1989年の画期的なモルフォ展示から4年で新たなフラッグシップをリリース!

スポーツバイクのフロントサスペンションは、一部の例外を除いてほぼテレスコピックフォークという、2本の円筒が伸縮する構造ばかり。
車体が傾くと旋回方向へ追従しながらスムーズに曲がれる仕組みで、シンプルでコストもかからない利便性で広く採用されてきた。
ただ高性能化で、超高速からの減速Gなど大きな負荷が加わると、円筒が伸縮する際にインナーとアウターの嵌合部分(お互い嵌まっている長さ)に撓む(たわむ)応力がかり、衝撃吸収する動きを止めてしまうほど妨げる
これは前輪の路面追従性を著しく損ない、安定性を欠き転倒のリスクもある。
この減速Gに耐える面と、衝撃を吸収する面とを切り離そうとする、ひとつの手段がハブ(センター)ステアという方式。
日本の4メーカーもレースでの新規開拓やモーターショーでの試作展示などに何度も見られた方式だが、構造がやや複雑なことのあって、実用化は海外の小メーカーや工房に限られていた。
そんな中、ヤマハは1993年にGTS1000A(ABS装備モデルにはAが付加される) の市販車をリリース、世界から注目を浴びたのだ。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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