ヒョースンモーター・ジャパンは、中国の老舗メーカー「クインキー」の国内輸入販売を開始することを発表した。第一弾として、250cc空冷シングルエンジンを搭載した「クラシック250」と「ビッグフット250」を2026年5月に発売する。クラシック250が49万9400円、ビッグフット250が51万9200円という、エントリー層にも注目の価格設定となるシンプルなスクランブラーだ。

都会派のクラシックと野性味あふれるビッグフットが日本初上陸

1956年に中国で誕生したクインキーは、長年にわたり同国の二輪産業を牽引してきた実績を持つ老舗メーカーだが、今回初めてヒョースンモーター・ジャパンから日本市場への正式導入開始がアナウンスされた。その第一弾は「普遍的な美しさを追求した」というレトロスタイルの2モデル、『CLASSIC250』『BIGFOOT250』だ。
両モデルともに、心臓部には信頼性の高い249cc空冷SOHC2バルブ単気筒エンジンを搭載。日本導入にあたっては、過酷な使用環境でも安定した性能を維持するため、オイルクーラーが新たに追加された。最高出力は13kW(17.7PS)を発揮し、シングルエンジン特有の心地よい鼓動感と力強いトルクを街中からツーリングまで幅広く堪能できる。排気系には、キレのあるサウンドを響かせるレトロなメガホンマフラーが装備され、ライダーの所有感を満たしてくれるはずだ。

車体構成にはダイヤモンドフレームを採用し、フロントには径41mmの正立フォーク、リヤにはツインショックを組み合わせた。燃料タンクは14Lの容量を確保しており、燃費に有利なレギュラーガソリン仕様と相まって、ロングツーリングでも大きな安心感をもたらす。現代的な利便性への配慮も抜かりなく、スマートフォン等の充電に役立つタイプAとタイプCの2系統を備えたUSBポートをハンドルスイッチ部に標準装備する。

中国・クインキーの2モデルが日本初上陸。いずれも250ccシングルのシンプル&クラシカルなモデルだ。

エンジンは249ccOHC2バルブ。日本仕様ではオイルクーラーを新たに装着している。

ラインナップされる2機種は、それぞれ独自のキャラクターが与えられている。都市部での走行をイメージした「クラシック250」は、シンプルかつクラシカルなデザインが最大の特徴。マットブラックのボディにブラックスポークホイールを組み合わせ、洗練された都会的な佇まいを見せる。メーターには視認性に優れたフル液晶ディスプレイを搭載し、ヘッドランプには明るいLEDを導入した。タイヤサイズはフロント19インチ、リヤ18インチの設定で、堂々としたシルエットを構築している。

LEDヘッドライトのクラシック250はロードスポーツスタイル。

メガホンマフラーを装備したストリート仕様だ。

一方の「ビッグフット250」は、よりラフロードを意識した装備が魅力。エンジン下部を守るスチール製のスキッドプレートやマフラーガード、ブレーキリザーバータンクガードといったプロテクションパーツを各部に配置した。メーターはスクランブラーの雰囲気にマッチする指針式のタコメーターを組み合わせた、コンビネーションタイプを採用している。前後17インチのホイールにはブロックパターンのタイヤを装着しており、最低地上高を240mmまで高めることで、未舗装路でも思いのままの走りを楽しめる仕様だ。またヘッドライトがバルブ式であり、これも近年はむしろ珍しい装備でレトロ感を際立たせる。

ビッグフット250は近年珍しいバルブ式ヘッドライト。アップハンドルやフェンダーでオフテイストの仕上げ。

サイレンサーやエンジンにはガードが標準装備されている。

価格はクラシック250が49万9400円、ビッグフット250が51万9200円(いずれも税込)に設定された。発売は2026年5月を予定しており、これに先駆けて2026年3月27日から開催される「東京モーターサイクルショー2026」にて実車が初公開される予定だ。

CLASSIC 250(2026)

発売日:2026年6月
メーカー希望小売価格:49万9400円

マットブラック【新色】

CLASSIC 250(2026)マットブラック

CLASSIC 250(2026)主要諸元

・全長×全幅×全高:2,100mm X 850mm x 1,150mm
・軸間距離:1,380mm
・最低地上高:210mm
・シート高:790mm
・装備重量:148kg
・エンジン:空冷4ストローク単気筒 249cc
・最高出力:13kW (17.7PS) @ 7,500rpm
・最大トルク:18Nm (1.84kgf.m) @ 6,000rpm
・燃料タンク容量:14L
・変速機形式:5段リターン
・ブレーキ形式(F/R):F:295mmディスク ピンスライド2POTキャリパー (ABS)/R:210mmディスク ピンスライド1POTキャリパー (ABS)
・タイヤサイズ(F/R):F:110/90-19/R:130/80-18
・販売価格:499,400円(税込)

BIGFOOT 250 Scrambler(2026)

発売日:2026年6月
メーカー希望小売価格:51万9200円

マットグリーン【新色】

BIGFOOT 250 Scrambler(2026)マットグリーン

マットブラック【新色】

BIGFOOT 250 Scrambler(2026)マットブラック

BIGFOOT 250 Scrambler(2026)主要諸元

・全長×全幅×全高:2,060mm X 800mm x 1,150mm
・軸間距離:1,380mm
・最低地上高:240mm
・シート高:805mm
・装備重量:154kg
・エンジン:空冷4ストローク単気筒 249cc
・最高出力:13kW (17.7PS) @ 7,500rpm
・最大トルク:18Nm (1.84kgf.m) @ 6,000rpm
・燃料タンク容量:14L
・変速機形式:5段リターン
・ブレーキ形式(F/R):F:295mmディスク ピンスライド2POTキャリパー (ABS)/R:210mmディスク ピンスライド1POTキャリパー (ABS)
・タイヤサイズ(F/R):F:120/90-17/R:120/90-17
・販売価格:519,200円(税込)

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    イギリスにはこれと全く同じバイク(エンジンも同じくスズキ製)があるのに、なぜ中国製のを選ばなきゃいけないのか。

    まあ値段が安いだけが利点だけど。

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