2025年の中国・重慶ショーで新型CB500スーパーフォアを発表したホンダは、フルカウルの4気筒スポーツ・CBR500R FOURも世界初公開した。正式情報はないが、細部やエンジンから見てCB500スーパーフォアの兄弟モデルと見て間違いない(2025年9月に公開した記事を加筆修正の上、再掲載しています)

フルカウルながらオールラウンダー?

重慶モーターショーで新型CB500スーパーフォア(以下CB500SF)を発表したホンダは、同時にニューモデル「CBR500R FOUR」も世界初公開した。以前から噂にはなっていたものの、これはちょっとしたサプライズ。ホンダはミドルサイズの4気筒スポーツを一挙に2台も中国で発表したことになる。

メーカーからの公式情報はないものの、フレームやエンジンの外観などから見てCB500SFとプラットフォームを共有する兄弟モデルなのは明白。“ヨンフォア風エキパイ”も共通のようで、このあたりは兄貴分のCBR650R/CB650Rの関係性を彷彿させる。

全体的なスタイリングイメージはCBR400RやCBR250RRなど、ホンダの最新CBR流儀と言えそうなものだが、カウル幅いっぱいに広がったワイドなヘッドライトは500R FOURの新たな意匠で、新たなCBRフェイスの提案と言えそう。併せてテールランプは非常にコンパクトなデザインで、こちらもなかなかに特徴的だ。

    

また、ハンドルはトップブリッジ下に装着されるものの、シートに対してそれなりの高さに配されているように見え、スーパースポーツというより汎用性の高いフルカウルスポーツといった印象(ステップもCB500SFと共通パーツに見え、あまりバックしていなさそう)。ホンダ・スーパースポーツの代名詞“RR”ではなく、500R FOURという穏やかな?車名もその裏付けと言えそうだ。

機能面はCB500SFとほぼ共通。400cc版は2026年発表か?

スチール製ダイヤモンドフレームや倒立フォーク&モノショック、Eクラッチを装備する502ccの水冷DOHC4バルブエンジンなどはCB500SFと共通のようだが、サイレンサーはオーセンティックな真円タイプのCBに対し異型断面のスポーティなデザイン。CB500SFは出力は未公開ながら、ショー現地では80psほどと噂されており、それが本当ならCBR500R FOURも同等かそれ以上の出力と予測される。実際、かなりの速さを見せてくれそうだ。

その他、電子制御スロットルや5インチTFT液晶メーターといった装備面もCB500SFと共通。ちょっと興味深いのはフロントキャリパーがニッシン(アステモ)製にもかかわらず、倒立フォークがアステモグループのショーワ製ではなく、KYB製とされている点(トップキャップにロゴが入る)。CB/CBRともに車両生産は中国と思われるが、パーツの物流的な選択だろうか?

  

カラーリングは銀、黒、赤の3色展開で、重慶ショーの会場には赤と銀の2色が展示されていた。後者のシルバーは差し色にイエローを用いた今風のグラフィックで、シンプルなグラフィックのレッドともども、レーシーさよりも都会的な雰囲気を色濃く漂わせている。ブラックは艶消しのマットカラーだ。

 

CB500SF同様、400cc版の登場とその日本投入には大いに期待したいところで、WebikeプラスではCBとともに2026年の東西モーターサイクルショーで発表され、その秋ごろに発売される2027モデルになるのではと予測している。つまりCB1000Fコンセプトと同じような手法を取ると思われるが…どうなるだろうか?

   

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コメント一覧
  1. きまぐれライダーよっしぃ より:

    海外モデルとして500ccは意味あるとして、日本国内では500ccって微妙でしょうね。
    400ccなら意味あるんでしょうけど…
    大型のカテゴリーとしては650ccもあるし
    個人的にはそっち選ぶな。取り回しも
    ほぼ一緒だろうしさ。

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