先日、スズキが公開した「GSX-Rシリーズ40周年記念特設サイト」では、2025年がGSX-Rシリーズ誕生から40年を迎えるアニバーサリーイヤーであることを記念して、シリーズの歴史を振り返るコンテンツが用意されている。その中に差し込まれていたのが、意味深な「Save the Date 31st July JST 16:00」の告知が現れるティザームービーだ。

現段階では詳細は不明なこの動画だが、編集部ではその正体を新型「GSX-R1000R」の登場と予想したい。とするならば、その姿はきっと従来から大きく進化してくるはずだ!

一度は途絶えたスズキのレース活動。しかしGSX-Rは今なお進化中!

1985年にデビューした「GSX-R750」は、登場と同時に同年のルマン24時間耐久レースで優勝をさらい、スズキを代表するスーパースポーツシリーズとして君臨した名機。また独特な油冷エンジンを市販車で初めて搭載したこともポイントであり、多くのファンを生んだ。そんな750も2001年からは排気量をアップした「GSX-R1000」にフラッグシップの名を譲ったが、その後もモデルチェンジを繰り返しつつ、2017年にはトップモデルである「GSX-R1000R」が登場。ライバルメーカーのリッタースポーツと張り合い続けていた。

しかし、2022年モデルを最後に国内仕様はラインナップを終了。これは排ガス規制の影響が大きいとされたが、同年にはスズキのMotoGP&世界耐久選手権へのワークスチーム参戦も終了。レース資金は新EV開発に振り分けるともされ、GSX-Rシリーズの歴史もここまでかと思われた。規制が異なる北米ではGSX-R1000Rの販売は続いていたが、大きなモデルチェンジは今に至るまで行われていない。

1985年に登場したGSX-R750は、シリーズの勇名を刻んだ名機。以降2022年まで、GSX-RはスズキのSSを代表するシリーズとなった。

2017年のフルモデルチェンジにて、最上位グレード・GSX-R1000Rが登場。排気量999cc、出力197PSを発揮し、シフトアシストなど最新装備を搭載していた。

マイナーチェンジを経つつ、2022年を最後に国内仕様は販売終了。しかしその後も北米ではラインナップが続いている。

ところが2024年春、スズキは電撃的に世界耐久選手権「鈴鹿8耐」へのスポット参戦を発表した。東京モーターサイクルショーではスズキ社内選抜メンバーによる「チームスズキCNチャレンジ」の創設と、ワークスカラーのGSX-R1000Rがお披露目され、2年ぶりのレースシーンへの復帰は大注目を浴びた。このチャレンジはサステナブル燃料や、国内外各社のサステナブルパーツを用いた持続可能素材の実用や、未来のカーボンニュートラル実現に向けた研究という側面が大きく、エクスペリメンタルクラスでの参戦となっている。

そして2年目となる今年2025年も、チームスズキCNチャレンジは引き続き鈴鹿8耐に参戦が決定済。さらに全日本ロードレース選手権にもスポット参戦し、ますます活躍の場を広げてきた。マシンの外見も変貌しており、24年にはなかった大型のウィングが装着され、MotoGPなどでは一般化しているエアロダイナミクスの最適化など、より洗練されたレーシングマシンとして進化しているさまが見て取れる。8月1日の開催が迫る鈴鹿8耐での活躍が非常に楽しみだ。

2024年から始まったスズキCNチャレンジでは、サステナブル素材を用いたGSX-R1000Rベースのマシンが8耐に参戦。今年は全日本ロードにも出撃して注目を集めている。

「スズキCNチャレンジ」の研究が市販車にも投入される?

スズキCNチャレンジの新型機が実戦投入される鈴鹿8耐、その前夜となる7月31日(木)には、スズキから何らかの発表がなされることが確定している。先日公開された「GSX-Rシリーズ40周年記念特設サイト」、サイト公開と同時にリリースされた意味深な「Save the Date 31st July JST 16:00」の告知が現れるティザームービーからは、GSX-Rシリーズにまつわる動きがあることが明白だ。

そこで予想したいのが、ついに「GSX-R1000R」が排ガス規制に適合して復活するであろう、ということ。もちろん、3年間の沈黙を破って登場するわけであるから、従来のままとは考えづらい。そこでCNチャレンジが2年にわたる挑戦で積み重ねてきた実戦の成果は、新型GSX-R1000Rに結実すると考えてみたい。とはいえ、CNチャレンジのGSX-R1000Rもその外観は従来からさほど変化はないが、最も大きな差異はフェアリングに装着されたウィングだ。MotoGPでは既に全車両が装着、他ロードレースでも一般化したこのウィングは、ダウンフォースを生み出すことで高速走行時の安定性を高めるとされているが、その他にも様々なメリットが研究されている。

40周年記念サイトで公開されたティザームービーでは、8耐目前の7/31に何かが発表されることが示された!

新型GSX-R1000Rの姿を編集部で予想してみた。ディテールの変化は不明だが、CNチャレンジ譲りのウィング装着に期待大。カラーは初代GSX-Rからの青白が似合いそう!

このため既にリッタースポーツのライバル機たちでは、ウィングを装着した新型機も次々と市販化。ヤマハ・YZF-R1、ホンダ・CBR1000RR-Rなど、GSX-R1000Rのライバル機もそのスポーツ性能を誇示するようにウィングを装備している。ここで投入されるであろう新型GSX-R1000Rにも、もちろん実戦で磨かれたエアロダイナミクスの最適化を期待したいところだ。もちろんそればかりではなく、CNチャレンジのマシンが装着している大型のスイングアームやキャリパーガードなど、レーシングマシンならではの高性能パーツの増設や、エンジン性能の向上も十分可能性はある。もちろんCNチャレンジの主題である、サステナブル素材の採用も注目ポイントだ。

ホンダ・CBR1000RR-Rは2024年モデルからウィングを装着。それ以前も複雑な面構成は見られたが、シルエットはGPマシンに近づいた。

続いて2025年からヤマハ・YZF-R1もウィング装備。さらに新型YZF-R9も目立つウィングを備えており、次世代のエアロダイナミクスを発揮する。

さて、いずれにしても現状はなかなか予想材料も少なく、実際にどういったティザームービーの情報が解禁されるのかはわからない。しかし、既に残り1週間となった鈴鹿8耐、答え合わせの日はすぐそこだ。スズキファンはティザーで予告されている通り、しっかり予定を開けてその日を待ってみよう!

ギャラリーへ (8枚)

この記事にいいねする


コメントを残す

スズキ GSX-R1000Rの価格情報

スズキ GSX-R1000R

スズキ GSX-R1000R

新車 1

価格種別

中古車 22

本体

価格帯 279万円

279万円

諸費用

価格帯 2万円

2万円

本体価格

諸費用

本体

171.4万円

価格帯 154.4~189.9万円

諸費用

10.35万円

価格帯 10.47~10.81万円


乗り出し価格

価格帯 281万円

281万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

181.75万円

価格帯 164.87~200.71万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す