北米市場で「実に450らしい450」と評価されてきたヤマハYZ450F。450らしい牙の鋭さはそのままに、アクセル開け始めの素直さとフロント周りの安心感を同じ方向で底上げしてきたのが26年型だ。試乗会場となったSUGOの固い路面でも、コーナー進入は落ち着き、立ち上がりで速い。今回のモデルチェンジの核になるのはフレームとエンジンである。

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450の現在地と、YZが背負ってきた強さ

450は「上級者だけが扱えるモンスターマシン」という言い回しで括られがちだった。ロードで言えばMotoGPと同格、最上級クラスである。一般人には扱えなくて当然、トップライダーたちですら手こずるのが「ヨンゴー」。現在、バイクメーカー各社は、そのハイパワーをどう扱いやすさと両立させるかで競っている。ヤマハの答えはシンプルで、開発責任者・石埜PL(プロジェクトリーダー)は「スロットルを閉じた状態からの開け始めをライダーが驚かないような自然なつながりにする。トップエンドは犠牲にせず、中低速を厚くする」と言う。もう一つの柱はフロント周りだ。「接地感、安心感、信頼感。不整路を走る以上、余計な心配事を減らしてリラックスして走れること」。この二つの“やりたいこと”を、今回はフレーム側とエンジン側の両方に手を入れて、同じ方向へ揃えてきた。

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情報提供元 [ Off1.jp ]

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