空冷単気筒・セパハン・ハーフカウル・フルLEDにABSまでついて36.8万円というぶっ壊れ価格の原付二種

stonemaker003 × XO-1

とんでもねぇバイクを見たッ!! 名古屋モーターサイクルショーの展示でひときわ異彩を放つ原二のセパハン・フルカウル!真っ赤な車体とホワイトの差し色、こんなルックスで「368,000円(税込)」って何がどうしたらそうなるの?
CFMOTO PAPIO XO-1 という「おっさんキラー」なそのビジュアルに、一度は乗ってみたいなの気持ちが高まった時、バイカーズパラダイス南箱根でレンタルしてるという情報をキャッチしていざ向かう!!

早朝イチバンのりで本指名 いざ試乗する

現在のバイクシーンの中心たるカテゴリ「ネオレトロ」ではあるが、125ccは空白地帯!そこに乗り込んできたのがこのPAPIO XO-1 と言えるだろう。

CFMOTO PAPIO XO-1に乗りたいと本指名すると、黒服、もとい店員さんから「おー!!」と拍手をもらう。南箱根界隈だと伊豆スカイラインや芦ノ湖スカイラインなど「超有名・有料道路」がある立地のため、それらに入れない125ccだとなかなか出番がなかったそうな。空冷単気筒のエンジンが「独特なんですよね・・・」と店員さんが言葉少なめ。普段なら駐車場で少しならし乗りをしてもらってから公道にでてもらうという車両だが、当日はイベントのため駐車場は黒山の人だかり。
シート高760mmのベタ足仕様で、セパハンもまぁそこまでキツくない車体。空冷単気筒の125ccで(そんなクセつよ?まぁ大丈夫でしょう・・・)と、正直ナメプで乗りました。最後に店員のおねぇさんが「ブン回してくださいね!」と声をかけてくれたけど、まさかこんなエンジンだとは、想像すらしてなかった。

ファースト・インプレッションでぶったまげた

【車名】CFMOTO PAPIO XO-1 【エンジン】空冷4ストローク 単気筒 【排気量】124cc【最高出力】約9.4PS / 8,250rpm【最大トルク】約9.2Nm / 6,500rpm【トランスミッション】6速マニュアル【燃料タンク容量】約7l【全長×全幅×全高】約1,750mm × 750mm × 975mm【シート高】約760mm【車両重量】約114kg【タイヤサイズ】F:120/70-12 R:130/70-12【灯火類】フルLED

(こういう意味か!?) はじめての感覚に戸惑うのも無理はなく、最近の電子制御と低速トルクがモリモリの「初心者にやさしい」バイクばかり乗ってきた筆者にとって、PAPIO XO-1のエンジンはかなり新鮮なフィーリング。下のトルクがスッカスカで、ちゃんと(?)ぶん回さないとエンストはすぐ喉元まで迫ってくる。このビジュアルはダテじゃなく、ハーフカウルでセパっているのも理由がある。初心者やバイク女子を置き去りに、峠で育ったバイク兄貴にフォーカスした「低排気量でブン回したい」という、そんなアナタにご用意しましたといわんばかりのエンジンフィーリング!もちろんカーブはキレッキレで、114kgしかない車体もあいまって、ヒザの入力だけでびっくりするほどよく曲がる! なんですかコレは。誰ですかコレ作ったの。

車体をじっくり観察したら、余計に意味がわからない

(安いバイクはどこか安っぽくしないとさぁ・・・高単価の大排気量バイクに乗り換えてくれないんだよね・・・)って、声なきバイクメーカーの声が聞こえてくるバイクが多い中、このPAPIO XO-1は常識の範囲におさまらない。もう一度いうけど、これ368,000円(税込み)です。エンジンがかなりクセ強ですが、このデザインでこの価格がぶっ壊れすぎやしませんか?

この横二眼ヘッドライトがまさに異形。ロービームとハイビームがアシンメトリーになっているという拘り。ついでにチラ見しているフロントフォークも当たり前のように倒立である。

ハーフカウルといえばまさにコレ、バイクの印象をキュッとしめるアンダーカウルももちろん標準装備。車体上半分は赤と白でド派手にまとめあげて、エンジンまわりはブラックで締めるオシャレ感満載のデザイン。

リアのタイヤまわりも、どこか(アレ?まさかカタモチスイングアーム??)と見間違えしそう。

これだけの拘りがあるパーツ類なので(まさかベルトドライブでは?)と思ってしまったけど、ここはフツーにチェーンでした。

ご覧ください。このマフラーとテールランプ。「バイクのデザインはKETSUだよKETSU」とのたまう御仁も多くいる中、はたしてコレに納得しない人がいるであろうか。

12インチのホイールも、もちろんどこでも見たことがないデザイン。いちいち感動するのが面倒くさくなってくる。当然ノーマル装備でこのホイールだってんだから世の中は不公平

