ZRX1200はヨーロッパだと理解不能でZRX1200Sがメインターゲット!

2001年、カワサキはZRX1100をZRX1200へとモデルチェンジした際、新たにハーフカウル付きのZRX1200Sをリリースした。
そもそもZRXリシーズのルーツは、1980年代にアメリカでは全米選手権AMAのスーパーバイクレースがアップライトなネイキッドスポーツで争われ、カワサキZ1000Jに乗るエディ・ローソン選手が制覇したのを記念してレプリカを販売したのがきっかけ。

このローソンレプリカが、走りを意識したネイキッドのアイコン的存在となり、とくに日本では長きにわたり人気カテゴリーとなっていた。
しかしヨーロッパとなると、アップハンドルのレースなどあり得なかったのと、ツーリングといえば長距離で高速道路の制限速度も高く、大型バイクでいわゆるネイキッドというカテゴリーはメジャーな存在ではない。

それでもZRXを長年継続してきたカワサキは、ZRXを1200へとモデルチェンジする機会に、ハーフカウルを装着したツーリングスポーツを加えることにしたのだ。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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