランスも図られている。排気系も新設計バルブスプリングによりバルブ挙動の安定性を高めた。クラッチは油圧式を採用し、レバー操作荷重の軽減とスムーズなつながり感を実現。フレームは「YZ450F」と共通のものを使用し、スタビリティとコーナリング性を両立させている。
前後サスペンションは「YZ450F」と同一コンポーネントをベースに「YZ250F」専用セッティングを施し、リアサスペンションには新型ベースバルブを採用。路面追従性を向上させ、優れた衝撃吸収性と快適性を発揮する。リアブレーキシステムはディスク小径化などにより180g軽量化し、リニアなコントロール性を実現した。
「YZ85」シリーズは扱いやすさと戦闘力を両立
「YZ85LW」および「YZ85」は、エンジン、車体ともに細部をアップデートし、レースでの戦闘力を引き上げると同時にランニングコストの抑制やイージーメンテナンスを実現。走行機会を増やすことでユースライダー育成に貢献する。
エンジンは、MotoTassinari製リードバルブ「VFORCE-4R」の採用やエアフィルター吸気口拡大、フライホイールマス増大などの相乗効果により、全域でのドライバビリティを向上。パワーバンドの拡大はクラッチ操作やシフト回数の減少をもたらし、イージーライドを提供する。クラッチは摩擦材を変更しジャダースプリングを追加、トランスミッションは使用頻度の高いギアの表面処理を変更し信頼性を確保した。
メインフレームはブラケット形状や板厚の変更により、操縦安定性と信頼性を向上。コーナリング時や高負荷時の接地感を高めている。メンテナンス性も向上しており、フロントホイールベアリングをオイルシール付に変更して防錆性を高め、外装パーツのボルト長を統一するなど整備性が向上した。軽量化も追求されている。
なお、いずれのモデルもレーシングブルーをベースに疾走感のあるグラフィックを組み合わせたカラーリングを採用。さらに「YZ250F」と「YZ125」は、海外ファクトリーマシンのカラーリングイメージを再現した「Monster Energy Edition」も販売される。予約は2026年6月18日から11月29日までの期間限定で、ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店にて受け付ける。
YZ250F(2027)主要諸元
・全長×全幅×全高:2185×825×1275mm
・ホイールベース:1480mm
・シート高:970mm
・車重:107kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 249cc
・最高出力:-
・最大トルク:-
・燃料タンク容量:6.2L
・変速機:5段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=80/100-21、R=110/90-19
・価格:97万9000円
ヤマハ発動機販売株式会社:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/#offroad-competition-lineup
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