イチバン驚いたのがシートの質感。コレはアルタンカーラ?なのか??さらっとした手触りでかなりの高級感。どうしてこうなった。

ウインカーの位置・・・わかりますか?ハーフカウルに「縦」ですよ「縦」こんなん卑怯です。

バーエンドミラーも質感高くてトップブリッジのブラックとも統一感でてる。どこまでカッコいいのか。もうやだこのバイク。

メーターは「速度」は小さくデジタル表示。「回転数」はでっかくアナログ表示。完璧じゃん。

唯一、エンジンガードはオプション品だが、他のパーツは純正そのまま。お店で買ったらこのままツルシで出てくるっていうんだからまさに謎。ファミリーバイク特約が使える原付二種で、本体価格368,000円は遊興費を削れば勢いだけで買ってしまいそうな魅力がこれでもかってくらい詰まっていた。こんなん欲しくない人いるわけないじゃんか。

熱海峠を駆け抜けろ!走りの125ccが本領発揮!

伊豆スカイラインが使えない125ccでいく熱海峠。ここの下りが苦手でいつもは避けて通る道も、コイツとなら・・・行けそうだぜ

「ガワ」だけじゃなく「ナカミ」もちゃんとしてる奴。ギアはしっかり6速まであり、メーター内のデジタル表示でギアポジもしっかり反映してくる。760mmのシート高でセパハンだと、こうも走りやすいのかという道路をナメながら走っている感覚に、下りの急カーブもいつも以上につっこんで曲がれる!

さすがに熱海峠の上りはキツイ排気量。だがこの時ばかりは車列を作ることなく登りきれた。

いつもは後方の車両に前を譲りながら下る熱海峠、今回ばかりは下まで譲らずに完走!(単にタイミングがよかっただけなのかもしれないが)このpapio XO-1はほんと走りやすい。Uターンして登りへ挑んではみたが、排気量の残酷さはあれど、ヒザだけでくるんくるん曲がる走行性能にわざと6速までブチあげてフルスロットル!「エンジンの悲鳴」を聞いてみたりする余裕すらあった。なんだよ、もう俺半分オーナーじゃん。一心同体の峠だったよ。

デザイン・価格・音は100点満点! あとはエンジンのクセをどう見るか


またしょうこりもなく試乗動画つくったので、エンジン音とおっさんの歓喜の声が気になったらご再生とグッドボタンをお忘れなく。

そして最後に・・・正直に言う。

この papio XO-1は、「万人におすすめできるバイク」ではない。

低速トルクはスカスカで、雑に乗るとすぐエンストするし、坂道は排気量なりにキツい。

でも──

それを理解した上で乗ると、こんなに「面白い125cc」はなかなか無い。

回してナンボのエンジン、軽さを活かしたヒラヒラ感、
ヒザだけで曲がるようなコーナリング。

そして何より、この見た目。

ハーフカウルにセパハン、細部まで作り込まれたディテールで
この価格帯。

正直、意味がわからないレベル。

「加速」じゃなく「速さ」を求める人向けの兄貴向けバイク。

だからこそ刺さる人には、めちゃくちゃ深く刺さる。

・大型バイクのサブ機が欲しい人
・昔の“回して走るバイク”が好きな人
・所有感重視で選びたい人
・人と被らない1台が欲しい人

このあたりに当てはまるなら、かなり危険な1台です。

気づいたら契約してます。

いや、マジで。

368,000円(税込)でこの体験は、
ちょっとズルい。

これはもう、“買い”です。
どこで買えばいいのかは知らんけど。

最後までお読み頂き、ありがとうございましたー。
2028年くらいのHONDA friends official motorcycle ambassadorを狙って、さまざまなメーカーのバイクを試乗し、これからもガチレビューに挑戦したいと思っております。

この記事が少しでもバイクライフの潤いになったら、励みになりますので是非もう少し下段のグッドボタンをよろしくお願いします。 stonemaker003でした!

※編集部注:PAPIOは東京都「CFMOTO 東京ショールーム」、千葉県「moto shop CHRONICLE」などの正規代理店で購入が可能です。
詳細は各社ホームページまで。
CFMOTO 東京ショールーム:https://cfmoto.tokyo/
moto shop CHRONICLE:https://cfmoto.chronicle521.com/
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