11/4に開幕したミラノショー(EICMA)にて、ホンダは新たに5機種にEクラッチを搭載し、オプションとして設定すると発表した。エンジンでは755ccと 471ccの並列2気筒系で、日本では400cc版へのEクラッチ投入が期待される。
一挙に5機種! いずれホンダ全車がEクラ化?
今回、新たにEクラッチを搭載したのは2026モデルのXL750トランザルプ/CB750ホーネット/CBR500R/NX500/CB500ホーネットの5機種。エンジンで言えば755ccのユニカム並列2気筒車と、471ccの並列2気筒DOHC車だ。
注目はトランザルプとホーネットの755cc系で、市販Eクラッチ車としては初めて電子制御スロットルと組み合わされる(9月のCB500SFの方が発表は先だが、それより前に発売されるという意味だろう)。これによりシフトダウン時の自動ブリッピングや、トランザルプではオフロード走行で後輪が空転していてもスムーズなシフトアップが可能だという。
さらに471ccのCBR500R/NX500/CB500ホーネットに採用されたことで、同系エンジンのレブル500/CL500や、日本仕様の400cc版・CBR400RとNX400のEクラッチ搭載も濃厚になったと言っていい。
Eクラッチは発進から変速、停車までクラッチレバー操作が一切不要で(変速操作は必要)、かつ通常のMT車としても操作可能なメカ。イージーにもスポーティにも対応できる懐の広さを持ち、かつヒトケタ万円の追加で選択できる価格も自慢だ。
Eクラッチのレイアウト的には、メカニズムをクランクケース上に置き横方向の張り出しをゼロとするCB500SFのようなタイプではなく、CBR/CB650Rなどと同様に右側クラッチカバー上にアドオンするタイプ。ホンダUKが公開しているスペックを見ると、車重増はCB750ホーネットでMT車+4kg(196kg)、XL750トランザルプで同+6kg(216kg)、500系の3車はどれも+3kgと発表されている。
また、日本とはあまり関係ないが、今回の5機種はすべて欧州のA2ライセンス仕様(35kW=48ps以下に出力を抑制した段階免許制度用)が用意されており、これはEクラッチとは初めての組み合わせになるという。
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やったぁ~!!\(^o^)/
「NX500に設定」って事は、国内「NX400にも設定」の期待が高まった~!!