Webikeプラス恒例の「初夢スクープ」。2026年の午年は登場濃厚・大注目のあの機種を軸に、多くのユーザーが「欲しい!」と思えるバイクを3台、新年のご挨拶がわりに提案させていただきたい。元旦から3日連続でお送りする当企画、2回目の記事はスズキ編だ。

 

CG制作:妄想絵師SRD
バイク雑誌で編集者としてスキルを磨くも、元々は自動車デザイン学科卒業という絵心が爆発しCG製作者へ転身。その精緻な仕上がりのCGは海外メディアでも広く知られるほど。永遠の1台はスズキGSX1100Sカタナ。
CGの無断転用を禁じます【Don't repost!】
※当記事のCGは編集部の妄想です。スズキには全く関係ありませんので、販売店への問い合わせはご遠慮ください。

〈共通前文〉第2次400NKブームがやってくる?!

2025年9月に発表されたCB500スーパーフォアの国内仕様・新型CB400スーパーフォアの登場が確実視される2026年。兄弟車のフルカウルスポーツ・CBR400R FOURの国内登場も濃厚とあり、2026年は今まで以上に「ヨンヒャク」に注目が集まる年になるとWebikeプラスは予想している。

独自の免許制度によるガラパゴスなジャンルだが、扱いやすいとされる600クラスよりさらに軽量コンパクトであり、足着き性もよく取り回しにも優れるヨンヒャクは、パワーも十分でロングツーリングでも大きな不満を感じない。そもそも二輪免許の保有数は大型の約737万人に対し、400ccまでの普通二輪免許が約1098万人と圧倒的に多いのだ(JAMA調査「2025 日本の自動車工業」より)。

そんなヨンヒャクが盛り上がりそうな2026年だが、せっかくなら1989年のカワサキ・ゼファー(400)が巻き起こした400ネイキッド(以下NK)ブームのような盛り上がりを再び見たい。CB400スーパーフォアの復活が濃厚な2026年は、あの再来を夢見る絶好のチャンスと思うのだ。

というわけで2026年の初夢は「あの時代のヨンヒャクNK、再び!」である。価格的に手の届きやすい400ccは若年ライダーの有力な愛車候補だし、軽量かつ魅力的なヨンヒャクなら「もう少し乗ろうか」と、ベテランのバイクライフを延長させる可能性も秘める。“ここ10年の国内市場はヨンヒャクが鍵を握る”は決して言い過ぎではないだろう。ともあれ初夢だけに、お屠蘇のアルコールでフンワリと夢気分に読んでいただければ幸いだ。

2025年9月の中国・重慶ショーで発表されたホンダCB500スーパーフォア。502ccの新開発エンジンにEクラッチ装備と内容的にも気合い十分。2026年春の東西MCショーで国内版400の登場が期待される。

CB500スーパーフォアとエンジン/車体を強要するCBR500R FOUR。RRを名乗らない車名からは、カリカリのスーパースポーツではなく、フルカウルのオールラウンダーキャラが想像できる。

これは胸熱!“ムートのカタナ”をヨンヒャクで

2025年10月に発売されたDR-Z4S/SMを筆頭に、11月のミラノショーではSV-7GXを発表し、2026年はGSX-8T/TTの国内登場も間近と予想されるスズキ。いま最も動きのある国産メーカーと言っても過言ではなく、Webikeプラスでも大注目している。

ただし、これらの新機種は完全なオールニューではなく、既存エンジンに大幅なアップデートを加えて転用している。つまり400NKをスズキに望むなら、ベースとなるエンジン探しが先決となりそうだ。そこでWebikeプラスが目をつけたのがGSX-R600。日本では新車購入できなくなって久しいが、排ガス規制が異なる北米ではいまだ現役。このエンジンのボア・ストロークを変更して400cc化…というシナリオを初夢として描きたい。

2026年も北米で現役を張るGSX-R600(写真は2025年型)。基本的な内容はビッグチェンジを受けた2011年型を踏襲している。

 

これには2006年に発売されたGSR400という前例もある。2004/2005年型GSX-R600のエンジンを積むGSR600をベースに、ボアダウンで599.4cc→398ccとした車両だった。GSX-R600のエンジンは2006年型で完全刷新され、現行型もその流れを汲んでいるため、GSR600/400系のエンジンはもう生産されていないのだが「600ベースの400」という手法は現行エンジンでも実現可能だろう。

