BMW Motorradは、ミドルクラスの新型アドベンチャーモデル「BMW F450GS」を発表し、2026年5月19日より専用ウェブサイトにて注文受付を開始した。完全新設計の並列2気筒エンジンを搭載し、クラッチ操作を不要とする新機構「Easy Ride Clutch (ERC)」を採用したのが最大の特徴である。価格は96万1000円からで、納車は2026年9月上旬以降を予定している。日常ユースからオフロード走行まで、幅広いシーンで活躍する戦略モデルだ。
目次
GSの本質を凝縮したミドルクラスモデル
新型「BMW F450GS」は、ダウンサイジング志向が高まる近年拡大を続けるミドル・クラス市場に向けた戦略モデルとして開発された。日常の用途からツーリング、スポーティな走行、オフロード走行までをカバーする高い汎用性を備えている。アイコニックなX型のデイライトを備えた高性能LEDヘッドライトや、短いホイールベースによるコンパクトなデザインが特徴である。国内仕様車はETC 2.0車載器を標準装備し、3年保証も付帯する。
新開発の並列2気筒エンジンと革新クラッチ「ERC」
心臓部には完全新設計となる並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力35kW (48hp)/8,750rpm、最大トルク43Nm/6,750rpmを発揮。135度のクランクピンオフセットとバランスシャフトの採用により、振動を抑えつつ鼓動感のあるフィーリングを実現している。燃費性能は約26.3km/Lで、14Lタンクとの組み合わせにより約350km以上の航続距離を確保する。
最大のトピックは、新たに開発された「イージーライトクラッチ (ERC)」である。クラッチレバーは装備されるものの、発進、変速、停止のどの場面においてもクラッチの操作を不要としている。クイックシフターのシフトアシスタントプロとの組み合わせでシームレスなシフトチェンジを実現する。
車体面では新設計のスチールチューブラーフレームを採用し、軽量かつ高い剛性と軽快なハンドリングを実現。足回りはフロントにKYB製倒立フォーク、リアに高いねじり剛性を確保するアルミ製スイングアームとKYB製モノショックを組み合わせる。日本仕様ではスポークホイールは装備されず、シート高は845mmに設定されている。
充実の電子制御とコネクティビティ
ライディング・モードは「Rain」「Road」「Enduro」の3種類から選択可能。さらに、ABS Pro、DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)、MSR(エンジン・ドラッグ・コントロール)といった先進電子制御を標準装備し、様々な走行シーンにおける安全性と制動力を確保している。
メーターには、あらゆる情報と機能を表示する大型の6.5インチTFTディスプレイを採用。コネクティビティ機能により走行中の通話、音楽再生、ナビゲーションの利用が可能で、コクピットには実用的なUSB-C電源も装備されている。
個性の異なる3つのバリエーション
エクスクルーシブ
ツーリング向けに装備を充実させたモデル。カラーは「コスミック・ブラック」。ブラックのハンド・プロテクター、樹脂製エンジン・アンダーガード、クリア・ウィンドウ・シールドを装備する。メーカー希望小売価格は96万1,000円。
スポーツ
スポーツ・サスペンションを装備したモデル。カラーは「レーシング・レッド」。エクスクルーシブ同様にブラックのハンド・プロテクター、樹脂製エンジン・アンダーガード、クリア・ウィンドウ・シールドを備える。メーカー希望小売価格は98万4,000円 。
トロフィー
最上級モデルであり、「イージーライドクラッチ (ERC)」を標準装備する。カラーは「レーシング・ブルー・メタリック」 。専用装備として、ホワイトのハンド・プロテクター、アルミニウム製エンジン・アンダーガード、ラリー・スモーク・ウィンドウ・シールドが奢られる 。メーカー希望小売価格は103万3,000円 。
BMW F 450 GS 主要諸元(抜粋)
・エンジン:水冷並列2気筒DOHC4バルブ 420cc
・最高出力:35kW (48hp) / 8,750rpm
・最大トルク:43Nm / 6,750rpm
・車重:178kg
・燃費:約26.3km/L
・燃料タンク容量:14L
・シート高: 845mm
・航続距離:約350km以上
■予約注文受付専用ウェブサイト
https://www.bmw-motorrad.jp/ja/campaign-and-event/campaign/f450gs-order.html
この記事にいいねする



























