日本でも人気の高いホンダの本格的アドベンチャーモデル「CRF1100L AFRICA TWIN」の2026年型モデルが、ヨーロッパで発表された。
熟成の域に至ったアドベンチャーマシン
新しいグラフィックとカラーリングを採用した2026年型「CRF1100L Africa Twin」は、真のラリーマシンのルックスとフィーリングを備え、オフロード性能に明確な焦点を当てている。排気量1084ccの並列2気筒エンジンは、最も使用頻度の高い低中速域、そして中高速域のトルク向上に重点を置き、最大トルク112N・m/5500rpm、最高出力75kW/7500rpmを発揮する。
ミッションはマニュアルとDCTの2タイプが用意され、DCTはTFTタッチスクリーンから操作できる「Gスイッチ」により、ギアチェンジ時のクラッチの滑りが軽減され、トラクションとバイクのコントロール性が向上。さらに、傾斜角検知機能により、傾斜に合わせてシフトパターンを最適化し、最大限のコントロール性を実現する。
シャーシにはCRF450R譲りの堅牢なスチールフレームとアルミスイングアームを採用。チューブレスタイヤは、ホイールを外さずに修理を容易にしてくれる。ホイールサイズはフロント21インチ、リア18インチで、ブレーキはフロント310mm、リア256mmのローターを組み合わせる。サスペンションはショーワ製で、45mm径倒立フロントフォークとリモートリザーバー式リアショックアブソーバーを装備し、どちらもアジャスタブル機構を備えている。
搭載されるボッシュ製の6軸慣性計測ユニットは、7段階HSTC、3段階ウィリーコントロール、コーナリングABS(オフロードモード付き)、リアウィリーコントロール、そしてDCTのコーナリング検知を制御。ライディングモードは、「URBAN」、「TOUR」、「GRAVEL」、「OFF-ROAD」の4つがプリセットされている。また、クルーズコントロールも標準装備されている。
ライディングポジションは高めのハンドルバーで直立し、優れた視界、そして立っていても座っていても快適な操作性を提供。シート高は850/870mmの2段階調整が可能となっている。
特徴的なデュアルLEDデイタイムランニングライトが視認性と安全性を高め、クルーズコントロールも標準装備している。アグレッシブなスタイルのフロントフェアリングには、5段階に調整可能なウインドスクリーンが組み込まれており、ライダーの好みに応じて視界を最大化したり、防風効果を高めたりすることができる。
コックピットの中央には6.5インチカラーTFTタッチスクリーンがセットされ、バイクのシステム操作に加え、Apple CarPlay®、Android Auto®、Bluetooth接続にも対応し、日常的な使い勝手を向上させている。
ヨーロッパ仕様のカラーは「パールグレアホワイト」、「グランプリレッド」、「マットバリスティックブラックメタリック」の3色が用意される。
また、スタンダードモデルに加えて大型タンク(24L超)、大型スクリーン、電子制御サスペンション、コーナリングランプなどを備えて長距離ツーリング性能&オフロード性能を高めた「CRF1100L AFRICA TWIN ADVENTURE SPORTS」も同時発表。こちらも主要な変更点はカラーバリエーションのみだ。
CRF1100L AFRICA TWIN主要諸元(2026)
・全長×全幅×全高:2330×960×1485mm
・ホイールベース:1575mm
・シート高:850/870mm
・車両重量:231kg(MT)/242kg(DCT)
・エンジン:水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒1084cc
・最高出力:75kW(102PS)/7500rpm
・最大トルク:112N・m(11.42kgm)/5500rpm
・変速機:6段リターン
・燃料タンク容量:18.8L
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=90/90-21、R=150/70-18
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