400ccクラスの大人気機種であるホンダGB350。その兄貴分たる「GB500」は当サイトでもスクープしてきたが、ついに登場が間近という情報を掴んだ。オーセンティックなデザインや心地いいエンジンフィールでユーザーの心をとらえたGBに、より深い味わいを楽しめる大排気量版が登場するかもしれない?
●CG制作:SRD
GB350エンジンはボアアップ可能な設計
ホンダ「GB500」の登場が近いという情報を掴んだ。ホンダの大人気車・GB350の兄貴分として存在が噂されてきた機種で、今年3月には欧州でGB500という車名が商標登録され、北米やオーストラリアでも出願済みだったが、ここにきて今夏〜今秋のデビューが濃厚となってきた模様だ。
情報によると、車体はGB350の改良版または新設計となり、外観も350とは異なるデザインとなる模様。つまり単純にエンジンを500cc化するだけではなく、350とはやや異なるコンセプトやキャラクターが与えられる…と見ていいだろう。
注目のエンジンだが、GB350はそもそもがボアアップを見据えた設計で、70mmのボアに対し、シリンダーには片側22mmほどの余肉が持たされている。エンジン設計のプロに聞くと、500ccクラスの空冷単気筒ならこの部分の肉厚は15mm程度あれば成立するため、ボア半径で7mm、つまり14mm程度のボアアップは十分に可能だろうとのこと。となるとボアは84mmとなり、GB350の90.5mmというストロークがそのままでも501ccと「オーバー500」すら視野に入るのだ。

2021年に登場したホンダGB350。登場以来、常に400ccクラスの年間販売台数で1位か2位を獲得している人気機種で、現在はSTD(写真)、スポーティなS、クラシックなCの3グレード展開。今年6月にはカラバリを変更、国内仕様では初となるツートーンカラーがSTDに登場した。 ■GB350(STD)主要諸元 空冷4ストSOHC単気筒 OHC2バルブ 348cc 最高出力20ps/5500rpm 最大トルク3.0kg-m/3000rpm 車両重量179㎏ シート高800mm 燃料タンク容量15L 価格64万9000円(ツートーン車は67万1000円)
現実には13.5mmボアアップの83.5mmで496ccなど、500ccを超えない程度に収めてくると思われるが、それでもGBエンジンのキャラクターを特徴付けるロングストローク設定は維持されている。GB350がどれだけロングストロークなのよ…という話だが、それは500cc化も見込んでいたからかも?
もちろん500cc化となればエンジン内部パーツの多くは新作となるはずで、特にGB350の息の長い加速、その過程で楽しめる豊かな鼓動感を500cc版でも味わわせるには、ギヤ比や吸排気系なども含めたトータルのチューニングが必須。近年、エンジンの味付けにもっとも効果的なアイテムは電子制御スロットルだが、その採用まで踏み込めれば、350ccより深い味わいと将来的な規制対応への余力を両立できるだろう。
ライバルに対抗し、よりモダンな仕立てもアリ?
車体は新設計との情報だが、エンジンがGB350の基本設定を踏襲するなら、500cc化しても大幅なパワーアップとはならないはず。排気量と同様に、GB350の最高出力(20ps)を1.4倍増した28ps程度をGB500の最高出力と仮定すれば、既存車体を大幅に変更せず、各部の補強や多少のディメンション変更でも対応は可能だろう。
気になるのはデザインだが、生産台数は350より控えめという情報もあり、さらに専用のデザインや車体を採用するのであれば、350のパーツを流用して価格を抑えるコスパ路線ではなく、ややプレミアムな方向を目指す可能性も考えられる。
GB350は元々、インドにおけるロイヤルエンフィールド350の攻略機として企画されているが、現地ではトライアンフのスピード400系など、オーセンティックなデザインながらスポーツ方向に振った機種も登場している。“ビッグGB”に後発ロイヤルエンフィールドキラー的な狙いも持たせるなら、350よりもスポーティな仕立てが与えられるかもしれない。
とはいえ真っ先に車名が登録された点からも、GB500のメイン市場となるのは欧州のはず。EUにはA2ライセンスという、乗れるバイクの最高出力を35kW(≒48ps)に制限する免許制度が存在する。初心者ライダーをいきなり高出力車には乗せず、段階的なステップアップを促すためのシステムだが、最高出力が30ps程度と予想されるGB500はこのA2ライセンス対応車としても最適のはずだ。
加えて商標を出願済みの北米なども発売の可能性は高いが、現状では日本における登場は不明。しかしレブル500やCL500といったゴヒャクを国内ラインナップしているのに、あえて500cc版のGBだけを国内投入しない理由は見つけられない。
GB350は市街地や日常使いでは不満のない走りを見せるが、高速道路やロングツーリングでは「もう少しパワーがあれば…」というユーザーもいるはずで、GB500はそんな声に応える待望の1台にもなるだろう。単気筒500ccというジャンルは世界的にもマイナーになってしまったが、そんな先入観をホンダにはぜひ覆して欲しいもの。350よりも濃厚な鼓動感や弾けるレスポンスを味わえる、そんな新世代ビッグシングルを大いに期待したい!
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キャストでいいから350の+10万位で出てくれたら欲しいなあ
バーエンドミラーはださい
レブル500の販売台数を見れば日本で売ってもあまり意味がないのがわかる。 日本では最低600ccないと中間排気量のバイクは売れない。
500は良いね。
高速で余裕が生まれる。
500で28馬力は魅力がないな 新エンジンでお願いします バーエンドミラーも却下
よさそうだけど、2気筒にならないかなぁ?そうなればWに対抗できる。
650で出して欲しいなぁ…
違うんだよ。
レブルは250と共通の車体と、2気筒だからいけないのさ。
ひとつの要因は特別感を得られなかったこと。
ひとつの要因は2気筒なのに500なので他と見劣りしたこと。
単気筒の500だと訳が違うんです。
単気筒だと他には殆ど見られないビッグシングルとして特別な車両になります。
350で足りなかったパワーが補われてストレスが少なくなります。
車体も元々大きいのでレブルのような目に合うことはありません。
ではSR500はどれだけ売れました?