150ccホリゾンタルエンジンを核に、フルスクラッチで製作されたフラットトラッカー「snowstorm」。
軽量な車体とシンプルな構成により、扱いやすさと高い走行性能を両立した車両だ。
今回はこのsnowstormを相棒に、フラットトラックの現場で存在感を放つ一人のライダーに迫る。
目次
最初に惹かれたのは、理屈ではなかった
150ccという排気量から想像される以上に、snowstormは強い存在感を放っている。
フルスクラッチならではのバランスと、無駄を削ぎ落としたシンプルな構成が、まず視線を引きつける。
「佇まいに目を奪われました。めっちゃカッコいいな。これは欲しいなって、素直に。」
と語ってくれたのは、オーナーの吹雪さん。
排気量やジャンルを意識する前に、感覚が先に答えを出していた。
フラットトラックを軸に、走り続ける
吹雪さんはビンテージ系モータースポーツに魅了された女性ライダーだ。
フラットトラックではこの車両に加え、FTR223も所有。ビンテージトライアンフでモトクロスにも取り組むなど、ジャンルに縛られないスタイルで走り続けている。
共通しているのは、
「走れるバイクを、きちんと走らせる」という姿勢。
snowstormもまた、その延長線上に自然と収まった一台だ。
Instagram「吹雪さん」
https://www.instagram.com/fubuki_triumph
気に入っているのは、作りの“質”
「コフィン型のタンクと、アルミの質感。溶接の美しさも含めて、全体のフォルムが本当に好みなんです!」
snowstormは、装飾的なカスタムで主張するタイプではない。
必要な要素を高い精度でまとめ上げ、結果として佇まいに説得力が生まれている。
その“質”に、吹雪さんは惹かれている。
軽さは、攻めるための余白
「めっちゃ軽くて、すごく乗りやすい。だから、フラットトラックでみんなの度肝を抜くようなスライドができるようになりたいですね!」
扱いやすさは、限界を探れる余白でもある。
「正直、レースならFTR223にも勝てる速さはあると思います。やっぱり勝ちたい(笑)」
言葉は軽やかだが、視線は常に“次”を見据えている。
snowstormという設計思想
このsnowstormを製作したのは、宮城のカスタムショップ DUCKTAIL(ダックテイル)の代表・渡邊さん。
同時に、フラットトラックイベント HAVE FUN!! の事務局も務めている。
HAVE FUN!!発足時、
「150ccホリゾンタルエンジンを使って、フラットトラックをもっと自由に楽しめるバイクを作ろう!」
というアイデアから生まれたのがsnowstorm。
フルスクラッチで製作するからこそ、目指したのは美しい佇まい。同時に、“走って魅せられる”バイクであることも外せなかった。
Instagram「DUCKTAIL」
https://www.instagram.com/ducktail_watanabe
HAVE FUN!!というフィールド
HAVE FUN!!が、毎月第一日曜日に開催しているフラットトラックイベント、SUNDAY HAVE FUN!!
「フラットトラックを、もっと身近に、もっと楽しく」
そんな思いのもとで続けられてきたこのイベントは、走る場所であると同時に、バイクが育つフィールドでもある。
snowstormもまた、このSUNDAY HAVE FUN!!という場を前提に構想された一台だ。
吹雪さん自身もフル参戦しており、snowstormは常に“走る前提”で使われている。
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そして2026年3月15日には、世界的なフラットトラックライダー、Jeffrey Carver JR. を迎えた、SUNDAY HAVE FUN!!の拡大版イベントが開催される予定!
前後日程では、そのJeffrey Carver JR. を講師に迎えたスクールも予定されている。
もちろん、吹雪さんも、本イベントにはこのsnowstormで参加予定だ。
「フラットトラックにチャレンジしてみたい!」
「興味はあるけど、まずは様子を見学してみたい!」
という方にはビッグチャンス。
是非、足を運んでみてください!
◾︎イベント名:Jeffrey Carver JR. × SUNDAY HAVE FUN!!
◾︎開催日:2026年3月15日(日)9:30〜
◾︎会場:川越オフロードビレッジ
Instagram「HAVE FUN!!」
https://www.instagram.com/have_fun_flat_track_jp
snowstorm:カスタム詳細
・リーファン 150cc ホリゾンタルエンジン
・ヨシムラ製YDキャブレター
・ワンオフ アルミタンク
・ワンオフ シートカウル
・ワンオフ アルミスイングアーム
・前後17インチ ワイドリム
・ワンオフ マフラー
・ワンオフ オリジナルクロモリフレーム(薄肉・高強度・軽量)
フラットトラックに精通したビルダーが、このフィールドでどう走るかを考え抜いた結果の構成だ。
走らせ続けることで、完成に近づく
美しい佇まい。
確かな作り。
そして、それを遠慮なく使い切るライダー。
snowstormは、
飾られるためのバイクではない。
走らせ続けることで、その価値がより鮮明になる。
snowstormの価値は、
数字やスペックでは語りきれない。
それは、コーナーでこのバイクを操る吹雪さんの姿を見れば、自然と伝わってくる。
Instagram「みんなの単気筒」
https://www.instagram.com/minnano_tankito
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エキパイとプラグコードの位置が凄い気になる。
走行中にジュッとなりそう。