今年もホンダは日本最大級の二輪イベント・モーターサイクルショーの各会場に出展。その出展ラインナップのアナウンスが始まった。その中には昨年海外発表された「CB1000GT」も登場。CB1000ホーネット/CB1000Fの兄弟機ながら、スポーツツアラーとして個性を発揮する新モデルだ。

今回の出品は「参考出品車」としてであり、発売日や諸元は明らかではない。まずはディテールをチェックしてみよう!

1000cc3兄弟の末弟がついに日本登場へ!?

昨年秋のミラノショーにて世界初公開された「CB1000GT」は、同社のフラッグシップ・スポーツネイキッドであるCB1000ホーネットのプラットフォームを活用しつつ、オンロードツアラーとして改良を受けたスポーツツアラーモデルだ。パワーユニットはベースと設計を共有する1000ccの直列4気筒エンジンだが、シートフレームや電子制御サスペンション、搭載空力特性を追求した大型のハーフカウルとスクリーンを採用。同じくCB1000ホーネットの兄弟機として昨年発売された、CB1000Fとはまったく異なる個性的なモデルとなっている。

モーターサイクルショーでの出展が発表された「CB1000GT」。CB1000ホーネットの兄弟機となるツアラー。

欧州では昨年秋のEICMAで初公開されていたが、日本でもようやく一般公開。ハーフカウルやシートフレームの変更でベースと差別化されている。

今回、モーターサイクルショーでは「参考出品車」としての展示となるため、詳細な諸元は明らかになっていない。そこで昨年の欧州発表を参照すると、スイングアーム長/トレール量はホーネットよりも延長されており、ホイールベースは1455mmから1465mmに長くとられる。前後重量配分も見直されているほか、車両重量229kgと軽量に抑えられている。そしてアップライトなライディングポジション、厚みを増したシートで快適性を向上させつつ、シート高は825mmに設定されている。

そしてサスペンションには、ショーワ製の電子制御サスペンション「Showa-EERA(エレクトロニカリー・イクイップド・ライド・アジャストメント)」を装備。センサーとして日本精機製6軸慣性計測ユニット(IMU)が標準装備されており、幅広い走行条件下で最適なコンプレッション/リバウンドダンピングレスポンスが得られる仕様だ。このシステムはECUからの車速情報、IMUからの車体姿勢情報、ストロークセンサーからのフォークの挙動情報という3つの情報に基づいて、ストローク速度に応じて最適なダンピング力を自動的に調整できるという。さらに制御系では専用のPGM-FIとTBW(スロットル・バイ・ワイヤ)セッティングにより、長距離走行性能を重視するコンセプトに基づいて、スロットル開度初期におけるパワーデリバリーをスムーズにし、長距離走行時のライダーとパッセンジャーの疲労軽減を図った。

エンジンはCB1000ホーネット同様149.6ps/1100rpmを発揮する1000cc直列4気筒エンジンを採用。専用セッティングの電子制御にも注目したい。

欧州でのシート高は825mmとホーネットよりも高いが、日本仕様ではローシートなども採用されるだろうか?

アップライトなハンドルポジションで疲労感は低そう。メーターは5インチフルカラーTFTスクリーンで、「Honda RoadSync」に対応している。

オプショパーツのパニアケースは、フル装備すると100Lを超える大容量を誇る。

フロントマスクはCB1000の面影を残すが、トガったフェアリングやオプションのフォグランプで印象は全く変わっている。

これらの諸元、仕様が日本仕様と同様になるかは現時点では不明ながら、公開された車体ではフルパニア/フォグランプ/ハンドルガードなどのオプションパーツもフル装備しており、日本でもスポーツツアラーとして活躍できるキャラクターを持っているのは間違いナシ。他の新型モデル同様、こちらも続報を楽しみに待ちたいモデルだ。

CB1000GTはホンダの現行ラインナップでは空白の「リッター直四ツアラー」を埋めてくれる期待の新型モデル。実車はMCショー会場でチェックだ!

参考:CB1000GT(2026/欧州仕様)主要諸元

・全長×全幅×全高:2135×930×1290mm
・ホイールベース:1465mm
・シート高:825mm
・車両重量:229kg
・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒1000cc
・最高出力:110.1kW(149.7PS)/11000rpm
・最大トルク:102N・m/8750rpm
・変速機:6段リターン
・燃料タンク容量:21L
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-17、R=180/55-17

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    ホンダ(しっかり作るので重い印象あり)にしては軽いですね。デザインもいいかな。

  2. 匿名 より:

    見た目も完全にホンダ版のヴェルシスですな😅

  3. 匿名 より:

    エンジンオイルの異常消費の問題は解決したのだろうか?
    でなければ、同じエンジンを積むこれも同様の問題を掛けてる事になるが。

  4. 匿名 より:

    スポーツツアラーと銘打ってるけどデザインはアドベンチャー寄りなのね
    YAMAHAのFJ寄りの高速ツアラーデザインの方が差別化出来て良かったような…
    どちらにせよ買わん(買えん)けどw

  5. 匿名 より:

    各社に同じような車種がありますし何なら4気筒1000ccで元SSのエンジンはスズキのGXがあります
    正直真新しさはないですよね

  6. GPX250Rii より:

    ヤバい!めちゃめちゃイケメン!

    オイル消費問題があるけど…
    欲しい!!

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