2025年に創立70周年迎えたヤマハ発動機は、それを記念したカラーリングを発表した。このカラーは、2026年モデルのヨーロッパ仕様「YZF-R9」、「YZF-R7」、「YZF-R3」、「YZF-R125」、そしてアメリカでは「YZF-R1」にもラインナップされる。

「YZF-R」シリーズに70周年を記念したカラーを設定

ヤマハの70周年を記念したカラーは、1999年に限定販売されたレース仕様の「YZF-R7(OW-02)」のカラーをベースにしており、ホワイトとレッドの組み合わせは、1990年代にヤマハが発表した革新的なスーパースポーツモデルを彷彿とさせるものだ。

2026年モデルの「YZF-R」シリーズには、2025年のダッチTTで披露された70周年を記念したカラーが採用される。

この70周年記念カラーは、「モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム」と「プリマ・プラマック・ヤマハMotoGPチーム」がTTサーキット・アッセンで披露した。「ヤマハレーシングチーム」と「YART(Yamaha Austria Racing Team)」も鈴鹿8時間耐久ロードレースで70周年記念カラーを採用し、ヤマハレーシングチームのジャック・ミラー、アンドレア・ロカテッリ、中須賀克行の3選手が2位表彰台を獲得して70周年に花を添えた。また、FIMスーパーバイク世界選手権とFIMスーパースポーツ世界選手権に参戦するヤマハチームも、10月にヘレス・サーキットで行なわれたレースで、このカラーリングにインスパイアされたデザインを採用した。

日本では10月30日に2025年モデルが発売されたばかりの「YZF-R9」だが、ヨーロッパでは早くも70周年記念カラーをラインナップした2026年モデルが発表された。

ホワイトとレッドを組み合わせたヤマハの70周年カラーは、1999年の「YZF-R7(OW-02)」のカラーをモチーフにしている。

ひと目でヤマハとわかるこのカラーリングは、過去のレーシングマシンやレーサーレプリカを思い起こさせるものだ。

2026年ヨーロッパモデルでは、「YZF-R125」、「YZF-R3」、発表されたばかりの新型「YZF-R7」、そして数々の賞を受賞し、日本では発売と同時に完売となった「YZF-R9」に、ホワイトとレッドの70周年記念カラーが設定される。また、アメリカでは継続販売される「YZF-R1」にもこのカラーが設定される。

高品質なパールホワイトと鮮やかなスポーティレッド、ブラックを組み合わせ、ヤマハの歴史的なスピードブロックグラフィックがあしらわれる。各モデルのロゴは1990年代当時のデザインを再現し、象徴的な音叉マークはヤマハのファクトリーレーシングマシンと同様にシルバーではなくゴールドとなっている。

フューエルタンクの上面には、ヤマハの創立70周年を記念したロゴが配置される。

ヤマハのファクトリーレーシングマシンと同様に、音叉マークはゴールド仕様となる。

2026年の日本仕様にもラインナップを期待したい「YZF-R9」の70周年記念カラー。

2026年モデルで電スロ&6軸IMU搭載を採用した「YZF-R7」の70周年記念カラー。

日本では250cc版の「YZF-R25」も期待したい「YZF-R3」の70周年記念カラー。

日本では150cc版の「YZF-R15」も展開される「YZF-R125」の70周年記念カラー。

2026年のアメリカ仕様に設定された「YZF-R1」の70周年記念カラー。国内販売にも期待したい。

2026年モデルのスーパースポーツシリーズは、この70周年記念カラーに加え、標準カラーのアイコンブルーとブラックもアップデートされる。

2026年モデルの「YZF-R」シリーズにヤマハの70周年記念カラーが登場。アメリカでは「YZF-R1」にも設定される! (11枚)

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