レースライダーだった開発PLが操る満足感を最優先に注ぎ込んだFireBlade!

1992年に登場したCBR900RR FireBladeは、世界が唖然とする超過激なスーパースポーツだった。
しかし当時は300km/hを目指すフラッグシップがもてはやされ、ホンダの海外マーケットからの期待も「最速」。
ところがホンダの開発陣に、そんな「最速」に目もくれないプロジェクトリーダーがいた。
全日本チャンピオンも獲得した走りのパフォーマンスを知る感覚からすると、右に左にコーナリングする満足感こそ、ライディングの楽しみ。
ビッグバイクでひたすらトップスピードを狙うと、そのパワーに耐えるエンジンは強度の必要性から重くなり、車体も必要な剛性を確保すると重くなる。
それはコーナリングの扱いを重く頑固なハンドリングとしてしまう。
そこでパワーに上限を設定し、何より車重を軽くすることが最も乗りやすく満足感を得るための条件となる。
当時ライディングを最も楽しませるのは600ccのスーパースポーツで車重が185kg、そしてこの車格で狙えるパワーの120PSを得る軽くコンパクトな排気量は900ccが算定された。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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