デザインは普通に考えればバンディットやインパルスといった、90年代スズキ400NK代表選手の復刻が定石だろう。しかし、バンディットは今見ても優れたデザインながら、CB400スーパーフォアに対抗するにはちょっとインパクトが弱く感じてしまうし、インパルスは、特にカウル付きのタイプSがGSX-8TTとイメージ的に被ってしまう。

2006年に登場したGSR400。2009年のモデルチェンジでそれまでの400最強となる61psを発揮したことでも知られる。エンジンは2005年までのGSX-R600がベースで、現行型とはクラッチ軸の配置が異なる別ユニットだ。

1989年に登場したバンディット400。鋼管トラスフレームに水冷ながら細かなフィンの切られたエンジン、エキパイの曲線美など、デザインは今見ても素晴らしい。

GSX400インパルスはネイキッドブーム真っ只中の1994年に登場。やや遅れてGS1000Sレプリカと言えるビキニカウル付きの「タイプS」も追加された(写真は小改良後の1996年式)。

 

となれば…ここはカタナしかないだろう! それも、ファンが熱狂するのはハンス・ムートの初代復活をおいて他にない。現行1000ももちろん悪くないが、モーターサイクル史に燦然と輝く、あのデザインに勝るバイクなど存在しないのだから仕方ない(やや独断入ってます)。それに「もっと気軽にカタナに乗りたい」というファンは一定数存在するはずで、中古車の250&400カタナが高止まり傾向なのはそうした背景もあるはずだ。

そもそもハンス・ムートを崇拝する原理的カタナファンもそれなりのお年。軽く扱いやすい400ベースで初代カタナが復刻されれば「我がカタナ人生、これが最後の1台で悔いなし!」となり得る可能性も秘めている? スズキ最大の引き出しを開けるのは今では…と思うのだが?!

やはり、コレだと思うのですよ…。(写真は1990年式GSX1100S)

スズキは1991年にGSX250Sカタナを、翌1992年にGSX400Sカタナ(写真)をリリース。2台ともハンス・ムートのデザインを忠実に再現しており、400は星型スポークホイール(しかもフロントは18インチ)まで新作する凝りようだった。

GSX-4S KATANA (仮称)予想CG

ハンス・ムートのオリジナルカタナを忠実に再現しつつ、外装のエッジを強めてちょっぴりモダン化。ヘッドライトやメーターといった装備も最新化している。エンジンは現行GSX-R600をベースに最新型のGSX-R1000R的な装飾を加えてみた。フレームは GSX-8S/Rをベースとしたが、ダウンドラフトのGSX-R系エンジンだとちょっと厳しい?(GSX-8S系はサイドドラフト) そのへんはCGということで…。

【GSX-4S KATANA・IMAGE CG】いまだ捨て難い魅力を放つオリジナルカタナのデザインを、身近なヨンヒャクで味わいたい。車名は最新スズキ流儀で!

カラバリ案その1。ブラック外装に金足は定番だけど、ワルっぽい雰囲気がカタナにもハマる!

カラバリ案その2。ブラック外装は赤などのカラーホイールも決まる。今っぽい雰囲気に!

カラバリ案その3。2020年に限定100台で発売された現行KATANAのの特別色・キャンディダーリングレッドを再現。いいね!

カラバリ案その4。現行KATANAの2025モデルに投入されたパールビガーブルーがムートカタナにも似合う。

カラバリ案その5。ちょっと彩度を抑えたブルーで爽やかに。

こちらはプチ変更案。カタナのイメージカラー・シルバーでもスズキロゴやシートのブラックアウトでグッとシックに。大人っぽいぜ。

こちらもプチ変更案。ちょっとラインを入れて、今っぽくバーエンドミラーにしてもいい雰囲気!

 

画像ギャラリー (16枚)

 

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    スズキの場合、乗り味もオリジナルに合わせてくるので好きです。バンディットもいいなあ。

  2. 匿名 より:

    尻切れの寸詰まりデザインじゃない方が好き。

  3. 匿名 より:

    イカス
    貧乏なわしゃ250がいいな

  4. 匿名 より:

    このお尻なら現行のXSR900がイメージ付きやすいかな。
    それでもここまでは長くないけど。

  5. akahebi348 より:

    旧刀、部品ナイナイ尽くしのあっても価格倍倍だから、維持が本当に難しい。これがホントなら相当惹かれます。

  6. 匿名 より:

    その前に普通にGSX400Rでいい。
    2発でいい。
    GSX250Rが400になったらマジで公道ツーリング無敵。
    珍走じゃなくツーリングね。

  7. 匿名 より:

    ZもCBも新しいやつは微妙にデザインが改変されてしまっているので、もしカタナがこのデザインで出るなら買いたいです。

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