国産旧車ファンの間で、今なお憧れの存在である HONDA CB72(通称:ナナニィ)。
今回は、そのナナニィを“CYB72仕様”へとレーシーにカスタムした、こだわりの一台をご紹介します!

1962年式 HONDA CB72(Dream CB72 Super Sport)

HONDA CB72とは?

1960年に登場したホンダの市販スポーツバイク「Dream CB72 Super Sport」。
ホンダが1959年に初参戦した“マン島TTレース”で得た技術やノウハウをフィードバックして生まれたモデルです。

マン島TTは、当時「世界で最も過酷」とされたバイクレース。ホンダはRCレーサーで参戦し、クラス優勝こそ逃したものの、初参戦ながらチーム賞を獲得。この経験で得た高回転エンジン技術や軽量フレーム構造が、CB72の設計に活かされました。

最高回転数9,000rpmのエンジン、ツーリーディングブレーキなど、まさにサーキットの技術を公道に持ち込んだ革新的なマシン。
CB72は世界中で高評価を得て、ホンダの名を世界に広めるきっかけとなった1台です。

マン島TTレースで得た経験から生まれた市販スポーツバイク(ホンダWEBサイトより)

ホンダの荒川テストコースを快走するCB72(ホンダWEBサイトより)

ホンダ愛が止まらない30代オーナーのCB72

本記事にてご紹介するCB72オーナーは静岡県にお住まいの大橋さん。
CB72の他にもHONDA CB750FOUR、DAX、スーパーカブC110(B.O.B.L.用レース車両)等を所有される生粋のホンダ旧車マニアです。

ナナハンとナナニィを所有する30代前半なんて…そうそういませんよね笑

今回はそんなホンダマニア、大橋さんに愛車CB72についてインタビューしましたので、最後までご覧ください!

Instagram「大橋さん」
https://www.instagram.com/the_racers_edge

オーナーの大橋さんと愛車のCB72

B.O.B.L.(ビンテージカブレース)で激走する大橋さん

CB72購入のきっかけは?

『昔からHONDA CB750FOURに乗っていましたが、CB72、CB450、CB93といった更に古いホンダ車に乗っているバイク仲間が多く…その影響を受けて、より古い車両に興味を持っていました。
ある日…「いつか車両を手に入れた日のために」と、勢いでヤフオクにてホンダ純正のレーシングシート(通称:Yシート)を購入したところ、その翌日に知人経由でCB72が売りに出されている話を頂き…即決で譲り受けました!』

えっ!?そんなことありますか?笑
もう運命以外の何物でもないですね!

旧車好きバイク仲間の影響で巡り会ったナナニィ

車体を買う前に購入したシート!笑

カスタムのポイントは?

『CB72では王道ないじり方ですが、CYB72仕様のCB72改レーサーにカスタムしました。』

えっ!?CYB72って何ですか!?

『CB72には、当時ホンダ純正のレース用パーツ(通称:Yパーツ)が存在していたんです。それらやリプロ品を使いながら、当時のクラブマンレーサー風に仕立てました。
難しい作業は先輩にお願いしつつ、一緒にコツコツ仕上げてきました。エンジンも先輩が組み直してくれていて、今では気持ちよく回る仕様になっています。
外観はヤレ感満載ですが、それを感じさせないくらい走りは快調ですよ!』

レーシーな雰囲気が伝わってきますが、もしかしてレースにも…??

『いえ、レースには出ていません笑
ただ、雰囲気づくりのため、暇な時にワイヤリングもしてみました!』

CYB72仕様にカスタムされたCB72

ワイヤリングが良い雰囲気を出している!

カスタムの詳細

・ホンダ純正Yシート
・ホンダ純正Yステップ
・ホンダ純正ステアリングダンパー
・BIGMAN製 エアスクープ付きブレーキパネル
・ワンオフセパレートハンドル
・ノーマルトップブリッジ加工
(ハンドルポスト部分を切断、溶接)
・タコツボ
・ファンネル (ヤフオクで購入した模倣品)
・RC KAKUDA製 メガホンマフラー
・CB400F用リアサスペンション
・ショートフェンダー(Yパーツ風リプロ)
・リアゼッケンスター(Yパーツ風リプロ)
・当時物タカサゴアルミリム
・セルモーター取り外し
・サイドカバー取り外し
・1962年製の車体に1961年の初期型のクランクケース載せ替え(購入時から)
・エンジン:TYPE 1(180度クランク)

ワンオフで作ったセパハンとハンドルポスト部分を切断・溶接加工したトップブリッジ

メガホンマフラーはRC KAKUDA製、リアサスペンションはCB400F用、ショートフェンダーはYパーツ風リプロをそれぞれチョイス

先輩と一緒に組み直したエンジン周り

スピードメーターとタコメーターが反対方向を刺す、通称「バンザイメーター」

維持にあたって工夫している点は?

『車両の特性上、高回転を多用するのでオイル交換はかなりマメに行っています。あとは旧車を眠らせておくとロクなことがないので時間を見つけては乗るようにしています。』

苦労していることはありますか?

『とにかく部品が高いことです笑
60年代の旧車にしては部品には恵まれている車種ではありますが、壊れた時の財布へのダメージはやはりでかいです 。
常にヤフオクやebayをチェックして予備パーツの確保に努めてますし、故障予防のためのマメなメンテナンスは欠かせませんね。』

旧車維持のための最大のポイントは動かすこと!

時間があればヤフオクやeBayで部品を探す日々!

熱意とこだわりが詰まったナナニィ

ホンダの技術の粋が詰まった名車「CB72」。
当時のレースシーンを彷彿とさせるスタイルで蘇ったこの一台からは、旧車を愛する大橋さんの熱意とこだわりがひしひしと伝わってきました。

「ナナニィって、やっぱりカッコいい」
そんな気持ちにさせてくれる車両です!

また一緒に走りましょう!

Instagram「みんなの単気筒」
https://www.instagram.com/minnano_tankito

旧車を愛する大橋さんの熱意とこだわりが感じられる車両!

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