「THE KING IS BACK」というフレーズと共に、10月28日に発表が予告されていたヤマハのニューモデルは、「キング」ことケニー・ロバーツがかつて駆った「YZR500」や「YZR750」をイメージさせるUSインターカラーを纏った「XSR900 GP」だった。

「USインターカラー」をイメージした「レジェンドイエロー」を採用

ヤマハのスポーツヘリテージシリーズは、過去の時代におけるヤマハの最も象徴的なライダーとマシンに敬意を表しつつ、同時にライダーに最新のエンジン、シャシー、デザインテクノロジーを提供している。その中でも「XSR900 GP」はシリーズのフラッグシップモデルであり、グランプリレースの黄金時代におけるヤマハのチャンピオンマシンからインスピレーションを得ており、息を呑むほど美しいマシンに仕上げられている。

新しい「レジェンドイエロー」は、キング・ケニーのライディングによりWGPを戦った「YZR500」をイメージさせる。

200kgと軽量な車体、そしてセパレートタイプのハンドルが生み出すスポーティなライディングポジションなどは、往年の「レーサーレプリカ」を思い起こさせる。

「XSR900 GP」は、トルクフルなCP3エンジンをアルミデルタボックスフレームに搭載し、美しいレーサースタイルのボディワーク、そしてヤマハに脈々と受け継がれるレーシングDNAを備え、発売以来多くの熱狂的なライダーから支持を集めている。2026年モデルの「XSR900 GP」は、グランプリモーターサイクルレース史上最も影響力のある人物の一人、「キング」ことケニー・ロバーツをトリビュートしている。アメリカ人初のワールドチャンピオンである「キング・ケニー」は、500ccクラスで3度のタイトルを獲得し、ヤマハに13年間在籍。数々の記憶に残るパフォーマンス、特に1975年のインディマイルレースでの忘れられない走りは、AMAレースの伝説として語り継がれている。

2026年型「XSR900 GP」は、1980年代のグランプリレースの「黄金時代」を彷彿とさせるアッパーカウルを装備する。

パッセンジャーシートにはボディカラーに合わせたシートカバーが装着され、1980年代スタイルの角ばったリアエンドデザインと相まって、レーサーらしいルックスを完成させる。

ヤマハのレーシングヘリテージを体現した2026年モデルの「XSR900 GP」は、1970年代から1980年代にかけてロバーツがGPで勝利を収めた「YZR500」を彷彿とさせる。「レジェンドイエロー」と名付けられた新しいカラーリングは、大胆なイエローとホワイトの配色に、象徴的なブラックのヤマハスピードブロックをアクセントとして配し、レトロなレーシングバイクの美学と最先端のパフォーマンスを融合させた力強いビジュアルを生み出している。

この2026年型「XSR900 GP」は、鮮やかな新色「レジェンドイエロー」に加え、既存の「レジェンドレッド」も引き続きラインナップされる。現状ヨーロッパモデルとしての発表ではあるが、日本への導入も期待したい。

イエローをベースにホワイトのラインと、ブラックの「ストロボライン」を組み合わせ、「USインターカラー」をトリビュートする。

ホイールも当時の「YZR500」と同様のゴールドにペイント。このカラーに合わせたアンダーカウルもぜひ用意してほしいオプションだ。

エキゾーストシステムには従来のようなサイレンサーが存在しないため、コンパクトな印象を受けるサイドビュー。

デルタボックスフレームや倒立フォークなど、当時の「YZR500」よりも進化した装備を持つ。アッパーカウルにブラックで入る「GP」の文字がイエローに映える。

フロントビューのホワイトペイントはゼッケンプレートをイメージさせる。リアビューはコンパクトなテールデザインがレーサーイメージを生み出す。

5インチフルカラーTFTディスプレイを搭載。アナログスタイルのタコメーターなど、往年のレーシングバイクにインスパイアされた4種類の表示テーマから選択可能だ。

搭載されるエンジンはヤマハが誇る並列3気筒のCP3エンジン。R1由来の6軸IMUやクルーズコントロール、第3世代クイックシフター、A&Sクラッチなど最新のヤマハテクノロジーの組み合わされる。

シート下のサイドパネルは、レーシングスタイルのDリングファスナーで固定されている。サスペンションは前後ともフルアジャスタブルタイプのKYB製だ。

ゴールドにペイントされた軽量アルミホイールに、ハイグリップな「ブリヂストン Battlax Hypersport S23」を履く。

2026 Yamaha XSR900 GP: Born From Glory

XSR900 GP主要諸元(2026・ヨーロッパ仕様)

・全長×全幅×全高:2160×810×1180mm

・ホイールベース:1500mm

・シート高:835mm

・車両重量:200kg

・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列3気筒890cc

・最高出力:87.5kW(119PS)/10000rpm

・最大トルク:93N・m(9.5kgm)/7000rpm
・変速機:6段リターン

・燃料タンク容量:14L
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク

・タイヤ:F=120/70-17、R=180/55-17

「キング」の伝説を現代に甦らせる、「USインターカラー」イメージの新色を採用した2026年モデルの「XSR900 GP」がヨーロッパに登場! (13枚)

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コメント一覧
  1. れじ より:

    タンクのスピードブロックが省かれてるのといまだにフルカウルにならんのが興醒めだわ

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