独創的なデザインや技術を用いた「DRAGSTER」でその名を知られるイタルジェットが、モダンクラシックなデザインと最新のテクノロジーを融合させた「Roadster 400」をEICMA2025で世界初公開した。見ての通り、ネオレトロなスタイルとイタルジェット流の最新技術を合体させた、何ともイタリアンらしいスーパースクーターだ。

イタルジェットらしさが光るモダンクラシックモデル

EICMA 2025で発表した「Roadster 400」は、イタルジェットにとって大胆な新しい方向性を示すものとなる。この新型モデルはレトロなスタイルと最新のテクノロジーを完璧に融合させている。

ボディデザインは丸みを帯びたクラシカルなものだが、フレームはトレリスタイプとされ、フロントにはDLASと呼ばれる片持ちタイプのサスペンションが装着される。

スタイルはいわゆる「ロンスイ」で、リアタイヤはボディワークから大きくはみ出している。ステアリング機構と一体化したブレーキキャリパーはニッシン製で、大径のディスクと組み合わされる。

 

「Roadster 400」のデザインは戦闘機からインスピレーションを得ながら、過去の古典的なシルエットをオマージュ。 タービンインテークを彷彿とさせる特徴的なサイドパネルは単なるデザインではなく、サイドマウントされたツインラジエーターに空気を送り込む機能的な冷却ダクトとなっている。

ボディの両サイドに設けられた大きなエアインテークは、サイドマウントされるラジエーターに空気を送っている。

 

フレームは「DRAGSTER」シリーズでも採用されているトレリ​​スフレームで、そのフレームの間に独立したフューエルタンクが挟み込まれるようにマウントされている。

フロントには、イタルジェットの象徴的な片持ち式サスペンションを進化させたDLAS(ダイナミック・リンケージ・アーティキュレーテッド・ステアリング)が初採用され、高い精度と他に類を見ない個性的なビジュアルを実現。

ホイールはビレットスポークタイプが装着され、ニッシン製のブレーキキャリパーはステアリング機構に挟み込むという、極めて個性的な方法でマウント。ショックユニットはオーリンズ製のモノタイプで、足の間に挟まれるようにセットされている。

オーリンズ製のフロントショックユニットは、このように足の間に配置される。フューエルタンクはトレリスフレームの間に設置される。

ハンドルからアクスルシャフトへと伸びる転舵用のステアリングアームは、ラジアルマウントキャリパーを挟み込むという斬新極まりない構造。

リアを見ると、シートの下から突き出したアクラポヴィッチ製ツインエキゾーストパイプの間に、オーリンズ製のショックユニットを配置。こうした車体を構成するあらゆる要素が、エンジニアリングの卓越性とイタリアの芸術性を物語っている。

シートの下から突き出したツインタイプのアクラポビッチ製エキゾーストシステム。クラシカルなデザインのサイドパネルとの対比が面白い。

リアのショックユニットもオーリンズ製で、大きなリンクを介してサイレンサーの間に取り付けられている。

 

この「Roadster 400」は単なるスクーターではなく、スタイル、パフォーマンス、そしてデザインが再構築された、新世代のモデルとなっている。

ITALJET ROADSTER 400

ITALJET ROADSTER 400

ITALJET ROADSTER 400

 

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    すごくカッコいい。だがブレーキパッドを交換するだけで重労働な感じがする。

  2. 匿名 より:

    乗るよりは、飾って眺めたいタイプだな
    レトロでメカメカしくハイテク、ロマンの塊

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