初代スーパーカブC100は、1958年8月に発売されました。
4ストロークOHV単気筒50ccエンジンを搭載し、経済性と高性能を両立した
革新的な乗り物として大ヒットし、ロングセラーを続けているスーパーな原付モデルです。
スーパーカブ発売初期に制作されたカタログから、当時の時代背景などを探っていきたいと思います。
イラストを駆使した最初のカタログ
2008年、スーパーカブ誕生50周年を記念して、ホンダモーターサイクルジャパンが作成したパンフレットには、最初に制作されたと思われるカタログの復刻版が綴じられていました。
最初のカタログは、写真は少なく多くのイラストで構成されています。
イラストは、このモデルのデザインを担当した木村譲三郎氏が描いたとご本人から聞いた記憶があります。
写真よりもイラストの方が身近な乗り物というイメージがあります。
このカタログでは、車名にC100は出てきません。
セルモーター付きのC102が登場
1960年4月、C100にセルモーターを装着したスーパーカブC102が加わりました。
※カタログは個人所有のため、汚れや破損があることをご了承ください。
スポーツカブが仲間入り
1960年10月、50ccのスポーツカブC110とC111が発売されました。
フレームは、スーパーカブとは異なる形状です。
スポーツカブは、特に若い男性に人気を博しました。
二人乗りできる55ccのC105が登場
1961年8月、55ccのスーパーカブC105が発売されました。
カタログには、同年6月に達成したスーパーカブ生産100万台を伝えるコピーが見られます。
初代スーパーカブC100が発売されてから3年弱で100万台を達成した背景には、海外への輸出が好調なことも大きな要因です。
こんなにあったスーパーカブファミリー
1962年6月、カブファミリーの中では異色中の異色モデル、カブレーシングCR110を発売しました。このカタログは、CR110を収録したものです。
スーパーカブシリーズは、バリエーション展開により生産コストを下げて、性能に優れた低価格の製品をお客様の好みに応じて提供しました。
この展開によって、スーパーカブシリーズは、日本はもとより海外でも人気を博し、Hondaの経営基盤を強固なものにしました。
スーパーカブの大ヒットによって、Hondaが四輪事業に進出し、F1世界選手権への挑戦にも大きく寄与したのです。
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