中国・杭州の杭州サターンパワーテクノロジー株式会社のモーターサイクルブランド「BENDA」(ベンダ)は、つい先日、日本での発売が発表されたばかりである。そのBENDAがミラノショー(EICMA)で世界デビューさせたのが、水平対向2気筒+モーターというハイブリッドパワーユニットを搭載した「P51ハイブリッドコンセプト」だ。

最高出力は2スト並みの62ps、トルクは1000cc級の100N・m!!

EICMAに展示されたBENDAのP51ハイブリッドコンセプトは、小排気量クラスの常識を覆すモデルと言える。搭載されるパワーユニットは、250ccの水平対向2気筒エンジンとモーターをモジュール式ハイブリッドシステムで組み合わせたもの。

250ccのボクサーエンジンというだけでも注目を集めるが、さらにハイブリッドとしたことで最高出力は62ps、最大トルクに至っては100N・mと1000cc級の性能を発揮する。facebookで公開されているPVを見ると、モーターユニットはクランクケースの前方下側に取り付けられている。そして、このP51ハイブリッドコンセプトは、0-100km/h加速わずか3.7秒と、スーパースポーツバイクに匹敵する性能を実現している。

「P51ハイブリッドコンセプト」のネオレトロデザインは、航空機からインスピレーションを得ているという。

フレームのメインパイプがそのままシートレールになるデザインが秀逸。シート形状もユニークだ。

250ccの水平対向エンジンとモーターを組み合わせたパワーユニットは、最高出力は750ccクラス並みの62ps、最大トルクは100N・mと1000cc並みのパワーとトルクを発生する。

エンジンは上方から吸気し、下方に排気する方式で、インテークパイプ部分が非常に太いのが特徴的だ。リアサスペンションはモノショックタイプとされる。

 

P51ハイブリッドコンセプトが纏うネオレトロデザインは航空機からインスピレーションを得ており、ヴィンテージ感と未来的な精密さを融合させている。重量は178kgと非常に軽量で、航空機をイメージしたLEDヘッドライトや、シャープなボディデザインが、この革新的なハイブリッドパフォーマンスバイクのビジョンを完成させている。

P51ハイブリッドコンセプトは、真のイノベーションはサイズではなく、スマートなパワーユニットと大胆なデザインだ。このバイクはBENDAがモーターサイクルの未来に向けて踏み出した、力強い一歩と言えるだろう。P51ハイブリッドコンセプトが公開されたスペックで市販されるとしたら、日本のメーカーもうかうかしていられない。

航空機をイメージしたというヘッドライトは、正面から見るとプロペラがモチーフになっている。

フロントフォークはガーターフォークをイメージさせるデザインだが、スプリングが露出していないのでテレスコピックにカバーを取り付けたものかもしれない。

テールは短く切り上げられており、スイングアームにマウントされたリアフェンダーにテールライトとウインカーが取り付けられている。

以下3枚の写真は同社のフェイスブックより。全体的なスタイルはネイキッドとクルーザーの中間といった印象。

EICMAではエンジン単体も展示。

クランクケース下に配されるハイブリッドモーター。筐体にはメカニカルなフィンが刻まれる(恐らくデザインだろうが)。

 

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    1シリンダー125ccにしては大きすぎない?

  2. ミケ より:

    こんなんカッコよすぎでしょ…このまま出るなら、最後の1台でもいいかな。
    水平対向、軽く感じるからなぁ…
    中国国内、あまり大きなバイクは見なかった…
    車は凄かったけど…

  3. 匿名 より:

    最近の中国メーカーは各社意欲的なエンジンやデザインを採用していてレプリカ全盛の頃の日本メーカーのような勢いを感じます。
    乗り心地や耐久性等の情報が少ないので購入の選択肢にはまだまだ入りませんが気になる存在です。

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