アプリリアはアメリカ建国250周年を記念した限定モデル「Aprilia X 250TH」をMotoGP開催中のアメリカで発表した。MotoGP最先端技術を結集し、世界初の市販カーボンブレーキを搭載したこの240psの究極の限定車は、わずか30台が生産される。

MotoGP直系の最先端カーボンブレーキシステム

Aprilia X 250THは、MotoGP専用装備であるカーボンブレーキを市販バイクとして世界で初めて搭載したモデルである。Brembo製のカーボンブレーキシステムは、MotoGPで使用される直径340mmのカーボンディスクと、冷却フィン付きのビレットアルミニウム製キャリパーを組み合わせた。

カーボンディスクは従来のスチール製ディスクの半分の重量であり、シンタードパッドと比較して約3分の1の軽量化を実現したカーボンパッドとともに、過酷な使用条件下でも安定した制動性能を発揮する。

これにより、MotoGPプロトタイプマシンに匹敵するライディング体験と制動力が提供される。マルコ・ベッツェッキとホルヘ・マルティンが駆るAprilia RS-GPと同等の制動力を発揮する点が、最高峰のモーターサイクルレース選手権との直接的な繋がりを象徴している。

星条旗カラーと240psが織りなす究極の空力性能

アメリカ国旗をモチーフにした壮大な「星条旗」カラーリングが施されたAprilia X 250THは、240psを誇るRSV4シリーズ史上最もパワフルなモデルだ。165kgの軽量ボディは、かつてないライディング体験を実現するパワーウェイトレシオを発揮する。空力性能も際立った特徴であり、MotoGPで培われたAprilia Racing独自のシートウイングやテールウイングを含む先進的なソリューションが採用された。

これらの空力パッケージは、コーナリング時の空力的荷重を増加させ、グリップ力と安定性の向上に貢献する。PAN Compositi社製のカーボン製フェアリングはMotoGPバイクと同じ製法で作られ、直線走行時の垂直荷重はAprilia RSV4の5倍、コーナリング時は3倍となり、安定性とグリップ力を高める。また、SCプロジェクト製のチタンMotoGPレプリカダブルエキゾーストがパフォーマンスとレーシングサウンドを最大限に引き出す。


 

アプリリア X 250TH主要諸元

・全長×全幅×全高:未公表
・軸間距離:未公表
・最低地上高:未公表
・シート高:未公表
・装備重量:未公表(乾燥重量:165kg)
・エンジン:1099cc 65°V4 エンジン
・最高出力:240HP / 13,750rpm
・最大トルク:131Nm / 11,750rpm
・燃料タンク容量:未公表
・変速機形式:未公表
・ブレーキ形式(F/R):Brembo製カーボンディスク / ディスク(ニッケルメッキキャリパー)
・タイヤサイズ(F/R):PIRELLI スリックディアブロSBK 125/70 / 200/65
・販売価格:15万米ドル(米国市場向け) /11万5000ユーロ(税別・その他の市場向け) ※日本からは購入不可

アプリリア「X 250TH」公式サイト:https://www.aprilia.com/jp_JA/aprilia-world/racing/aprilia-x-250-th/

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