ヤマハ発動機販売は、原付一種に新たに追加された区分基準「新基準原付」に適合した新型スクーター「ジョグ ワン」を2026年3月19日に発売する。ジョグシリーズのスポーティなイメージを継承しつつ、124ccのエンジンを制御して搭載することで、従来の原付免許や普通自動車免許での運転が可能だ。発売は3月19日、価格は25万9600円となる。

免許制度の改正に対応した新世代の原付一種スタンダード

2025年4月1日の道路交通法施行規則の一部改正により、総排気量125立方センチメートル以下かつ最高出力を4.0キロワット以下に制限した二輪車が、原付免許で運転可能となった。ジョグワンはこの新基準に適合させた第一弾モデルであり、日常の移動手段として「求めやすく乗りやすい」ことを重視して開発されている。適用される交通ルールは、ヘルメット着用義務や最高速度時速30キロメートル制限、二段階右折など、これまでの原付一種と変わらない。製造はヤマハモーター台湾が担当し、国内での年間販売計画は1万台を見込む。

低いコストと便利な性能が愛されてきた「ジョグ」が新基準原付で復活! 3月発売となる。

心臓部には、走りの楽しさと環境性能を両立する設計思想「ブルーコア」に基づいた空冷単気筒エンジンを採用した。グローバルモデルのジョグ125をベースとし、最高出力を3.5キロワット(4.8馬力)へ制御している。しかし機構的には125ccモデル同様、静粛な始動をもたらすスマートモータージェネレーターを搭載。これは始動時にスターターモーターとして、走行時にはジェネレーターとして機能するシステムで、従来の減速ギアを不要としている。結果として、エンジンの軽量・コンパクト化とともに、耳障りな音を抑えた静かな始動を実現した。排気量に余裕があるため低い回転域でも十分なトルクを得られることは、50ccモデルと大きく異なる利点だ。

エンジンも124ccだが、出力制御によって速度は原付一種クラスに。ただしトルクは段違いで、パワフルな加速を楽しめる。

スマートモータージェネレーターの採用により、「キュルキュル」というモーター回転音がないなめらかな始動を実現。

95キロの軽量ボディと高い実用性を両立したパッケージング

車体はジョグ125と同様の軽量なアンダーボーン型フレームで構成され、車両重量は95キログラムに抑えられた。シート高は735ミリメートルに設定されており、クッションの硬さを最適化することで良好な足つき性と快適な居住性を両立している。また、リアブレーキ操作でフロント側にもバランスよく効力を発生させる「ユニファイドブレーキシステム」を装備した。制動時の車体挙動に穏やかさをもたらすこの機能は、初めて二輪車に乗るユーザーを強力にサポートする。

日常の使い勝手を左右する収納面では、容量約21.3リットルのシート下スペースに加え、フロントには600ミリリットルサイズのペットボトルが収まるトランクを確保した。さらに、最大荷重1.5キログラムの折りたたみ式フックや、取り回しの際に握りやすいグラブバーも標準装備となっている。外観は、フロントカウルと一体化したフラッシャーや、サイドカバーの滑らかな曲線がダイナミックな印象を与えるデザインにまとめられた。これらの装備&外観は125モデルと同様で、これまでの50ccモデルにはない利便性に注目だ。カラーはマットダークブルー、パープル、ブラック、シルバーの4色が用意されている。

広いフットスペースと容量約21.3Lのシート下収納で利便性は125ccと同様だ。

ジョグシリーズの魅力は高い利便性のほか、クラス最安のプライスがウリのコストパフォーマンスにもあった。今回登場した「ジョグ ワン」の気になる価格は25万9600円。従来の50cc「ジョグ」18万1500円からは7万8100円という大きな値上がり、また先行して登場しているホンダの新基準原付「ディオ110 ライト」が23万9800円のところやや高い設定だ。しかし同等装備のジョグ125は26万7000円であって、こちらよりも価格は抑えめ。原付一種ユーザーの乗り換え、またビギナーライダーの選択肢が増えたのは喜ばしいといえるだろう。

JOG ONE(2026)

発売日:2026年3月19日(木)
メーカー希望小売価格:25万9600円

マットダークブルー【新色】

JOG ONE(2026)マットダークパープリッシュブルーメタリック1/マットダークブルー

パープル【新色】

JOG ONE(2026)ダークグレーイッシュマゼンタメタリック1/パープル

ブラック【新色】

JOG ONE(2026)ブラックメタリックX/ブラック

シルバー【新色】

JOG ONE(2026)シルバー3/シルバー

JOG ONE(2026)主要諸元

・全長×全幅×全高:1,740mm × 675mm × 1,090mm
・軸間距離:1,205mm
・最低地上高:110mm
・シート高:735mm
・装備重量:95kg
・エンジン:空冷4ストローク、SOHC、2バルブ、単気筒、124cm³
・最高出力:3.5kW(4.8PS)/5,750r/min
・最大トルク:7.7N・m(0.79kgf・m)/3,000r/min
・燃料タンク容量:4.0L
・変速機形式:Vベルト式無段変速/オートマチック
・ブレーキ形式(F/R):機械式リーディングトレーリングドラムブレーキ/機械式リーディングトレーリングドラムブレーキ
・タイヤサイズ(F/R):90/90-10 50J/90/90-10 50J
・販売価格:25万9600円

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    世間ではこの値段で「高い」と思ってる頭脳の残念な人がいるようで。

    例えば1999年に発売された2スト50ccのスクーター「スーパージョグZR」の新車価格は約18万円。
    翌年の2000年に発売された、同じく2スト50ccのスクーター「スズキ・ZZ」の新車価格は約19万円。

    それから約25年の月日が流れた上に125ccベースのバイクを原付一種仕様にしたうえで25万円なんて、ほぼ利益出ないくらいのバーゲン価格だぞ。

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