大型モデルが主力のBMWモトラッドだが、近年は400cc以下の普通自動二輪免許で運転できるモデルも増えてきている。マニュアルモデルはもちろんオートマチックモデルもあり、エンジン車とEVがラインナップされる普通自動二輪免許モデルを紹介していく。
目次
充実の装備を持つコンパクトロードスター
312ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンを、コンパクトなスチール製フレームに搭載するロードスター「G 310 R」。このG 310 Rに搭載される単気筒エンジンは後傾したシリンダーを持ち、シリンダーヘッドが通常とは180°逆にセットされた、いわゆる後方排気方式を採用している。この独特のエンジンによって車体の重心位置を前輪方向へと持っていき、俊敏性と扱いやすさを実現。フロントフォークは倒立タイプを採用し、フロントブレーキにはラジアルマウントタイプキャリパーが奢られる。また、電子制御スロットルシステム「ライド・バイ・ワイヤ」やスリッパークラッチなどを標準装備し、コンパクトモデルとは言え細部までBMWモトラッドの思想が反映されている。
G 310 R主要諸元(2025)
・全長×全幅×全高:2025×820×1120mm
・ホイールベース:1380mm
・シート高:785mm
・車両重量:164kg
・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒312cc
・最高出力:25kW(34PS)/9250rpm
・最大トルク:28N・m/7250rpm
・変速機:6段リターン
・燃料タンク容量:11L
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70-17、R=150/60-17
・価格:66万9000円〜
“GS”のネーミングを与えられたミドルアドベンチャー
後方排気タイプの312ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載した、ミドルサイズのアドベンチャーモデル「G 310 GS」。「GS」の名の通りオフロードバイクのデザインをベースにしたアドベンチャーバイクらしい外装を持ち、ホイールサイズはフロント19インチ、リア17インチを採用。ただし、G 310 Rベースということもあり、あくまでもロードユースが主体にデザインされている。ブレーキとクラッチレバーを4段階に調整でき、レバーとハンドルバーの距離は最大で6mm近づけることができるので手の小さい人でも正確な操作が可能となる。その他、ライド・バイ・ワイヤやスリッパークラッチ、エンジンの回転を常に完璧に安定させるオートマチック・アイドリング機能を搭載して扱いやすさをアップしている。街乗りからロングツーリングまで、快適なライディングを楽しむことができるモデルだ。
G 310 GS主要諸元(2025)
・全長×全幅×全高:2190×880×1250mm
・ホイールベース:1420mm
・シート高:835mm
・車両重量:175kg
・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒312cc
・最高出力:25kW(34PS)/9250rpm
・最大トルク:28N・m/7250rpm
・変速機:6段リターン
・燃料タンク容量:11.5L
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/80-19、R=150/70-17
・価格:74万円〜
スタイリッシュなビッグスクーターモデル
いわゆるビッグスクーターモデルの「C 400 GT 」は、BMWらしい先進的な装備とスタイリングが与えられている。エンジンは349ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒で、CVTトランスミッションと組み合わせることでパワフルでスムーズな走行性能を実現している。ABSはもちろん、MSR(エンジン ドラッグ トルク コントロール)やASC(オートマチック スタビリティ コントロール)、DTC(ダイナミック トラクション コントロール)といった電子制御を搭載することによって高い安全性を確保。コックピットには10.25インチ TFT液晶カラー・ディスプレイが装備され、コネクティビティ プロにも対応する。その他、キーレスライドや、四輪車でも採用されているロゴとともに足元を照らすフロア・ライティングなども装備する。また、大型のスクーターに求められる収納力も強化され、シート下の収納スペースは従来比で約12L拡大。シティユースはもちろん、余裕のある車格とパワーでロングツーリングも楽しめるモデルだ。
C 400 GT主要諸元(2025)
・全長×全幅×全高:2205×815×1500mm
・ホイールベース:1565mm
・シート高:765mm
・車両重量:216kg
・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒349cc
・最高出力:25kW(34PS)/7500rpm
・最大トルク:35N・m/5750rpm
・変速機:CVT
・燃料タンク容量:12L
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-15、R=150/70-14
・価格:117万1000円〜
先進的な電動モビリティ
床下にスリムなバッテリーユニットを配置し、コンパクトなドライブトレインを組み合わせたスタイリッシュなデザインの電動モビリティ「CE 04」。50km/hまで2.6秒で加速し、最高速度120km/hという動力性能を持ち、1充電での走行距離は約130kmと日常使用において十分なものとなっている。ヘッドライトプロ、デイライト、アダプティブヘッドライト、ABS Pro& DTC、ライディングモードの「Dynamic」などを含んだダイナミックパッケージが標準装備され、そのため日本仕様は、ライディングモードを「Eco」、「Rain」、「Road」、「Dynamic」の4種類を設定することができる。その他、シートヒーター内蔵バックレスト付きコンフォートシートに加えて、「ライト・ホワイト」はグリップヒーターを加えたコンフォートパッケージが標準装備となる。CE 04には約1時間20分で100%充電できるハイスピード充電装置が搭載されているが、ハイスピード充電を使用するためにはMode 3による充電設備が必要となる。また、サービスエリアやパーキングエリアに設置されている、CHAdeMO(チャデモ)式充電器は使用できないので注意が必要だ。
CE 04主要諸元(2025)
・全長×全幅×全高:2285×855×1150mm
・ホイールベース:1675mm
・シート高:800mm
・車両重量:231kg
・パワーユニット:液冷オルタネーター搭載、永久磁石式同期電動機
・定格出力 : 15kW(20PS)
・最高出力:31kW(42PS)/4900rpm
・最大トルク:62N・m/0-4900rpm
・変速機:1速ギヤボックス、モーターハウジング内に統合
・バッテリー:空冷リチウムイオン高電圧バッテリー
・バッテリー電圧(公称電圧) : 148V
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-15、R=160/60-15
・価格:207万1000円〜
遊び心にあふれた新時代の電動バイク
前後14インチサイズのホイールを採用し、最高出力11kWのモーターを搭載した電動モデル「CE 02」は快適な街乗りバイクだ。個性的で斬新なデザインを採用し、スリムでコンパクトな車体は車両重量132kgと軽量で、アップライトなポジションと相まって自由自在に操ることができるバイクに仕上げられている。家庭用コンセントから充電することができ、標準充電時間は230分で80%、330分で100%となる。日本仕様にはクイックチャージャーが標準装備されており、使用することで充電時間は180分で80%、290分で100%に短縮される。1充電での航続距離は約96kmで、50km/hまでの加速時間は3秒、最高速度は95km/hとコミューターとしては十分な動力性能を発揮する。走行モードは「Flow」「Surf」「Flash」の3種類で、「Flow」と「Flash」では回生ブレーキが働くようになっている。メーターには3.5インチのコンパクトなTFTディスプレイを採用し、グリップヒーターやブルートゥース コントロール インターフェイス、スマートフォン ホルダー「SPコネクト」などを装備し、ユーザーのニーズを満たしている。
CE 02主要諸元(2025)
・全長×全幅×全高:1970×876×1140mm
・ホイールベース:1353mm
・シート高:750mm
・車両重量:132kg
・パワーユニット:外部励磁空冷同期モーター
・定格出力 : 6kW(8PS)/5500rpm
・最高出力:11kW(15PS)/5000rpm
・最大トルク:55N・m/1000rpm
・バッテリー電圧(公称電圧) : 48V
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/80-14、R=150/70-14
・価格:126万8000円〜
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電スクはカッコいいと思うけど。200Vオンリーなのと、CE01の素人がアクリルを加工して作ったかのようなスクリーンが嫌。